おこめの関西グルメ旅②~ファン続出の中華料理店編~

前回のTwitterでバズる飲食店『喫茶ポミエ』に引き続き…今回のおこめの関西グルメ旅では、筆者が実際に食べに行って見つけた「餃子が旨い中華料理店」をご紹介します!

その名も、大阪梅田の大阪第一・第二・第三ビルにある『金明飯店』というお店。
なんと今回は『金明飯店』を経営する株式会社金明国際の代表、山下さんに取材のお時間をいただけたので、ここでしか聞けない独占トークも織り交ぜたコラムとなっています!

今回の飲食店:中華料理『金明飯店』

【限定企画】おこめの関西グルメ旅②~「餃子の王将」ニモ負ケズ⁉ファン続出の中華料理店編~
第二弾の舞台は大阪市北区の梅田にある安くて旨いがウリの中華料理店。
大阪第一ビル、第二ビル、第三ビルの地下飲食街にある『金明飯店』です。

JR東西線北新地駅直結でアクセスは抜群!

梅田で働くサラリーマンの中には「行ったことある!」という方も多いのではないでしょうか?

筆者が今回この『金明飯店』さんに着目したのは、このお店が言わずとも知れる人気店『餃子の王将』にも負けない〇〇を提供しており、創業以来16年絶えず愛され続ける実績を持った実力派飲食店だったからです。

TVでも話題!リーズナブルで美味しい本格中華料理

ランチもディナーも宴会も人気の中華料理『金明飯店』。
宴会向けの食べ放題コースは2,389円~、ランチはワンコインからと、とってもリーズナブルな価格で料理を楽しむことができます。

おまけに料理人は中国福建省出身のシェフが寄り集まっているのでまさしく本場の中国料理をお手頃価格で味わえるのです。

【限定企画】おこめの関西グルメ旅②~「餃子の王将」ニモ負ケズ⁉ファン続出の中華料理店編~
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実はこの『金明飯店』、ジャニーズWESTによる朝日放送バラエティ『エージェントWEST』などのテレビ番組でも取り上げられ、ツイッターやInstagramなどSNSでの口コミも大好評です。

みなさんもご存知の通り、飲食店が店舗を経営し続けるのは難しく、創業よりたったの2年以内で8割以上のお店が経営困難になると言われる、非常に厳しい世界です。しかしながら、この『金明飯店』は、なんと16年間もの間、大阪梅田の激戦区で人気を獲得し続ける生粋の勝ち組。その秘訣は一体、何なのか。代表の山下さんにインタビューをしてみることにしました。

16年間愛され続ける秘訣はこだわりの“餃子”

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『金明飯店』が愛され続ける理由・・・それはこの「餃子」にありました。

経営の存続に大切なのは、リピーターです。

実は、お客様離れが最も高い業種と言われる飲食業界。3回来店があればリピート率がグッと上がると言われる一方で、初回来店客の80%は3回もリピートしないと言われており、常連客を獲得することは厳しい世界なのです。

筆者:「16年も人気であり続けるとなるとやはりリピータ―の獲得が必須ですよね?」

代表:「そうですね。うちにはほとんどのお客様が常連さんで、この餃子を食べに何年も通ってくださる方が多くいらっしゃいます。」

筆者:「餃子がお店の名物ということですね。でも店の近くにはあの“餃子の王将”もあるじゃないですか。お客様が流れてしまうことはなかったのですか?」

代表:「それが、案外大丈夫でした。やっぱり金明飯店の餃子が一番だと言ってくださるお客様が多くて。とてもありがたいことです。」

『金明国際』の代表の山下さんによると、創業以来こだわりつづけた金明飯店の「餃子」こそがお客様に16年間愛され続ける秘訣だったと言います。有名店『餃子の王将』に勝るとも劣らない人気の餃子とは一体どんなお味なのでしょうか?

