飲食店を襲うコロナ第二波には新しい道を作るアイデアで備える

緊急事態宣言の解除によって一度は新型コロナウイルス感染のピークが過ぎ去ったものの、 言解除後からまたジワジワと感染者が増える状況が続いています。

 

とくに秋~冬にかけては新型コロナウイルスだけでなくインフルエンザのピークでもありま すので、これからも感染拡大に警戒していかなければいけません。

 

飲食店では客足の減少に加えて感染防止対策の費用もかさみ、経営に大きな影響を受けているところも多いはず。

 

今までのような営業形態を続けていてはこれからのアフターコロナでは生き残れないため、新しい取り組みやアイデアを生み出していく必要があります。

 

今回はアフターコロナやコロナ第二波が訪れる中で、飲食店が始めておきたい新しい取り組みやそのアイデアを紹介していきます。

 

  • 目次

・新型コロナウイルスの危機はまだ終わらない

・飲食店もコロナ第二波に備えて新しい取り組みを始めよう

・アフターコロナの中で飲食店が始めておきたい新しい取り組み

・コロナ第二波に負けず飲食店も新しい道を切り開こう

 

●新型コロナウイルスの危機はまだ終わらない

④

 

緊急事態宣言の解除によって新型コロナウイルス感染のピークが過ぎ去ったように思えたものの、大きな危機はまだ終わってはいません。

 

夏の時期にかけて感染者数は減少してきていますが、緊急事態宣言や外出自粛要請が解除されて以降はまた少しずつ増加している傾向にあります。

 

7月に入ってからは東京で感染者数が200人を超える日が3日連続で発生しており、大阪やその他の大都市部でも30人前後の新型コロナウイルス感染が判明しています。

 

こういった感染の増加傾向は外出自粛要請解除による気の緩みが大きな原因と考えられていますので、今後も感染防止対策をさらに徹底していくべきでしょう。

 

●飲食店もコロナ第二波に備えて新しい取り組みを始めよう

②

 

飲食店では客足の減少に加えて店内の定期的な消毒や感染防止対策にかける費用も増え、経営に大きな負担がのしかかっています。

 

今までのような営業形態を続けていては売上の上昇も見込めませんので、コロナ第二波が起こってしまえば一気に経営が傾いてしまうかもしれません。

 

そのような事態を避けるために、飲食店は今までの営業形態を大きく見直す必要があります。

 

そして、今までにはなかった新しい取り組みやアイデアを生み出していかなければいけませんね。

 

実際にいくつかの飲食店ではすでに新しい取り組みを始めており、アフターコロナを意識した営業形態を模索しています。

 

●アフターコロナの中で飲食店が始めておきたい新しい取り組み

③

 

アフターコロナの訪れによって、社会では新しい生活様式が定着しつつあります。

 

そのため、コロナ以前のような飲食店経営を続けることは困難になっていくことでしょう。

 

飲食店はアフターコロナや新しい生活様式に合わせた新しい取り組みを行い、販路の開拓や売上アップを実現していかなければいけませんね。

 

ここからは、アフターコロナにおいて行うべき飲食店の新しい取り組みやアイデアなどの具体策をご紹介したいと思います。

 

◆YouTubeチャンネルの開設

 

お店の宣伝広告活動に動画配信を取り入れてみましょう。

 

TwitterやInstagramを活用した飲食店の宣伝広告は一般的になってきていますが、  YouTubeによる動画配信に取り組んでいるまだ飲食店は多くありません。

 

つまり、YouTubeの動画配信を利用して話題を作れるチャンスがあるということです。

 

動画ではお店の宣伝広告に専念するだけでなくお店のレシピやまかない料理を公開するなど、まずは観て楽しめるコンテンツを作ってみるのもおすすめです。

 

全員酒豪!クラマちゃんねる

https://www.youtube.com/channel/UCCIHOlb2x0omEPSOXvKFtmw

 

大阪府大阪市で立ち飲み店「あずき色のマーカス」、「路地裏アバンギャルド」、「スタンドタイガーリリー」を運営する【株式会社クラマ計画】が開設したYouTubeチャンネル。

 

◆オリジナル商品の開発

 

お店のデザインやロゴを見直し、オリジナル商品を開発してみましょう。

 

最近の飲食店の中にはプランディングやコンセプトを明確に打ち出し、ロゴや店内デザインにもこだわったお店が増えています。

 

またそういった飲食店ではロゴやデザインを活かして、Tシャツやバッグなどのファッションアイテムを販売しているお店もあります。

 

また緊急事態宣言によって外食ができなくなった時には、自宅で簡単にお店の味を再現できる調理キットを作って販売した飲食店もあります。

 

OppaiBboy

https://oppaibboy.theshop.jp/

 

北堀江にあるガクヤバーガーが発信するブランド。

Tシャツにスニーカーなど、古着系アイテムの販売を展開しています。

 

◆通販サイトを立ち上げる

 

お店のオリジナル商品を開発した後は、それを売る販路が必要になります。

 

店頭販売も効果的ではありますが調理や接客を行いつつグッズ販売を行うのは大変ですし、お店に来る人しか商品を購入してくれません。

 

しかし、通販サイトを立ち上げれば空いた時間でグッズや商品の販売ができますし、遠方の人も購入してくれるチャンスが生まれます。

 

また最近ではネットショップを無料で簡単に開設できる以下のようなサーピスがありますので、ネットショップを始める時に活用してみましょう。

 

  • Yahoo !ショッピング

     

  • BASE

  • STORES.jp (ストアーズジェーピー)

 

【飲食店が立ち上げた実例】

・京橋のスパイスカレー店 元祖エレクトロニカレーのECサイト

https://curry1008.official.ec/

 

・北堀江のハンバーガーショップ ガクヤバーガーのECサイト

https://oppaibboy.theshop.jp/

 

・東京丸の内のクラブレストラン センチュリーコート丸の内の公式サイト

https://www.century-court.com/news/2020_05_12_589

 

・高知県に本店を持つ土佐料理 司[つかさ]の公式通販サイト

https://www.tosakatsuo.com/ 

 

●コロナ第二波に負けず飲食店も新しい道を切り開こう

①

 

社会的にも脅威となる新型コロナウイルスの第二波が起これば、飲食店や外食産業にも再度大きな被害を受けることは避けられません。

 

経済的な被害を最小限に抑えられるように、コロナ第一波で浮き彫りとなった課題に向き合いつつ飲食店経営の新しい取り組みを進めることが必要ですね。

 

飲食店経営者の方々は今回ご紹介した新しい取り組みやアイデアの具体策を参考にして、アフターコロナでの飲食店経営について見直しを図ってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

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