『800~1,100円では、ランチ商戦を勝ち抜けない!?家計の事情にあったランチで、夫と妻の心をつかむ』②【タイトル】

『800~1,100円では、ランチ商戦を勝ち抜けない!?家計の事情にあったランチで、夫と妻の心をつかむ』②

今回のテーマは、一般家庭のお財布事情に入り込んで、その実態にもとづいたランチ商戦の勝ち方を探っていきます。

前回は、家庭における夫婦間でのランチ代事情を見てきました。

予算感は夫が700円台、妻が1,200円台。
夫婦間で1.6倍の格差を確認することができました。

では、なぜこのような予算感が生じているのでしょうか。
そして、背景にどんな顧客ニーズが潜んでいるのかを考えてみることにします。

ランチの予算感は節約意識が影響している

『800~1100円では、ランチ商戦を勝ち抜けない!?家計の事情にあったランチで、夫と妻の心をつかむ』②
前回も取り上げた「明治安田生命」による「家計」に関するアンケート(20~79歳の既婚男女が対象)で、家庭における節約意識についても調査⁽¹⁾されています。

日常的に節約意識を持っている人は、男女どちらでも8割を超えることがわりました。

具体的には、

「電気をこまめに消す」(76.1%)
「冷房の温度を調整する」(53.1%)
「外食を控える」(51.7%)
「カードポイントを活用している」(42.4%)
「クーポンを活用している」(34.4%)
「食費を減らしている」(31.7%)
「お弁当を持参している」(23.2%)
「飲み会を減らしている」(19.0%)

といった節約方法が上位にランクインしています。

調査結果からわかることは、まず家庭を持つ消費者に節約意識があり、それがランチ代の予算感に影響を与えているということです。

もう1つは、「電気をこまめに消す」「冷房の温度を調整する」以外は、飲食、特にランチを通した節約方法が支持されていると判断できます。

以上の2点から、行きたいお店よりも行けるお店、食べたいメニューよりも食べれるメニューに人気が集まっているのではないでしょうか。

ここで、1つのアイデアを筆者は考えるようになりました。

それは節約をするように、ランチをするという発想です。

詳しく解説をしましょう。

顧客がランチを楽しむごとに、節約できている感覚、またはお得な気分になれるサービスを提供できないか。

例えば、

・ただのポイントカードではなく、値引き感がしっかりと感じられるポイントカードやクーポン。(また株式投資をしている方なら、大手チェーン店の株主優待券を活用している方もいるでしょう。)

・ランチをすることで健康になれたり、美容やダイエット効果がもたらされたり空腹を満たす以外のメリットがある。エステやサロンに行く代わりに、一石二鳥のランチができる。

・安売りをするわけではなく、値段以上のクオリティがあるメニュー。安価な揚げ物ではなく、ボリュームを抑えてでも、こだわりの食材・メニュー(お寿司やステーキなど)を入れる。

などが挙げられます。

夫婦それぞれの予算感にあったメニューを提供しつつ、このような方法でより集客できる可能性があるのではないでしょうか。

さいごに

『800~1100円では、ランチ商戦を勝ち抜けない!?家計の事情にあったランチで、夫と妻の心をつかむ』②
コラムを通した考察の結果、節約しながらできるランチ、という提案を今回はしてみました。
窮屈な思いをしながらランチ代を削ることにエネルギーを注ぐのではなく、しっかりと楽しみながら節約やお得感も味わえるランチ。

次回は、コラムの趣旨に沿った内容で、実際に成功しているランチ事例がありましたので、いくつかのケースを紹介していきます。

【参考文献・参考文献】
⁽¹⁾明治安田生命 「家計」に関するアンケート調査を実施! おこづかい額は「27,037円」と2年ぶりに増加。しかし希望額とは1万円以上の差!|明治安田生命保険相互会社
http://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2018/pdf/20180501_01.pdf
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