居酒屋バイトの向き・不向き診断(後編)

居酒屋バイトの向き・不向き診断(後編)

今回は、居酒屋バイトの適正をテーマに、シリーズでコラムをお届けしています。前編では、居酒屋バイトの向き不向き診断で自己分析をしました。まだの方はこちらからテストを受けてみてくださいね。

☑居酒屋バイトの向き・不向き診断を受ける

ただし、診断をしただけでは意味がありません。診断で得た情報をどう活用していくかがカギになります。とくに、向いていないかもしれない・・・と不安になっている人もいるでしょう。でも安心してください。

後編では、向いていない人向けに、居酒屋バイトをする工夫・注意すべき点や上手くやっていくためのポイントを詳しく解説していきます。自己分析で得た情報をしっかり消化し、次へとつなげていきましょう。

不向きでも、居酒屋でバイトしたい人のための心構え

居酒屋のバイトに不向きでも、居酒屋で仕事をしたい人のための心構え)

結論から言うと、不向きな人に居酒屋バイトは厳しいでしょう。慣れるまではやめたいと思うこともあるかもしれません。

それでも「居酒屋でバイトがしたい!」という人のために、居酒屋で仕事がしたい人のための心構えをご紹介します。これがあるのと無いのでは仕事の難易度がぐっと変わるので、今居酒屋バイトで苦労している人は是非参考にしてみてください。

1、「仕事モードの自分」と「本来の自分」を使い分けるべし
2、質より量を優先させよ

この2点だけです。1は切り替えを上手くするためのポイントになります。この切り替えが上手くなれば、何か嫌なことがあっても「でもこれは仕事だから」とある程度流せるようになり、嫌なことをいつまでも引きずらなくて済みます。

2は前編で述べた、「キッチン担当で妥協する人は向かない」と矛盾していると感じる人もいるでしょう。ですが、日本人は基本的に待たされることを嫌います。

質はもちろん重要ですが、あまりに質を優先させ過ぎてお客さんを待たせてしまうと、クレームが入ってしまいます。最悪の場合、お客さんが注文をキャンセルして帰ってしまうという事態につながりかねません。

まずはお客さんの注文した料理を出すこと。これが飲食店における最優先事項です。

注文された料理がすぐに出せない場合は、ホール担当が別の料理を勧めるといったフォローを入れるといった工夫をするといいでしょう。

接客が不安な人はこちらの記事をお役立てください。

☑【神対応の接客力アップ講座】飲食店でマニュアル化したい4つの方法を伝授

☑接客で「好印象」を与える方法|飲食店オーナー直伝の超実践テクニックを公開

居酒屋バイトに不向きな人が、求人へ応募するために

居酒屋バイトに不向きな人が求人へ応募すれば、よほど人手が足らない場合を除き、落とされてしまうことが多くなります。では、不向きな人が求人応募で受かるためにはどうすればいいのでしょうか?

答えは一つ。自分の弱みを隠さず明らかにし、その上で自分が弱点を埋めるための努力をしているとアピールすることです。応募の際は受かるため、自分の弱みを隠す人が多いと思います。

ですが、居酒屋で働いているスタッフは観察力があるので、うわべだけ取り繕ってもすぐに見破られてしまいます。たとえばれなかったとしても、不向きな人が居酒屋で働くにはそれなりの苦労をしますし、雇ったお店側も「話が違う」とがっかりするでしょう。

つまり、誤魔化せば誤魔化すほど自分の首を絞めてしまうのです。そうならないためにも、自分の弱みを正直に明かし、その弱みを克服するための努力をしているとお店側に伝えましょう。(もちろん、努力が伴わなければ意味がありません。)

人見知りの人であれば「友人に協力してもらって、初対面の人とコミュニケーションを取る練習をしている」や、ミスが多い人であれば「ミスをするたびにメモを取って、メモを振り返りながらミスの予防に努めています」といった感じで構いません。

少し遠回りに感じるかもしれませんが、自分の弱点を克服することは将来的に一番の近道なのです。地道に少しづつ、自分の弱点を強みへと変えていきましょう。

居酒屋の面接に受かるコツをまとめているので、ぜひご活用ください。

☑【居酒屋バイト】面接に受かる「選んだ理由」の答え方(例文付き)

☑【居酒屋バイト】面接で落ちる人の共通点とは?(受かるコツも紹介)

居酒屋のバイトに不向きな人が活躍をするために

居酒屋のバイトに不向きな人が、居酒屋で活躍をするために

不向きな人が居酒屋バイトで活躍するためのポイントは、ずばり、「自分の失敗を放置しない」ことです。

最初のうちは誰しも失敗をするものです。オーダーの取り忘れ、配膳する席を間違える、違う料理を作ってしまったなど、ホール担当もキッチン担当もそれぞれ失敗があります。

ですが、その失敗を「慣れていなかっただけ」で済ませてはいけません。「慣れていなかっただけ」を理由にする人は失敗を軽視し、「いずれできるようになるから」と高を括っています。

このように「何となく」仕事をしている人は、居酒屋バイトだけでなく他の仕事でも上手くいかないことが増えていきます。そうならないためにも、自分が失敗した時のことを詳しく記録し、対策をちゃんと練っておきましょう。

  • ・自分はどんな時、どんなお客さん相手に、何をして失敗したのか
  • ・その失敗はどうすれば回避できたのか
  • ・今後似たような場面に出くわしたら、どう行動すべきか

この3つを少し考えるだけで、今後の仕事の出来具合がずっと良くなります。少し面倒かもしれませんが、だまされたと思って試してみてください。

確実に次の仕事が楽になるはずです。

居酒屋バイトの向き・不向き診断まとめ

どんな仕事にも向き不向きはあります。ですが、向いている部分だけで勝負していては、自己成長は望めません。時には自分の向いていない仕事、逆境を体験することで自分の実力を伸ばすことができます。

もちろん、どうしても向いていない場合は退くことも重要です。努力するにしても、自分の身体を壊さないほどほどの程度にとどめるようにしてください。

大切なのは「向いていないから諦める」のではなく、「向いていないが努力でカバーできるかどうか」判断してから選択することです。やらないと決めるのは、その選択をしてからでも遅くはないでしょう。

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