【限定企画】おこめの関西グルメ旅①~ケンコバも太鼓判!Twitterでバズる飲食店編~1

【限定企画】おこめの関西グルメ旅①~ケンコバも太鼓判!Twitterでバズる飲食店編~

「なぜあのお店は人気なのだろう…?」

読者の皆さんもこのように思ったこと、ありませんか?
飲食店経営者はもちろん、一般の方々も含め多くの人が感じるこの疑問。期間限定版の本コラムシリーズでは月30軒食べ歩くグルメライターが、実際にお店に訪れ人気店の秘訣を記事にし紐解いていきます。

今回の飲食店:喫茶『POMMIE ‐ポミエ‐』

【限定企画】おこめの関西グルメ旅①~ケンコバも太鼓判!Twitterでバズる飲食店編~

今回の舞台は大阪市浪速区の日本橋5丁目にある小さな喫茶店。名前は『ポミエ』です。
アクセスは、OsakaMetro堺筋線「恵美須町」駅から徒歩6分。
大阪アニメの聖地、通称“オタロード”の近くにお店はあります。

筆者が今回『ポミエ』さんに着目した理由はこのお店が
「Twitterでバズる」ほど話題の人気店だったからです。

いいね数1.5万超え!Twitterでバズる店

そもそも筆者が『ポミエ』を知ったのはTwitterの投稿がきっかけでした。
【限定企画】おこめの関西グルメ旅①~ケンコバも太鼓判!Twitterでバズる飲食店編~ 🍎よく大阪以外の方が、ポミエだけのために大阪に行くのありかも!とツイートしてくれてます✨🐥 …ありです🐜✨🐥✨ …ありなのです🐜✨🐥✨ …ありだと思うのです!🐜✨🐥✨ お目が高いのです✨🐥✨

https://twitter.com/pommier1484/status/1034439051632230400

上記は『ポミエ』さんのTwitterアカウントによる投稿です。
美味しそうな写真を掲載しているこのツイートは、2018年11月時点で1.5万超えのいいねと7000以上のリツイート数を獲得。

Twitterの検索欄で「ポミエ」と検索すると、連日一般のお客様による絶え間ない投稿が挙げられており人気なのは一目瞭然。

某口コミグルメサイトで検索してみると店舗情報をほとんど掲載していない無料のページであるのにも関わらず口コミは152件、★3.58の評価を得ていることがわかりました。

『ケンドーコバヤシのたまらない店』でも創業以来人気だと謳われており
「量よし味よしで愛され続けるごはん屋さん」だと紹介されています。

食べ〇グの口コミ★3.53!人気の理由に迫る!

広告費をかけているわけでもないのに『ポミエ』は、なぜここまで話題になったのでしょうか。
その理由を探るべく、実際にお店に訪問してみることにしました。

訪れたのは、2018年11月の第2日曜日。正午12時に到着しましたが、店頭にはすでに行列が出来ており待ち時間はなんと120分。昼過ぎようやく店内に入ることができ、Twitterでも話題だった名物のかつ丼と新メニューの唐揚げ丼を注文しました。

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(唐揚げ丼/カツ丼(並)900円)

料理が運ばれてきてびっくり!同時にこの店のバズるほどの話題性にも納得しました。

魅力的なのは、揚げたてのカツの上に優しく掛けられた黄金色に輝く半熟玉子のヴェール。そして、この高さ10㎝にも及ぶボリュームです。並盛でありながらお米は1.5合、卵は3個分。筆者が注文した唐揚げ丼には、1つが拳くらい大きい鶏の唐揚げが、4つも盛られていました。

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気になる味は、しっかりと美味しい。ほっと身に沁みる甘辛いツユと絶妙に火が通ったトロトロの玉子が絡み合ってマイルドな味わいとなり、外はカリッと香ばしく中はジューシーな唐揚げとの相性も抜群です。これで900円はとても安い!

