仕事ストレス&疲れを残さない!上質な睡眠をとる3つの方法

すべての生き物にとって、睡眠はとっても重要。特に人間にとっては、食べることと同じくらいに重要なファクターでもあります。日中の、いわゆる、例えば9時~5時的な普通の生活をしている人はともかく、そういった人々にサービスを提供する飲食業に携わる人たちは、通常とはずれた生活をしているため、どうしても寝るのが深夜になってしまい不規則と呼ばれる生活になってしまいます。それにより、不眠や浅い眠りといった状況から、十分な睡眠がとれないことにより心身に不調を起こしてしまいがちです。

「快適で上質な睡眠」をとらなければならない理由とは?

「快適で上質な睡眠」をとらなければならない理由とは?

そもそも、なぜ、人は睡眠をとらなければならないのでしょう? 仮に毎日8時間の睡眠をとるとして、およそ人生の3分の1を、私たちは眠っていることになります。そう考えると、何だかもったいない気もしますが、「寝る」「睡眠をとる」ということは、眠っている以外の時間を有意義に効率よく過ごすための、いわばチャージの時間となるのです。「睡眠」は、脳と身体を交互に休めます。疲れをとり、腸の働きを整え、思考までも整理してくれる作用もあるのです。
一般的な事務職等と違い、飲食等のサービス業の場合、時間的なずれはもちろん、ほぼ立ちっぱなしというケースがほとんどです。また、接客でお客さまとのコミュニケーションにも気を遣う時間が長くなると考えられます。それは、知らず知らずのうちに緊張が長時間続くということです。長時間の立ちっぱなしと緊張…これは、心身に大きな負担をかけていることに他なりません。それを毎日きちんとリセットし、心身ともに健康でいるために、睡眠は大きな役割を果たすのです。といっても、いろんな電子機器が氾濫し、中でもスマホが普及している今では、どうしても眠る直前まで、スマホを操作してしまい、落ち着いて眠れる環境でないのは確か。そこで、できるだけ、スムーズに入眠できる、3つの環境づくりを提案します。一日の心身の疲れをきちんと取り除き、翌日はまた新たな気持ちで仕事ができるように。

その①:どんなに遅く帰宅しても、できるだけお風呂に入る

その①:どんなに遅く帰宅しても、できるだけお風呂に入る

どうしても、深夜に帰宅すると疲れていてシャワーだけになりがちですよね。でも、そこをちょっと我慢して、できるだけ、せめて10分でもいいので、入浴する習慣をつけましょう。そうすることで、まず肉体的な疲労を取り除き、体を温めることで代謝も上がるため、交感神経と副交感神経がうまく働いてきます。これで第一段階はクリア。簡単なようですが、疲れていると、なかなかバスタブにお湯をためる時間がもったいない、または待てない状況になるでしょう。が、まずは毎日とまではいかなくても、3日に一度から2日に一度と頻度を上げていくようにしてみましょう。疲労の軽減感は、かなり違ってくるはずです。入浴時に、好きな香りのエッセンシャルオイルや、入浴剤を使うのもおすすめです。

その②:軽いストレッチやマッサージで、筋肉をときほぐしてみる

その②:軽いストレッチやマッサージで、筋肉をときほぐしてみる

ベッドに横になったら、軽くストレッチやマッサージをセルフで行ってみましょう。そんなに深く考える必要はありません。寝たままストレッチです。それも、ほんの数分程度。仰向けになって足をあげたり、自転車をこぐように動かしてみたり。足を広げたり閉じたりなど、きっと立ちっぱなしで重くなっているであろう下半身を重点的に。本格的にヨガなどをしている方は、それをしてみるのもいいですね。やりすぎはよくありません。最後は、深呼吸で酸素をしっかり取り入れて、心身を落ち着かせて眠りにつきましょう。できるだけ、スマホは見ないようにするのがベストです。

その③:照明は暗くし、好きな香り、好きな音楽でリラックスする

その③:照明は暗くし、好きな香り、好きな音楽でリラックスする

眠る時には、身体も心もリラックスすることが必要です。緊張したままでは眠りにつくことはできません。入浴とストレッチで心身をゆるくほぐしたら、嗅覚や聴覚からのリラックスをとりこみましょう。特に、香りで癒される人は結構たくさんいますし、欧米ではすでに医療でもあります。ただ気を付けたいのは、チョイスする香りです。香りによっては覚醒してしまうものもあるので、あくまでもリラックスできる香りを選ぶことが重要です。ラベンダーやカモミール、ジャスミンやティートリーなどはおすすめです。逆に、グレープフルーツやレモン、ペパーミントなど柑橘系の香りは覚醒するので、すっきり目覚めたい時の朝に向いています。経皮から吸収されるエッセンシャルオイルだと、不安や疲労した気持ちを整えてくれることも期待できます。
音楽ももちろん、癒し効果のあるものを。お酒が好きな人は、寝る前に飲みたい気持ちはわかりますが、飲みすぎないように注意してください。

「その日の疲れは、その日のうちに解消」を目標に、少しずつ実践して

睡眠不足が続くと、気持ちが落ち、意欲がなくなってきます。そして、軽いうつ状態になることも。心療内科では「睡眠不足は、うつの入り口」と呼ばれ、「眠れない人」がとても多くいるのが現状です。睡眠導入剤などを服用する前に、自分に快適な毎日のルーティンを作って、上質な睡眠を確保しましょう。そして、毎日、楽しく働くために。「最近、少し睡眠に不安がある」という方、ぜひ参考にしてみてください。

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