採用したい主婦層に「応募しなければ」と思わせる人材獲得3つのコツ

アルバイト採用のコツ|主婦層に「応募しなければ」と思わせる人材獲得手法

「主婦層を採用したいけど、思うような人材を獲得できない」
「長期的に働いてくれるアルバイト・パート人材がいなくて、人手に困っている」
といった悩みを抱えている飲食店も少なくありません。
どうすればターゲット層に応募してもらえるのでしょうか。
欲しい人材を獲得するためにはコツがいります。今回は、採用したい主婦層に「応募しなければ!」と思わせる人材獲得、3つのコツを解説します。

家事や育児で多忙な主婦層。応募をしてもらうためには、ありきたりな表現を捨てて、他店にはない工夫が必要です。

【主婦層を採用するメリット】

アルバイト・パート求人の募集をする際、主婦層をターゲットにするメリットは、どのようなことが考えられるでしょうか。

最大の利点は、長期的な雇用が望めることです。

現在、多くの飲食店は、人材不足という問題を抱えています。

農林水産省・食料産業局の調査⁽¹⁾によれば、飲食業界の欠員率(常用労働者数に対する未充足求人数の割合)は、全産業のそれと比べて2倍。離職率も50%を超えており、30%台の全産業よりも、はるかに高い水準となっています。

人材の出入りが激しい飲食業界。とくに長期的に勤務をしてくれるパート・アルバイト人材を見つけることは容易ではありません。苦労をして雇用につながった人材でも、早ければ数週間、数ヶ月で辞めてしまうケースもあります。ふたたび欠員状態に陥って、既存のスタッフに負担をかけることになります。

そこで注目をしたいのが、主婦層の人材です。中長期的に活躍してくれる可能性が高いためです。

採用活動においては、学生やフリーターも対象となります。

しかし学生の場合は、卒業というタイムリミットがあります。フリーターでも若年層の場合、仕事を転々として、1つの職場に落ち着ちつきにくケースも多々あります。

また最近では、

  • 面接で採用の連絡をしても辞退される
  • バイト初日・数日で退職をする

という人も少なくありません。内定辞退を避けるため、そして定着率を上げるための工夫をまとめたので、こちらの記事をご覧ください。

一方で、主婦層は出来るだけ長期的に働きたいというニーズを持っています。

実際に、筆者の友人である主婦(30代半ば・全員子供が小学生)6名に、アルバイト・パートを選ぶ基準について聞いてみました。

  • 職場は自宅の近場がいい。近ければ近いほどいいけど、かかっても30分。
  • 辞めたり、また新しい仕事を探したりすること自体が手間。出来ることなら1つの場所でずっと働きたい。その方が家族にも心配かけないし、生活のリズムを保ちやすい。
  • 子供がいて、ある一定の年齢になると、雇ってくれるところも少ない。簡単に辞められるけど、次の職場を探すこと自体が難しい。
  • 子供が体調を崩して急に休ませてもらえるとかは有り難いけど、隙間の短い時間で働ける方がもっと助かる。

簡単に辞めたり、仕事を変えたりすることは極力避けたいという考えが、彼女達の声から読み取れました。だからこそ近隣で、無理のない時間で働きたい思いがあるのでしょう。

腰を据えて働いてくれることが、主婦層の人材を雇用するメリットです。人材不足に悩む飲食店にとっては、貴重な存在だと言えます。

しかし、主婦層をターゲットにする場合、決して容易なことではありません。近隣の飲食店はもちろん、スーパーやコンビニエンスストア、工場など、求人募集しているお店や企業は数多くありますし、場合によっては人材の取り合いになります。