人間の感情を揺さぶるコンテンツが人気を生む

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この訪問での実体験を踏まえ『ポミエ』が人気な理由を次の観点から考察しました。

①味の良しあしだけではないこと
②マーケティングにTwitterを活用していること

Twitterで起こるバズツイートは意図的ではなく、ほとんどの場合が偶発的に生まれていると言われています。ただし人気ツイートを生み出す大前提として日本ツイッター社は「人間の感情を揺さぶるコンテンツ」であることが大切だと述べています。

『ポミエ』に行って分かったのは、料理と投稿しているツイートに共通して「人間の感情を揺さぶる」要素があったことでした。

第一に、メニューそのものの見た目が「人間の感情を揺さぶるコンテンツ」に当てはまっていると言えます。SNSが流行しているこのご時世、写真映えする料理を提供することは飲食店にとって非常に強い武器となります。インスタグラムでお店探しをすることが流行っているように一般の人々にとって「写真の価値」が大きくなっているいま、感情に訴えかける料理の写真が店の宣伝には非常に有力なのです。

『ポミエ』さんの場合は、米1.5合に卵3つと並外れた圧倒的なボリュームのカツ丼と、そこに対しての割安感が「すごい」「安い」と、多くの人々に感銘を与えたと考えられます。

またカツ丼に使用しているとろとろ卵は、見た人を惹きつける「たまごマジックの法則」に当てはまっていることから『ポミエ』さんの料理はコンテンツの観点から感情を揺さぶるコンテンツであり、Twitter上でのいいねやRTを獲得しバズりやすい傾向にあったと言えます。

※「たまごマジックの法則」について知りたい方はこちら

ブランディングに役立つTwitterの活用の仕方

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もう1点、Twitterの更新の仕方も効果的な活用ができています。
『ポミエ』さんがTwitterで成功していたのはSNS上におけるブランディングの確立です。
店舗のアカウントを見てみると、下記の特長が見て取れました。

⑴毎日コンスタントに投稿している
⑵アカウントのキャラクターが定まっている

⑴の日々の投稿に関しては、Twitterの性質上、投稿が表示される回数=インプレッションを増加させるためには欠かせない要素となっています。加えて❝映える❞写真を毎日投稿し続けることで、多くの人へ集客につながる「美味しい」情報を届けることに成功したのです。

⑵のアカウントのキャラクターに関しては、店舗や企業のTwitterを運用する場合、アカウント上のキャラクターを定めておくことが人気ツイートの秘訣だと言えます。

みなさんはNHKのTwitterを見たことがありますでしょうか?
HNKと言えば少し硬いイメージを持たれがちですが、HNK広報部が運用する公式Twitterアカウントはその概念イメージを払拭すべくアスキーアートを用いた投稿で、カジュアルで親しみのあるブランディング作りに成功しました。

この一環したブランディングというのは、ユーザーにアカウントへ興味を持たせるためには欠かせないもので、情報発信と認知に役立つ要素であることが分かっています。

『ポミエ』さんの場合だと、全ての投稿に必ずひよこの絵文字を用いている点、「~なのです」という口調で文章を書いている点から【ポエミで働くひよこ】目線でツイートを投稿していることがわかります。ただ店の写真をupするだけでないこれらの工夫が、ユーザーに飽きさせない情報を発信し日々、ファンを作っていることにつながるのです。

Twitterでバズる飲食店から学べること

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以上、大阪日本橋の喫茶店「ポミエ」を参考にTwitterでバズる飲食店について考察してみました。

ポミエがこんなにも話題になった理由をまとめると

・前提としてメニューの見た目が心揺さぶるコンテンツであること
・Twitterでブランディングに有効な運用ができていること

上記2点が大きく影響していたと考えられます。

しかしながら、平成元年の創業以来、継続的に支持され続けるのは、見た目やSNSの要素だけではなく、やはりその店の味が美味しいことや居心地の良さ、店主の方の丁寧な接客が背景にあるからこそであるのは言うまでもありません。

「やっぱり美味しかった、また行きたい!」「ここは期待以上だった!」と思ってもらえるような店づくりの方法の1つとして、今回のコラムを参考にしていただければ幸いです。

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