『店長・マネージャー必見!指揮者から学ぶ究極のリーダー論』<第二章>【タイトル】

『店長・マネージャー必見!指揮者から学ぶ究極のリーダー論』<第二章>

オーケストラをする指揮するマエストロから、飲食店でスタッフをまとめるリーダー(店長やマネージャー)のあり方をテーマに、コラムをお届けしています。

前回は、指揮者がやるべき仕事は決してオーケストラの指揮だけではないことをお伝えしました。

抽象的な話にはなりますが、奏者のやる気を引き出したり、なんのために演奏しているのか人生を意味を投げかけることも、良きマエストロとしての役割の1つです。

今回は、どうすれば演奏家たちのモチベーションを上げられるのか、そして飲食店リーダーが活用するためにはどうすればいいのか考えていきます。

リーダーにはブレない軸も統率力もいらない!?

リーダーにはブレない軸も統率力もいらない!?
はじめに紹介したい動画があります。

TEDという各ジャンルの著名人・専門家が、それぞれのアイデアを聴衆の前でプレゼンテーションをするスピーチフォーラムです。

今回は、イタイ・タルガム氏という指揮者による話を取り上げます。

テーマは「偉大な指揮者に学ぶリーダーシップ」。
5人の偉大な指揮者を紹介しながら、それぞれのスタイルをもとに、リーダーシップとは何かを解説しています。

20分ほどの映像なので、ぜひ目を通してください。

紹介されているのはカルロス・クライバー、リッカルド・ムーティ、リヒャルト・シュトラウス、ヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタイン、すべて世界的に有名な指揮者たちです。

映像では理解が難しい点もあるので、もっとも大切ポイントだけまとめておきましょう。

それは素晴らしい演奏をする指揮者ほど、指示をしなければ命令もしていないという点です。

一般的にはリーダシップで必要とされるよう統率力も権威もいりません。

では、なにが求められるのか。

演奏家たちが、自分の演奏に誇りを持てるようになること。
そして楽しみながら、クリエイティブな演奏ができるようになること。

そのための場を作ることが、指揮者の役割です。

筆者の知人で、堺市でバーを営むオーナー兼、店長がいます。
彼はバーテンダーではありますが、バーカウンターに立つことはほとんどありません。

いつも常連客と一緒にお酒を飲んだり、ゲームで遊んだりしています。
新規客であれば、彼のことを店長であると気がつきません。

「ぼくがバーカウンターに立ったら、お酒が不味くなる。みんなに、ちゃんと仕事せなって思わせるでしょ。お互いにしんどいやん。無理に頑張って褒めるのも気持ち悪い。客席に座って、スタッフの作ったお酒美味しいわって、常連さんと一緒に楽しんどった方が、みんなイキイキと働くねん。オーナーが何もせんと、誰よりも楽しんでたら、スタッフが自分から動き出す。最初はずっとお酒作って真面目に接客もやってたけど、今の方が上手くいってますよ。」

さいごに

『店長・マネージャー必見!指揮者から学ぶ究極のリーダー論』<第二章>【②】
不思議な話にはなりますが、理想的な指揮者のようにお店を巧みに営むオーナー様のエピソードを紹介させていただきました。

このようなタイプの店長が順調に行くのは、実はカリスマ的な経営者、松下幸之助氏のリーダー論が関係しています。

次回は、そのリーダー論を解説しながら結びの章とさせていただきます。

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