飲食店の職場恋愛が多い理由は?本音をバイトと社員に聞いてみた

以前のコラム「悩める飲食店のバイトラブ」では飲食店の職場恋愛は成就率80%以上もあるということをご紹介しました。なぜ、飲食店は8割もの人が恋愛にはまりやすいのか。今回はその理由を4つに分けて解説していきたいと思います。後半では、実際に飲食店で働く人が「職場恋愛」についてどう思っているのか本音も聞いてみましたので参考にしてみてくださいね。

●飲食店での職場恋愛が多い4つの理由

1:会話やコミュニケーションが多いから

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様々な仕事がある中で飲食店の営業はとくにチームワークや連帯感が必要な業種となっています。
キッチン・ホールといった形で分業しながらも、1組1組のお客様をおもてなしするという目的が同じの飲食店経営は声をかけあったり、助け合ったりと協力プレイが必要不可欠。そうなると自ずと先輩や仲間と話す機会が増えるので、単純接触をする回数が増えます。心理学ではコミュニケーションにおいて「会う回数が多いほど相手に好印象を抱きやすくなる」といった効果が実際にあると言われており、飲食店のアルバイト間の中で職場恋愛が多いことの1つだといえます。

2:仲間意識を持ちやすいから

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飲食店で働いていると、ランチやディナーの繁忙時など、とてつもなく忙しい時間帯があります。こは他の職場には見られない飲食店ならではの特徴の1つで、必然的に連帯感を持った仕事をしなければならない瞬間でもあります。つまりは、忙しい時間帯があればあるほどメンバー間での仲間意識が芽生え、仲間意識が好意へ、好意が恋愛感情へと移行しやすいと考えられます。

3:感情や境遇を共感できるから

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恋に落ちる最初のキッカケは男女ともに“共感”であるといわれています。共感することは「この人は私を理解してくれる」と相手に安心感をもたせることにつながり、恋人といった親密な関係を構築しやすくなるのです。飲食店では、「今日はこんなお客様がきたね」「昨日はうまくいかなかったから次こうしよう」「毎日この時間帯は死ぬほど忙しい」「今夜はヒマそうだ」「〇〇さんの持ち場は大変だね」「相談にのってほしくて…」といったように、1日1日のうちに互いの境遇や感情を共有しあう機会がたくさんあります。そのため、この人は私のことをよく分かってくれているから、お互いの気持ちを共感しあいたいと、心理的に親密になりたい思いが生まれやすいのです。

4:行動する時間帯が同じだから

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居酒屋やバーなど夜営業の飲食店は、深夜遅くまで働く場所も少なくないので一般のOLさんや事務の人とは生活リズムが異なります。自分のプライベートの時間に遊びに行ける人が限られるので、日中は職場の仲間と遊びに行ったり、仕事終わりに飲みにいくことも増えます。飲食業界で働く人たちの人間関係は大半が職場環境の中で構築されることも多いです。ゆえに、プライベートでも触れ合う機会が増えやすいので「この人、ちょっとイイな」と思うことがあれば、恋愛にも発展しやすい傾向にあります。

●ありorなし?職場恋愛に関しての価値観

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いまや職場恋愛はめずらしくなく、様々な職場で恋愛事情を耳にすることが増えました。
しかし「仕事場での恋愛はNGだ!」と職場内恋愛に良くない印象を持っている方も0ではありません。
飲食店で働いている筆者の知人に「同じ職場での恋愛はありかなしか」の価値観を聞いてみることにしました。

職場恋愛は“あり”派!!

まずは、職場恋愛「あり」だという人の声から。

「別に恋愛するのは仕方ないと思う。でも隠されると周りがやりにくいから、せめて公言してほしい。分かれた時ギクシャクしても困る。」(30代前半 女性:居酒屋 店主)

「自分は実際に職場恋愛したことあるから普通のことだと思っている。飲食していたら職場以外の出会いはほとんどないよ!」(30代後半 男性:焼肉屋 オーナー)

「まぁ、いいんちゃう?自分は職場恋愛は絶対しないけどな~(笑)」(20代前半 男性:居酒屋 アルバイト)

「周りに迷惑かけたり、公私混同しないんだったら大丈夫じゃないですか?」(20代女性 後半:バー アルバイト)

「職場の人は普通に恋愛対象だと思っています。」(20代後半 男性:焼鳥屋 正社員)

聞くと、「恋愛は個人の感情だし、禁止することは無理だろう。」という考えから止めることはできないから「あり」と回答した人が多かったです。ただし、公私混同しないことや周りに迷惑をかけない、コソコソ秘密にしないことを条件として挙げていました。

職場恋愛は“なし”派!!

次に、職場恋愛「なし」という人の声です。

「私は仕事とプライベートは分けたい。正直後輩と正社員の人が付き合ってるのとかもあんまりよく思ってない。喧嘩したときとか雰囲気明らか違って迷惑だし…。」(20代前半 女性:和食料理 アルバイト)

「あぁ…職場恋愛ね~。なんで仕事場で付き合うのかよくわからんわ!」(20代後半 女性:カフェ アルバイト)

「恋愛があるのは仕方ない。けど、極力やめてほしい。」(10代後半 女性:居酒屋)

「難しいところだけど、ありって言ったら何でもありになりそうだから、なしで。」(30代前半 男性:和食料理 マネージャー)

なし派の方々の意見は割と厳しく聞こえますが、これこそ現実的でリアルな声ですよね。
男女たるもの、どんなに気を付けていても少なからず私情が入ってしまうこともあり得ます。その時のリスクや迷惑を考えると、仕事とプライベートを割り切った付き合いができない方には職場恋愛はあまりおすすめできそうにありません。

同じ職場の人を好きになってしまった場合、その職場が禁止をしていてもしていなくても
公私混同しないよう努力し、周囲に迷惑をかけないようにする必要がありそうです。

●まとめ

以上「飲食店の職場恋愛が多い理由は?本音をバイトと社員に聞いてみた」でした。
仕事場というものは、実は非常に恋愛感情が生まれやすい環境なのです。特に飲食店は、ほかのアルバイトよりも一層コミュニケーションが充実しているので、同じアルバイトスタッフに対し親近感や共感、仲間意識の感情が湧きやすいということもわかりました。

最近では、「恋愛禁止」と謳う職場も少なくなり、公認の恋愛はOKとしているところも少なくありません。しかし、カップルが別れた後の気まずさや、喧嘩したときなど同じ職場仲間に気を遣わせてしまうこともあります。周囲に極力迷惑をかけないと両者が心得たうえで交際をするようにしましょうね。

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