フォトジェニックはやっぱり大事!?オーナー必見!インスタグラマーの心を掴む「映える料理」5選

ツイッター、インスタグラムにフェイスブック・・・。いまや美味しそうなグルメの写真を投稿するのは、若者だけでなく中高年の方の間でも流行しています。そこで今回は新メニューの作成に悩む飲食店オーナーさんにSNS映えする「フォトジェニック」なメニューのアイデアをご紹介!

「フォトジェニック」とは?

フォトジェニック(photogenic)とは「写真=photo」と「~に適した=genic」を掛け合わせた造語。“写真映えする”という意味を持ち、現代においてSNS上で「いいね」や「コメント」を数多くもらうことができるもののことを指します。
(参照:https://find-model.jp/insta-lab/photogenic_trend

来店したお客様が自分の店のフォトジェニックな料理をSNSに投稿し、写真が世の中に露出すればお店の知名度も上がりやすくなるというのが事実。

「SNSに投稿されるような料理を作りたい!」
「でも、どんな料理が映えるのかわからない。」

とお悩みのオーナーのために、月間20件近く飲食店を食べ歩く20代SNS好きグルメレポーターが「映える!」と感じたフォトジェニックな逸品をご紹介します。参考にしていきたい“映える”料理の特徴を「#インスタ映えポイント」にまとめていますのでぜひご覧ください。

グルメレポーターが推す「映える料理」5選

1.「ささみユッケ」
ささみユッケ
こぼれ落ちるイクラ!口の中で弾けるプチプチ感が想像できる!

東心斎橋にある創作おでんと鶏料理のお店『おでんと焼鳥 こばこ』のイチ押しメニュー。小さな升の中にお店自慢の鶏刺しを詰め、たっぷりのイクラをのせた逸品。
1粒1粒キラキラと輝くツヤツヤのいくらがぷちぷちの弾ける食感をイメージさせる。

#インスタ映えポイント
・普通料理を盛るものではない、「升」が器になっている。
・もったいない!と思うくらい溢れ出るたっぷりのイクラ。
・イクラの赤、卵黄の黄色、海苔の緑の鮮やかな色合い。

#店舗情報:『創作おでんと焼鳥 こばこ』 

2.「自家製フルーツサワー」
自家製フルーツサワー
レモンの切り口が果実のフレッシュ感をより想像させる。

長堀橋駅に近年新しく出来た炭火焼鳥のお店『鶏一輪』。
インスタ映えを狙ったという自家製サワーは、グラス越しに見える惜しみなく詰めこまれたフルーツが魅力的。切り絵の可愛らしいメッセージカードも思わずカメラに手が伸びてしまう要因に。

#インスタ映えポイント
・贅沢にもギュッと詰められた果肉がシースルーで見える。
・切り絵のメッセージカードが添えてある。しかも手書きのメッセージ付き。
・数種類あるので何杯か並べて撮れば、なお可愛い。(カラフルに)

#店舗情報:『鶏一輪』

3.「蒸し玉ねぎのバターソテー」
蒸し玉ねぎのバターソテー
まさかの玉ねぎ料理がこんなにオシャレに来るとは・・・。

日本橋駅近の海鮮居酒屋『なかよし 千日前店』の季節のおすすめ。何気なく頼んだつもりの「玉ねぎ料理」が想像以上にお洒落で驚き。切り目を入れお花の様に見立てた玉ねぎを、レタスの上に盛り花びらのイラストが描かれた器に盛ることで季節感・テーマ性のある逸品になっている。

#インスタ映えポイント
・玉ねぎがこんなに凝って出てくるというギャップ・意外性。
・春の季節に合わせたお花型の玉ねぎが可愛らしい。
・花びらが描かれた器と料理にテーマがありよく合っている。

#店舗情報:『なかよし千日前店』

4.「ベトナムカスタードプリン」
ベトナムカスタードプリン
プリンに氷!?キラキラとした輝きに女性は弱いもの。

北浜にあるお洒落なベトナム料理店『カムオーン』のデザートメニュー。練乳をふんだんに使った自家製のプリンの上に、なんとクラッシュした氷がトッピングしてある。照明に照らされた氷はキラキラとした輝きを放ち、女性のハートをグッとつかむ。

#インスタ映えポイント
・照明のもと砕けた氷がキラキラ輝いて美しい。
・夏の季節に求められるひんやりとした涼しさがイメージできる。
・プリン×氷の意外性に、立体感のある盛り方が良い。

#店舗情報:『カムオーン』

こんなのもアリ!?ネタ系フォトジェニックも

5.「おばけキノコ」
おばけキノコ
ぎょ!大きなキノコが生えてきた!

難波・千日前の焼肉屋『李休』の野菜メニューの1つ。もちろん肉の盛り合わせも豪華でしたが、こちらはごく単純かつ大胆なフォトジェニック写真だ。大きなエリンギを皿に盛りつけたシンプルな面白さに目を付けたメニュー。まるごとキノコの大きさが目を惹き、垂直に立つのもインパクト大。

#インスタ映えポイント
・このシンプルなインパクトがあえて映える。
・素材を丸ごと、垂直に立つエリンギが面白みがあっていい。
・大胆さがパッと目を惹く。焼いてもきっと美味しいだろうと想像させる。

#店舗情報:『李休』

■まとめ

いかがでしたか?
思わず写真に収めたくなるインパクト、誰かに自慢したくなるような面白みに「フォトジェニック」の要素はあるのです。今回ご紹介したフォトジェニックな写真から共通する要素を3つ挙げてみました。メニューを考案する際には以下のポイントを意識してみましょう。

1.器・素材の組み合わせの工夫で、料理のテーマ性、あるいは意外性を狙う。
 →食器としては意外な「升」や、料理に合う「花柄の器」などを使用。

2.視覚から伝わる情報がダイレクトに食感、味覚、嗅覚に働きかけ、その料理をイメージさせる。
 →溢れ出るイクラのプチプチ感、氷のヒンヤリ感で写真を見た人の五感を刺激。

3.分かりやすい大胆さでファーストインパクトを印象付ける。
 →”まるごと”、組み合わせの“ギャップ”、“こぼれ落ちる”臨場感で第一印象アップ。

まずはお店の料理やイメージに合った試しやすい「フォトジェニック」から挑戦してみてくださいね。また、映える写真はオーナー自身がお店の専用SNSに公開し宣伝として活用していきましょう。

関連「食ジョブコラム~食✕職~」

飲食店の求人情報(正社員・アルバイト)が充実!

食ジョブ 注目の求人

PAGE TOP