『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』【サムネ】

インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略

写真投稿型のSNS・Instagram(以下、インスタ)は、飲食店の集客ツールとして注目を集めています。

例えば2018年10月23日には、新機能である「アクションボタン」⁽¹⁾搭載。飲食店予約サイト「ぐるなび」と連携して、インスタからレストランのオンライン予約が出来るようになりました。詳しくはこちらで、解説しています。

春はSNSで集客を狙え!飲食店のための簡単インスタ講座①~ぐるなびとの連動で予約効果をUP~

ちなみにインスタの企業向けアカウントである「ビジネスプロフィール」は、1日50万回もの訪問があるようです。

今こそインスタが持つ集客力を活用すべきチャンス。
そこで実際にインスタから毎月600名の顧客を集めるバーの事例を紹介します。

インスタの運用をしていても、思うように集客できていない飲食店も少なくありません。
ぜひ成功事例から、どのような戦略を展開すればいいのか学んで行きましょう。

インスタから600名を集客するバーの戦略

『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』
今回取り上げたいのは、大阪市内にあるバーです。
雑居ビルの4階にあり、席数は20数席ほど。

オープンは2017年12月。
オープンして1年も経たないうちに人気店となりました。

決して大型店舗とは言えないバーに沢山のお客様が毎夜、足を運んできます。
その集客を支えているのがインスタです。

ちなみに、こちらのバーが持つ最大の強みはプラネタリウムがあること。
天井・壁面いっぱいに満天の星空が輝いています。

また寒い時期には、コタツが設置されており、ソファ席で温まってくつろぐことが可能です。
また星座にちなんだワインやカクテルも提供されており、幻想的なムードが漂います。

インスタでは、輝く星空とオシャレなお酒の写真がお店・お客様によって、毎日のように投稿されています。

『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』

どのような戦略を展開しているのか、実際にオーナー様に話を伺いました。

「知人からマーケティングの成功事例を作りたいからと、星空が楽しめるバーをしたらどうかと案をもらいました。面白そうだったので、やってみることにしたんです。マーケティングのテーマは、都会の真ん中にいながら、大自然を満喫する。ぼくは奈良県出身なんですが、田舎の夜空はとても綺麗です。一方で大阪では星空があまり見えない。星空バーは、他店でもありますが、うちほど隅々にまで空間を演出した店はありません。1台100万円を超える、本格化のプラネタリウムを設置しているので、迫力満点です。本当に大自然を体感できます。この星空を求めに来るお客様をターゲットにして、お店をオープンさせました。お店のターゲットは女性です。実際に7割以上が女性客。男性もカップルで、ほとんど女性と一緒に来られます。」

オーナー様が描いていたマーケティングのシナリオ通りに、お店は動きだしました。

『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』

「都会の女性が求めているものは2つです。1つは、くつろぎ。仕事で疲れて、会社帰りに来られる方が多いんです。2人で来店されても、まったく会話をしないお客様も珍しくありません。ただボーっと時間を過ごされています。お客様のニーズに合うように、まず玄関で靴を脱いでもらうことにしました。可愛いスリッパで入店。カウンターにハンモック、ソファ席を用意しました。バーと言えば、遅い時間帯がピークになりますが、うちはオープン時間の20時から常連さんが集まってきます。」

オーナー様曰く、こたつ席では眠ってしまう方もいるんだとか。

「あと1つが、とにかくインスタです。若い女性はオシャレな写真を投稿したいんです。うちでは、それが実現します。どの席から写真を撮っても、写真映えします。また撮影をする場所によってまったく異なる写真になるのも魅力的です。毎日のようにインスタに投稿されていますが、同じような写真がありません。おかげさまで大阪だけでなく、他府県から通われる方も多いんです。北海道から沖縄まで、大阪旅行ではなく、わざわざうちに来店する目的だけで大阪に来たという方もいます。これがインスタの影響力です。ハッシュタグは出来る限り付けていますよ。店名はもちろん「大阪カフェ」「女性会」「フォトジェニック」「カメラ女子」「インスタ映え」など、検索件数の多いハッシュタグは必須です。」

くつろぎたい、そしてオシャレな写真を投稿したいというニーズに応える戦略によって、インスタから毎月500~600名の集客をしているようです。

『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』

また誕生日や記念日、女子会、デートなど、様々なシーンで使ってもらえるようにクーポンや特典、割引といったサービスも提供しています。再来店のきっかけとなる導線もきちんと張っています。

ターゲットとする顧客の求めていることさえ押さえれば、リピーター獲得も困らないとのこと。まさにマーケティング戦略を軸にしたインスタ集客、飲食店運営に成功したと言えるでしょう。

さいごに

今回取り上げたバーが行ったようなマーケティング戦略は、今までのやり方と何が違うのか。筆者なりにまとめてみました。

これまでは

①名物料理・看板メニュー・こだわりの空間を作る。
②広告によって、お店の知名度をアップさせる。
③ファンを作っていく。リピーターにつなげる。

『インスタで毎月600名を集客するバーのマーケティング戦略とは』

でしたが、今回は

①ターゲットを絞って、インスタなどSNSでお店のファンを作る。
②ファンが求める商品・サービス・空間を提供する。
③顧客に合わせた広告によって、さらにリピーター・新規客を増やす。

という流れで捉えることが出来るのはないでしょうか。

つまり狙ったファンを集客できる仕掛けや、顧客が求める商品・サービスを、すでに戦略に組み込んだ上で店づくりをしていく方法です。

今回の事例ではインスタの活用が最適でしたが、ぜひ記事の内容を参考にしながら集客力のアップを図ってみてください。

さいごにインスタを活用した、実用性の高い集客術コラムを紹介します。インスタ検索と、ハッシュタグに関する記事です。ぜひご活用ください。

<インスタ活用術>ハッシュタグで、トレンドに敏感なファンを集客する方法(前編)
<インスタ活用術>ハッシュタグで、トレンドに敏感なファンを集客する方法(後編)
本当に効果あるの?若者の9割がやっている「インスタ検索」の仕組みとは
【飲食業界人必見!】不人気の原因は#にあり?集客に最も効果的なインスタグラムのハッシュタグとは?

なお、インスタのアカウントをまだ開設しておらず、これから運用していきたい飲食店オーナー・店主さまはこちらでやり方を説明しています。
【超初心者向け】今さら聞けない!?飲食店必須のInstagram基本の操作①~アカウントの作り方~
【超初心者向け】今さら聞けない!?飲食店必須のInstagram基本の操作②~最も多いQ&Aザックリ解説~

【参考文献・リンク】
⁽¹⁾インスタからレストラン予約、ぐるなびと連動|日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36001020S8A001C1X30000/

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