「アメトーーク!」から学ぶ、人材によって売上を倍増させる方法②

「アメトーーク!」から学ぶ、人材によって売上を倍増させる方法②

人材の力で売上をアップさせる方法についてコラムを、シリーズ(全3回)でお届けしています。

前回のコラムでは、一度低迷した会社の売上を倍増させた経営者の実例を紹介しました。

ポイントは「奈良の鹿」

「君“なら”出来る」「あなた“しか”任せられない」という「奈良の鹿」言葉を、従業員とのコミュニケーションで取り入れました。

結果的に、従業員はそれぞれの役割を実感して、自信を持って果たすようになりました。

では各スタッフの役割をどのようにして見出せばいいのか、今回はこのテーマに迫ってみます。

手がかりにしたい番組があります。テレビ朝日系列のトークバラエティー番組「アメトーーク!」(http://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/)です。

ただ面白いことを言う芸人の時代は終わった

「アメトーーク!」の放送開始は2003年。
MCは、お笑いコンビの雨上がり決死隊が努めています。

2017年9月17日に放送した2時間スペシャル番組(1)で、平均視聴率は14%をマークするほどの人気ぶり。

番組の内容は、共通点を持った芸人が集まってトークをするというもの。いわゆる「くくりトーク」とも呼ばれており、「〇〇芸人」という1つのテーマでくくられます。
「〇〇芸人」
例えば、「中学の時イケてないグループに属していた芸人」「家電芸人」「高校野球大好き芸人」「長渕剛大好き芸人」「桃太郎電鉄芸人」「花丸・大吉芸人」「ネタ書いてない方芸人」「ハンサム芸人」「立ち食いそば芸人」「お酒飲めない芸人」「運動神経悪い芸人」といったテーマで番組が放送されました。

趣味や特技、欠点、体質、性格過去の体験、人間関係まで多種多様のくくりがあります。「アメトーーク」から学べるのは、芸人が面白い話や漫才、コントをするだけの時代は終わったということです。

面白いことは当然のこと。プラスで、なんらかのキャラや役割が求められます。
いわゆる「くくり」を持つことで、仕事へとつながります。

例えば、2017年11月16日には読書芸人(ピース・又吉直樹、オアシズ・光浦靖子、メイプル超合金・カズレーザー、東野幸治ら)をゲストに、ロケ地である「代官山 蔦屋書店」で「今年読んだ好きな本」をまとめて紹介(2)

番組内で取り上げた書籍の特設コーナーが1カ月間設けられ、一部TSUTAYA店舗ではフェアも開催されました。

読書が好きという趣味があり、それを面白く語られるという役割を果たすで、今後も読書関係の仕事を任せられるでしょう。

現在ではゲーム、漫画、グルメ、スポーツ、音楽あらゆる分野で、それぞれのジャンルに強い「〇〇芸人」が求められています。

最後に

「アメトーーク!」だけではなく、「〇〇芸人」は急増しています。

例えば、ピン芸人で一世風靡したヒロシは「ヒロシちゃんねる」(https://www.youtube.com/channel/UC_ak3ZurSDtT3Kv1RFdrgiA)というYouTube番組を放送しています。

キャンプを趣味としているヒロシ。同チャンネルでは、ヒロシキャンプと呼ぶキャンプ・アウトドア活動の様子を公開しています。この活動はキャンプ雑誌GARVYでも、取り上げられています。
「「〇〇芸人」なら任せられる」「「〇〇芸人」にしか出来ない」仕事
今回紹介した「〇〇芸人」は、まさに「奈良の鹿」に該当することではないでしょうか。キャラを確立することで、「「〇〇芸人」なら任せられる」「「〇〇芸人」にしか出来ない」仕事を果たしているのです。

次回は、今までの考察をヒントにして飲食店経営における人材の活かし方を考えてみることにしましょう。

【参考文献・サイト】
(1)〔視聴率データ〕週間高世帯視聴率番組10 VOL.38 2017年 9月11日(月)~9月17日(日)|Video Research Ltd.

(2)2017年『アメトーーク!』読書芸人の好きな本まとめ。代官山 蔦屋書店ほかTSUTAYAでフェア開催【11月16日(木)放送】|T-SITE Lifestyle

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