そこで、こだわりのレシピと魅力を代表に独占取材してみました。

ココだけの話!社長が語る“餃子”へのこだわり

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こちらが、『金明飯店』の餃子(1人前6個入)です。
社長自ら語る、こだわりのポイントは全部で3つ。

1.ニンニク完全不使用
2.野菜たっぷりでヘルシー
3.ジューシーな肉汁

正直なところ筆者は「ニンニクなしでは物足りないのでは…?」と思ったのですが代表曰く、これこそが金明飯店の餃子が持つ魅力なのだとか。早速ですが、実際に食べてみることにします。(いただきます!)
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パリッ‼ じゅわわ~…

「・・・!!」

こんがりと焼かれた餃子の皮は一口食べると
“パリパリッ”と香ばしく、噛むほどにもちもちとした皮の食感が楽しめます。

そしてじゅんわりと溢れ出てくる肉汁はまさに旨みを凝縮したスープ!
ジューシーなのですが、野菜がたっぷりなので軽く食べられちゃう魅惑の逸品です。

それに、驚きなのがニンニク不使用なのに物足りなさを思わせない旨み味わい。
むしろ臭いが気にならないから、平日のランチにも嬉しく、良いこと三昧ではないですか!

こだわり餃子のレシピをちょこっと公開!

近隣に『餃子の王将』が出来ようとも、屈しなかった『金明飯店』のこだわりの餃子。一体、何をどのようにこだわればそこまで常連を獲得できる人気の味を生み出すことができるのでしょうか?

◆ヘルシー&ジューシーな理由は自家製のタネ

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代表の話によるとこだわりの餃子を作る決め手は、中身のタネにありました。
よく豚と牛の合い挽き肉を使用しているお店が多い中、金明飯店ではすべて豚を使用。
そして肉3kgに対し、野菜を4kgを使用することでヘルシーに仕上げているのです。

その野菜もキャベツや白菜ではなく、千切りにしたたっぷりの大根を入れてモチモチに。
さらにお肉と相性の良いニラを加え、旨みを引き出しているとのことです。また、ニンニクの代わりには生姜と玉ねぎを使っています。

代表:「餃子は、質の良い肉でないと臭みが出てしまうんです。だからニンニクを使うお店が多いのですが、うちでは厳選した新鮮な豚肉を使用しているのでその心配もありません。」

『金明飯店』がニンニクを使わずとも美味しい餃子を作れるのは、鮮度の高いお肉とたっぷりの野菜が決め手だったのです。

◆作り置きは禁止!その日のうちに1つ1つ丁寧に手包みを

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そして独自配合で作った餃子のタネは、もちろん、店内仕込み。その日に提供するものは必ずその日のうちに1つ1つ手包みすることが美味しさの秘訣だと代表は言います。

筆者:「餃子を作り置きしてしまうと、やはり味は落ちてしまいますか?」
代表:「もう、確実に美味しくなくなります。特に皮の食感は全然違いますよ。」

作り置きは楽ではありますが、餃子を冷凍保存すると、やはり美味しさの要である皮の食感、肉の旨みが劣ってしまうとのこと。そのため、朝早くから料理人が二人がかりで3~4時間かけ、毎日餃子の仕込みを行っているそうです。

こうして、金明飯店の餃子は日々職人の手によって手作りされ、16年間人々の心を掴んで離さない名物メニューとしてお店のリピータ―を獲得してきたのです。

結論:リピータ―続出の人気店はファンが店を強くしていた!

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以上、大阪梅田の本格中華料理店『金明飯店』について考察してみました。
店舗経営を維持するには「常連」の獲得が必須です。『金明飯店』では大阪駅ビル近くの梅田エリアで働くサラリーマンやOLをターゲットにし、

・誰でも通えるリーズナブルさ
・本場の料理人が作る本格中華料理
・こだわり抜いた秘伝の餃子

上記3つの柱を武器に、これまで16年間、リピータ―を獲得し続けてきたことが明らかになりました。

有名チェーン店『餃子の王将』が近くに出来たとしても常連離れが起こらない、人気の秘訣はここにありました。グルメな皆さんのお店選び、人気店から学ぶ集客術として、今回のコラムをぜひ参考にしてみてくださいね。

【参考文献 】
河野祐治『これだけは知っておきたい儲かる飲食店の数字』(日本実業出版社/2014年)

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