出店するチャンスはここに。再開発エリアでウケる飲食店に求められるヒットの条件③【タイトル】

『出店するチャンスはここに。再開発エリアでウケる飲食店に求められるヒットの条件③』

再開発の計画やタワーマンションの建設が予定されている関西圏の都市で、どのような飲食店を開業すればいいのかをテーマにコラムを届けしています。

ファミリー層や高齢者、富裕層が集まる都市。
前回は、”生活の一部としての飲食店”に着目をしてみました。

”住みよい街”と”住みたい街”ランキングをそれぞれ比べた結果、日常的に通いやすい飲食店に商機があるという考えに至りました。

では、どのような飲食店が通いやすいと住民は感じるのでしょうか。

今回は、再開発地域ではありませんが、実際の”住みよい街”で人気の飲食店からヒントを学んでいきます。

香芝市での4つの成功事例

出店するチャンスはここに。再開発エリアでウケる飲食店に求められるヒットの条件③【①】

とくに”住みよい街”ランキングで奈良県1位をマークした香芝市を、事例にしてみましょう。

香芝市は、大阪と奈良を結ぶ街として発展。その利便性の高さから、近年は人口増加傾向にあります。また全国で、もっとも高齢者化率が低いことでも知られています。

中核となる駅は、近鉄大阪線「五位堂駅」、JR関西線「JR五位堂駅」、近鉄大阪線「二上駅」、近鉄大阪線「近鉄下田駅」、JR関西線「下田駅」。

とくにファミリー層が流入する都市で、どのような飲食店が支持されているのでしょうか

①『natural cafe Monstera』(『natural cafe Monstera』ホームページ
◆エリア:近鉄大阪線「近鉄下田駅」より徒歩5分
◆特徴:カフェが併設されたベーカリー。天然酵母パンや国産小麦、奈良の「グリーンワーム農場」の無農薬・有機栽培の野菜を使用。アーユルヴェーダ講座やピザづくり教室も開催。

②『ココロ森のカフェ』(『ココロ森のカフェ』ホームページ
◆エリア:近鉄大阪線「二上駅」より徒歩25分
◆特徴:築50年の民家をリノベーションさせたカフェ。近隣農家の野菜や無添加の調味料など自然素材にこだわった料理を提供。

③『cord』(『cord』ホームページ
◆エリア:近鉄大阪線「二上駅」より徒歩15分
◆特徴:コーヒーとスイーツのお店。ロードサイドに位置する、スタイリッシュでお洒落なカフェ。広々とした店内で、ゆったりとランチやカフェができる。

④『cafe braliva』(『cafe braliva』ホームページ
◆エリア:近鉄大阪線「五位堂駅」より徒歩4分
◆特徴:BGMにジャズが流れるカフェ。ジャズライブも定期的に開催。光と緑があふれる店内で、ぶらりと立ち寄りたくなる店。脂質や刺激物・化学調味料などを控えた料理にこだわる。

以上の4店舗となりますが、共通点として

・お店は住宅街、ロードサイド、自然の中にあり、通勤・通学、買い物、子育てといった日常生活で利用しやすい立地に店舗を構えている。

・都心部では重視される立地・アクセスの良さ(駅近くなど)は、あまり影響がない。むしろ自動車中心の社会なので、広い駐車場が重宝される。

・健康や美容に気を使った自然派の食材・料理を提供している。また地元の野菜や食材を使っている。

・気取らずにフラっと入れて、ゆっくりと落ち着いて食事ができる。テイクアウトでも持ち帰れて、食卓でもお店の味を楽しめたり、講座や教室でコミュニティの場所としても参加できたりする。

・平日を定休日にしているお店も多く、休日に家族で訪れたり、日中に友人と食事をしたりするスポットになっている。

といったポイントが見られます。

日々、食べるもの。
日々、足を運ぶ場所だからこそ、上記の点が重視されているのでしょう。

これらが”住みよい街”の飲食店に求められる条件です。

さいごに

5年ほど前、香芝市に引っ越しをした筆者の知人によると、上記のような店舗を巡るのがルーティンワークとなっているそうです。

例えば、休日には夫婦で自転車に乗ってカフェまで出かけてランチ。その後、違うカフェでお茶をしてパンを買って帰る。食卓に並べたいパンを販売しているお店が多いとのこと。

出店するチャンスはここに。再開発エリアでウケる飲食店に求められるヒットの条件③【②】

しかし、再開発が進んでいる都市では駅前に大型商業施設が建設されています。また、車がなくても不便をしないように生活環境が整備されています。

この側面も考えておかなければなりません。例えば、商業施設やタワーマンションの1角で飲食店を営業するケースです。

次回のコラムで、どのような飲食店が成功しているのか実例を紹介します。

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