飲食SNSマーケティングの仕組みとは?Facebook編

飲食店を宣伝する方法として、いま多いに活用されているのがSNS。SNSアカウントは無料で作成できる上、いまや20代~60代の幅広い年齢層に利用されていることからお店の知名度を上げるためには有効な手段であると言えます。

その中でも多くの飲食店が注目しているのがフェイスブック。
フェイスブックは現実的な人間関係をもとに情報を発信できる性格のSNSであるため、友人や家族、知り合いに企業や店舗の公式な情報を発信するツールとして非常に使いやすいのです。

しかし、SNSに時間を割くことが、本当に意味のある行為なのでしょうか?今回は「フェイスブックで顧客獲得できるのか?」ということをテーマに飲食SNSマーケティングの仕組みをまとめてみました。

飲食店がFacebookを使ってできること

本当にFacebookで顧客獲得できるのか?飲食のSNSマーケティングの仕組みとは
Facebookページを活用すれば以下のことが無料でできるようになります。

⑴公式・最新情報の更新
⑵イベント告知・クーポンの配信
⑶身近な顧客との距離を近づける
⑷興味を持っているユーザーの分析

それでは具体的な内容を1つずつみていきましょう。

無料で有効なFBマーケティングの仕組み4つ

⑴公式・最新情報の更新

公式情報をより詳しく掲載できるフェイスブックは飲食店にとって相性の良いSNSです。
Instagramやツイッターで載せられる情報が

①店名 ②紹介文 ③関連サイトURL ④メールアドレス

であるのに対しFacebookページは

⑤営業時間 ⑥定休日

といった項目が見られます。実際に予約するときに必要な情報が詰まっていることから、他のSNSよりも正式で的確な情報として判断されるということ多いです。

また、某口コミグルメサイトのように、お客様からの評価が点数+コメントで表示できるのも、他のSNSとの大きな違い。ゆえにフェイスブックは企業や飲食店向けだといわれ、多くの企業や店舗でも活用されています。

■Facebookページをもつ実在飲食店舗の例
本当にFacebookで顧客獲得できるのか?飲食のSNSマーケティングの仕組みとは
こちらはすでにFacebookページを作成している飲食店舗のFacebookページです。
公式情報の場としてFacebookページを開設すれば、たとえ店舗が媒体などの販促をしていない場合でも、無料で正しい情報をお客様に届けることができます。他にも修正操作がめんどくさいサイトよりよりスムーズに迅速にかつ簡単に情報の編集ができるというメリットもあります。

⑵イベント告知・クーポンの配信

次はイベント・クーポンの投稿の仕方を説明します。
Facebookページは期間限定のイベント告知やFacebook限定のクーポンを配信することができます。

方法は下記の図をご覧ください。
本当にFacebookで顧客獲得できるのか?飲食のSNSマーケティングの仕組みとは
自身が管理するFacebookページの「イベント」というタブを押すと、
イベントかクーポンか配信したい情報を選択できます。
これを押すと、普通の投稿とは異なり、イベント・クーポンに必要な条件が
すべてフォーマットとして簡単に抜けなく打ち込めるようになります。

さらにこの機能が利点としてあげられるのは、きちんと期限を設定できるということにあります。
上図のこの投稿は7月30日17:00から、31日の23:00までの限定イベントという設定をしています。こうするとイベントが終わると自動的に「イベント終了」という表記に変わり、リアルタイムで投稿内容が継続されているのか、そうでないのかということがわかるようになるのです。

飲食店がこの機能を使うとすれば、周年記念の告知・早割/遅割の時間限定割引クーポンとしてイベント投稿を活用することができるでしょう。説明欄があるのでクーポンを投稿する際に「注文時、画面を見せてくれた方限定にプレゼント」などと記載するとわかりやすく、また、フォロワーだけが使える特別感があることで顧客の満足度にもつながります。

⑶顧客との距離を近づけられる
本当にFacebookで顧客獲得できるのか?飲食のSNSマーケティングの仕組みとは
3つ目は身近な顧客との距離を縮められるという点です。
SNSはフォロワー同士でコメントのやり取りや「いいね」によるアピールを通して、簡単に顧客とコミュニケーションをとることができます。

店の写真や感想を投稿してくれた顧客がいたら、このツールを利用して「ご来店ありがとうございました。お味はいかがでしたか?」「ぜひまたお越しください!」など感謝の気持ちを伝えてみましょう。
来店客の一人一人にしっかりとしたアフターケアをすることで、次回来店・リピート率に繋げることができるかもしれません。

⑷興味を持っているユーザーへの分析

4つ目はFacebookページを利用すると、自分の店に興味を持っている人がどういう人なのかということをデータ分析できるという点です。

これには「インサイト」というツールを使用するのですが、インサイトによって店舗のFacebookを見ている年齢層、男女比率や回数を知ることができ、結果現状どんな客層にアピールできているのかということがわかるようになります。

実際にインサイト画面に移行すると、現状興味を持ってくれている顧客の分析結果がグラフや数値で瞬時に現れます。投稿のリーチ、エンゲージメント、いいねの数などを投稿ごとや月日ごとに分析し
今発信するべき情報は何かということをリアルタイムで確認することができるのです。

今お店がどんな料理やサービスを提供すれば、顧客ウケがいいのかを判断する有力な材料になりますね。
ちなみにFacebookページへのいいね数が30以上ないと、ページインサイトは使用できないのでご注意を。

詳しい使用方法と見方に関しては次回のSNSコラムで!

まとめ

以上、Facebookページがもつマーケティングの仕組みをご紹介しました。
思っていたよりも本格的な内容で驚いた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際の予約にもつながる充実した基本情報の掲載やイベントやクーポンの配信など
他のSNSにはないような実際に予約につながる便利な機能も多数ありました。

よってFacebookぺージを使った顧客獲得が可能であることから
飲食店舗がSNS運用に力を入れる価値があると大いに考えられます。

グルメサイトで店舗情報を掲載していない飲食店舗のオーナーや、より幅広い層にアプローチしていきたいとお考えの方はぜひFacebookページのマーケティング機能を活用してみてください。

参考文献
■株式会社グローバルリンクジャパン『SNSマーケティングのやさしい教科書』
■Webマーケティングに強くなるメディア ferret https://ferret-plus.com/4167

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