集客に最も効果的なインスタグラムのハッシュタグとは?
#不人気の原因、ハッシュタグにあり!?
「頑張って更新してるのにイイネが少ないねん。」
とある取材時、筆者がお会いした飲食店のオーナーは、お店のInstagramのアカウントになかなか人気がでないことを悩んでいました。毎日欠かさず更新しているのにも関わらず、いいねやコメントが貰えない…。「SNSなんて効果ないし、もう辞めてしまおうかなぁ。」とオーナー。しかし、そう思うのはまだ早いのでは?
グルメライターとしてSNSを運用する筆者がこれからお伝えするハッシュタグ2つの「コツ」。これを意識するだけで、人気の少ない投稿が、いいねの多い注目される投稿へと早変わりするのです。
#効果的なハッシュタグをつけていますか?
ツイッターやFacebookと異なり、Instagramは「どのようなハッシュタグをつけるか」それがインスタ上の人気に非常に大きく影響しています。
なぜなら、インスタグラムのハッシュタグで検索した写真をもとに「このお店に行こう!」とする若者が多いから。検索して出てきた写真が美味しそうであれば、思わずいいねを押してしまうし、うまくいけば実際の予約・来店にもつながります。
実は20代半ばの女性である筆者自身、この“インスタ検索”で見つけた、カフェやバルに行くこともしばしばです。では、どのようなタグをつけることが飲食店にとって有効なのでしょうか?
【場所+使い方】#エリア検索時に使うハッシュタグ
1つめはエリア検索に効果的なハッシュタグです。実際に私たちが飲食店を探すときに意識することの1つと言えば、場所。
これはInstagramに限ったことではなく、普通のインターネット検索でも同じことが言えます。
「大阪のアメ村に遊びに行くから」という理由で近くのカフェを探している人は【アメ村+カフェ】【西心斎橋+カフェ】と調べるでしょう。ハッシュタグも同じ。例えば、#梅田バル #京都カフェ #心斎橋ディナーなど。狙いたいターゲット層に向けて店舗のあるエリアと使い方(利用シーン)を当てはめればよいのです。
下記画像の通り検索ボックスに「梅田」と入力しただけで候補としてカフェ88,907件、ランチ54,303件、ディナー7,552件と出てきます。より多くの人々がこのタグを利用していること、目に留まりやすいという条件からより使用されやすい検索ワードであることがわかります。
ちなみに、この時気を付けてほしいのが、エリア名と利用シーンや業態(カフェ・ランチ)の間にスペースを入れないということです。スペースを入れた場合、この組み合わせのタグが成立せず、単なる#梅田 というエリアだけのタグになってしまうので要注意。
【Food+Instagram】#インスタならではの流行造語をタグに
2つめはInstagramと飲食にまつわる言葉をミックスさせた造語タグです。これは普段からInstagramを愛用している「インスタグラマー」に向けたアピール方法だといえるでしょう。
例えば食べ物を表す「Food+Instagram」を組み合わせた
#foodstagram(読み:フードスタグラム)
#instafood(読み:インスタフード)
というタグ。飲食の美味しそうな映える写真を投稿する際に使うと効果的なハッシュタグです。グルメや食通のインスタグラマー、飲食に興味のある人々に検索されやすいタグとなっています。
また、最近流行りの傾向として
#foodporn(読み:フードポルノ)
というタグも出現。「ポルノ=魅力的な」という意味で「魅力的な食べ物」の説明タグとして使用されています。
これらの英語と掛け合わせた造語タグを使うメリットは2つ。
1つは飲食に興味のある若者に検索されやすい点。もう1つは外国の人にも利用されているタグであるため、より幅広い層から注目されやすくなるということです。
タグを使って人気アカウントを作成しよう!
インスタグラムは他のSNSよりもハッシュタグが重要。人気のアカウントづくりには、TwitterやFacebookとは違うコツがあったのです。
また、この流行造語タグを使用するという方法によって、筆者はグルメ投稿のいいねの数を通常の3~4倍に増やすことに成功しました。
ユーザーのニーズを満たす検索に基づいたタグや、最新の流行に沿ったハッシュタグを活用することでより一層注目されやすいインスタグラムアカウントを作ることができます。
インスタの人気に伸び悩んでいたオーナーは是非一度試してみて下さい。