コラム127『漫才・コントから学ぶ!宴会が盛り上がる、メニュー表・料理の作り方①』【タイトル】

漫才・コントから学ぶ!宴会が盛り上がる、メニュー表・料理の作り方①

一人芸日本一を決定する「R-1グランプリ2018」(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/R-1GP/?pagelink=rmenu_rmd_program)で、盲目の芸人・濱田祐太郎が優勝に輝きました。

2017年には漫才日本一を決める「M-1グランプリ」(https://www.m-1gp.com/)で、よしもとクリエイティブエージェンシーのとろサーモンが一位に。「キングオブコント」(http://www.king-of-conte.com/2017/)では、同社のかまいたちが勝ち抜いて、その栄光を手にしました。

お笑い大国、日本。

決してお笑いブームとは言えない現在でも、テレビをつければバラエティー番組や報道番組でも、お笑いタレントが活躍しています。また俳優やアイドルでも、芸人のようなお笑いスキルが求めらている現状です。

今回のコラムで着目したいのは、まさにお笑いの力。またはユーモアの力です。飲食店においてお笑いスキルやユーモアセンスは必需ではありませんが、お客様の満足度を高めるためには重要です。

その理由がどこにあるのか、とくに日本独自のお笑い文化にフォーカスをして解き明かします。そして、笑いが勝手に生まれてしまう仕組みも紹介します。

いつもお客様の笑い声で賑わう、そんなお店づくりのためにコラムをお届けします。

飲みニケーションで70%のビジネスマンが、距離を縮めている

コラム127『漫才・コントから学ぶ!宴会が盛り上がる、メニュー表・料理の作り方①』【①】

なぜ筆者が飲食店において、笑いの力を必要と考えているのか。とくに重要視しているのが、人間関係を構築する役割です。

とくに人間関係のトラブルを回避する効果に、大きな期待ができます。あるビジネス書で、このような研究が紹介されていました。

「ロンドン大学のエリカ・デ・コーニング博士が、213名に調査を対象に行ったところ、ユーモアセンスのある人の方が、ない人に比べて人間関係における衝突が67%少ないことがわかりました」(1)

空気が張りつめていたり、危機的な状況に陥ったりした場合、笑いの力によって状況を転換できる。一方で、ユーモアがなければトラブルに巻き込まれやすいということなのです。

しかし、いつも働く職場では緊張感があったり、規範的な振る舞いが求められたりして、先輩や上司、取引先との人間関係で悩まれる方も少なくないのではないでしょうか。

そこで活用されている環境が、飲食店です。お酒を交わしながら関係を構築できる、いわゆる飲みニケーション。

日本生命保険の調査によれば、職場の仲間とお酒を飲みながら親交を深める「飲みニケーション」が必要と考えている人は、日本生命の契約者(アンケート回答者:8,587人)のうち62.0%にのぼることがわかりました。

理由は「本音を聞ける。距離を縮められる」71.3%で最多(2)という結果が発表されています。

では、なぜ飲みニケーションでは距離感が近くなるのでしょうか。飲食店は、緊張感が緩和される場であるからと考えられます。だからこそ酒宴では軽妙なトークが繰り広げられ、無礼講も許されるのです。

さいごに

コラム127『漫才・コントから学ぶ!宴会が盛り上がる、メニュー表・料理の作り方①』【②】

ここで1つ、飲食店を経営されている方、とくに会社員やビジネスマンをターゲットにした居酒屋やレストランを運営されている方に問いたいことがあります。

飲みニケーションの場として利用されているお客様が、良好な関係を構築できるサービスや仕掛けをされているでしょうか。

もっと言えば、自然と笑いが生まれるような、または緊張感がほぐれるような環境を整えているでしょうか。あまりにも見え見えで、狙いすぎると失敗します。では、どのような対策をすればいいのでしょうか。

次回は、日本のお笑い文化を手がかりにしながら、1つのアイデアを提案しつつ成功事例も紹介していきます。

【参考文献・サイト】
(1)水野 敬也・岩崎う大(著)『仕事のストレスが笑いに変わる! サラリーマン大喜利』(2017)文響社

(2)「飲みニケーション」必要6割 「本音聞ける」|毎日新聞

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