コラム167『都心部でトレンドを取り入れずして、集客に成功する飲食店がこだわる3つのポイント』①【タイトル】

『都心部でトレンドを取り入れずして、集客に成功する飲食店がこだわる3つのポイント』①

梅田や心斎橋・難波、三宮・元町、河原町・烏丸といった市街地には、多数の飲食店が集まっています。

いわゆる激戦区。出店や退店の入れかわりも激しいエリアです。
生き残りをかけて、トレンドにあった店づくりで集客をする飲食店も少なくありません。

ただし流行りを取り入れたからといって、必ずしも成功するわけではありません。どのような店舗を出店すればいいのか。

飲食店経営者、とくに個人店を手がけるオーナーにとっては慎重にならざるをえないポイントです。

そこで今回のコラムではトレンドに左右されずに、集客力のある店舗を展開する方法を探っていきます。

筆者が行った飲食店経営者へのインタビューをもとに、成功事例を紹介していきます。

トレンドをおいかけない理由とは

コラム167『都心部でトレンドを取り入れずして、集客に成功する飲食店がこだわる3つのポイント』①【①】

取材をさせていただいたのは、大阪市北区でワインバーを営むオーナーシェフです。

大阪を代表するターミナル駅から1駅。タワーマンションーの建設ラッシュに湧くエリアで、駅から徒歩30秒のところにお店はあります。

駅前には、人気の飲食店が集まっています。そんな中でひと際、存在感を放っているワインバー。お店のコンセプトは、くつろぎです。

たしかに全体的に暗い照明で、優しい木製の椅子とテーブルが並んでおり、お客様がゆったりと過ごせる空間が広がっています。

コラム167『都心部でトレンドを取り入れずして、集客に成功する飲食店がこだわる3つのポイント』①【②】

なぜ、くつろぎをテーマにしたのか伺いました。

「繫華街って、大人が落ち着いて食事できないですよね。くつろぎを売りにしているお店もありますが、時間制限があったり、騒がしかったりとかで実際にはせわしない。作られたくつろぎという感じでしょうか。だから、本当の意味でくつろげる店を都会の真ん中でやってみたかったんです。」

さらに続けて、トレンドに関する考えも語ってくださいました。

「お洒落なお店ですねって、お客様から言っていただくこともあるんです。でも、お洒落とはちょっと違うんです。お洒落ってファッションもそうですが、流行を取り入れるものですよね。トレンドを売りにすると、お客様もトレンドに惹かれて来店します。でも、お洒落な店が新たにできると、そっちに行ってしまう。店づくりで流行を追いかけると、年数が経てばひと昔前の店みたいになってしまいます。大手ならすぐにリニューアルもできるでしょうけど、個人店で簡単じゃありません。だからお客様には、お洒落に楽しんで欲しいわけじゃなく、くつろぎに来てほしいんです。」

実際に集客できているのは、お店のコンセプトにあったお客様です。30~40代以降の落ち着いた感じの方で、週に2~3度は足を運ぶ常連さんも。

グラスワインが1杯800円~という値段設定なので、経済的に余裕のある方がメイン。理想的な集客に成功しているようです。

さいごに

今回はトレンドをおいかけず、くつろぎをテーマにする理由について紹介しました。

お店づくりのコンセプトが明確だからこそ、実現できていることでしょう。では、具体的にコンセプトを日々の営業に落とし込んでいるのでしょうか。どのような店づくり、空間やインテリア、料理を提供しているのか、次回のコラムで紹介します。

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