どうすれば主婦層を獲得することが可能でしょうか。「応募しなければ」と思ってもらえるのか、求人募集をする際のポイントを解説します。

【人材獲得3つのコツ】

そもそも求人募集をしても、なぜ期待したほど応募が来ないのか、理解をしておく必要があります。

理由は、求職者にとって魅力的な求人内容を打ち出せていないためです。他店と同じような方法で募集をしているケースが、往々にして見受けられます。

今まで試した方法で上手く行かないのであれば、やり方を変える必要があります。

たとえば、SNSを駆使したソーシャルリクルーティングの活用です。具体的な手法は、以下でくわしく紹介しているので、ご覧ください。

ソーシャルリクルーティング以外にも、今までに実施したことがない施策は積極的に行っていくべきでしょう。工夫をしなければ、欲しい人材を獲得することはできません。

以前、パートタイムではなくコアタイムで勤務できること、まかないではなく残った食材の提供することなど、勤務内容・募集条件をウリにして人材獲得する方法について、コラムでお届けしました。こちらの記事もお役立てください。

今回は、人材獲得における表現方法に着目して、そのコツを述べます。NG例とOK例にわけて、比較してみましょう。

①採用したいターゲットを絞る。

ターゲットが曖昧で広域になるほど、人材は集まりづらくなります。採用したい層を、細かく絞ることが大切です。
ターゲットが「自分事」だと思えるメッセージを届けることで、伝わりやすさは格段にアップします。

<NG例>
・「学生・フリーター・主婦(主夫)歓迎!」
・「飲食に興味がある方なら、どなたでも歓迎」

<OK例>
・「当店では、母歴10年以内のママが活躍しています!」
・「夫は20時帰宅。それまでにご飯を作っておきたい。子供は17時帰宅。それまでに買い物は済ませておきたい。もちろん仕事も終わらせておきたい。家族を優先したいママ、募集しています」

②ターゲットのメリットを推す。

よくあるケースとしてお店の特徴を打ち出して、求人を募集するお店があります。もちろんお店のことも重要です。しかし、より応募する動機づけとなるのは、働き手のメリットです。

そこでターゲットにとってのメリットを伝える必要があります。またターゲットがあやふやな場合、ターゲットではない層のメリットを推してしまうことになるので注意しましょう。

<NG例>
・「某有名グルメ雑誌掲載!○○産の食材を使った人気店です」(お店の特徴)
・「まかない有り・未経験歓迎・茶髪ピアスOK」(ターゲットではない層のメリット)

<OK例>
・「”自転車で通える”って喜ばれています。買い物やお子さんの送り迎えも楽々♪」
・「ママ経験者・飲食未経験が、ママ未経験・飲食経験者よりも多い職場です」

③働く人の声を入れる。

雇用をする立場(経営者や店長、人事担当者)の言葉も大切ですが、求職者が注目しているのは、とくに現場で働いている人の声です。

とくに女性に訴える上で、意識をすべきことが2つあります。それは共感を呼ぶこと、変化を見せることです。同じ目線ではない立場からの意見は、女性にプレッシャーや不安感を与えてしまうケースもあります。

<NG例>
・「やる気重視!笑顔の素敵な方をお待ちしています」
・「応募条件:明るくて人とのコミュニケーションが好きな方」

<OK例>
・「働くことを諦めていました・・・が、生活のリズムにあったシフトを組める職場に出会えて、とても助かっています。夫も理解してくれて、安心して子育てができます」
・「今まで、ママとして自信ありませんでした。でも、仕事を通して家事も育児もテキパキとできるようになりました!憧れていた理想のママに、ちょっと近づけた気がします」

これまでも採用活動に関するコラムを公開してきました。
人材獲得を成功させるために、ご活用ください。

【さいごに】

主婦層を採用するために、人材獲得のコツを紹介しました。まとめると以下の通りです。①採用したいターゲットを絞る。

②ターゲットのメリットを推す。

③働く人の声を入れる。

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【参考文献・リンク】
⁽¹⁾第4回働く人も企業もいきいき食品産業の働き方改革検討会 外食・中食産業における 働き方の現状と課題について|農林水産省 食料産業局

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