なぜ人気店は目に見えない拘りをYouTubeで魅せるのか
話題のお店では、実際に動画を配信する事例も少なくありません。
今回は、お店のこだわりやコンセプトを動画でPRする方法について、
実例とともに検証していきます。
飲食店でYouTubeを活用する3つのメリット
①文章・画像だけでは伝わらない情報を配信できる(雰囲気や臨場感、舞台裏など)。
→例えば店内の風景や準備・仕込みの様子、スタッフの人柄・考え方を伝えられる。
②検索エンジンで通常の検索ではTOP表示されない場合でも、動画検索で上位表示される。
→例えば「梅田 居酒屋」という人気キーワードであって、動画であれば競合が少ないため上位に表示されやすくなる。実際に検索結果の違いをご覧ください。
<「梅田 居酒屋」で通常の検索をした場合>
<「梅田 居酒屋」で動画検索をした場合>
③お客様や取引先とのコミュニケーションにも使える。
→「YouTubeで動画を公開しているので、よければ見てください」と、お客様とのコミュニケーションに活用できる。
YouTube動画活用法~『おどりや』を事例に~
海鮮料理を強みにしている『おどりや』(http://www.odoriya.jp/)グループです。
香里園をはじめ京橋、西中島など大阪府内で10店舗、展開をしていています。
新鮮な天然物や、季節ごとの旬な魚介類をリーズナブルに提供しており、
口コミサイトでは高評価を獲得している居酒屋です。
人気の秘訣は「仕入れ」にあります。
通常、居酒屋では卸業者から仕入れる方法が一般的です。
しかし『おどりや』では、統括料理長の橋本尚史氏が中央市場に足を運んで、
魚介類を直接買い付けています。
その様子がYouTubeで公開されています。
海鮮居酒屋おどりや 「旨さへの驚きは、こうして生まれる」
自分で納得して自信を持って仕入れた食材で、その日ごとのメニューが決められています。
徹底したこだわりをお客様に理解してもらうことは、簡単ではありません。
動画を活用することで、通常の営業風景では見えない魅力を伝えることに成功しています。また橋本氏が食材や料理、お客様に対する想いを語ることで、説得力がさらに上がっています。
この動画を視聴したユーザーにとっては、『おどりや』へ来店するきっかけとなるだけではなく、ファンとして根強い支持をする要因になります。
さいごに
Web広告やSNSにはない利点がYouTubeにはあります。
これをきっかけにお店の伝えきれていない魅力を、動画で配信してみてはいかがでしょうか。