現在は、1つの仕事をやり続ける、1つの会社で働き続けるというよりも、転職や副業をすることが当たり前の時代になりつつあります。
しかし、リスクがともなっていたり、将来に向けて対策をする時間を作れなかったりする方も少なくないでしょう。
そこで提案したいのが「#スイッチしよう」という柔軟で、自由な新しい発想です。
詳しくはコラム内で説明していきますが、とくに現在、会社員や自営業をしていて、これから飲食業界にチャレンジしてみたい方。飲食業界で働いているけど、ほかの活動もしてみたい方に読んでいただきたい記事です。
「#スイッチしよう」が、これからの生き方である
サントリー食品インターナショナル株式会社から新商品「サントリー 南アルプススパークリング」「同 レモン」「同 グレープフルーツ(ファミリーマート限定)
」が、2018年4月24日に販売開始されました。
アウトドアブランドであるスノーピーク株式会社と共同開発をした無糖炭酸水で、ブランド史上最強のガス圧を実現。近年、加熱する炭酸水市場の新アイテムとして、注目されています。
商品そのものと同時に、話題となったのが発売に合わせて公開された特設ページ、CM動画です。
テーマは自分らしい自分に「#スイッチしよう」。
#南アルプススパークリング 新発売記念💧
オートレーサーにスイッチした #森且行 さんのソロインタビュー映像公開✨
幼い頃からの夢を叶えた森且行さん。悩みながら最後のチャンスと向き合ってスイッチした当時の心境や、今現在の思いや夢を語られています🍀#スイッチしよう pic.twitter.com/tZLZJrhAMv
— SUNTORY(サントリー) (@suntory) 2018年5月9日
トップに掲載された謳い文句が、ユーザーの心を打ちます。
「人生の道はひとつとは限らない。
一度きりの人生だからこそ、いろんな自分を楽しもう。
二足のわらじも軽やかに、別の自分を行ったり来たり。
ここにいる“あの人”たちのように。もっと自由に、自分らしい自分に。
#スイッチしよう。それは人生を楽しむキーワードです。」(1)
サイト内や動画内では、自分の考え方や生き方にスイッチを入れて、自分らしく輝く方々の姿がドキュメンタリータッチで描かれています。
例えば、元アイドルで現オートレーサーである森且行氏。現役サッカー監督で、ワイン醸造家としてブランドを立ち上げたフィリップ・トルシエ氏。タレントとして、そして母親として、さらにはキャラクターデザイナーとして活躍する若槻千夏氏。 ミュージシャン(SOPHIAは2013年に活動休止)として、俳優として活躍する松岡充氏。
人生の優先順位を切り替えて、生き方をスイッチ。
さらに自分が、より自分らしい自分へと向かっていく、そんな様子が垣間見られます。
今までの仕事をする必要はないし、1つの活動をする必要もない。
シフトを完全に変えてもいいし、2つ、3つとやることを増やしていくのもあり。
そんな生き方の提案が「#スイッチしよう」の核心なのです。
さいごに
「#スイッチしよう」という言葉づかいは、一種の軽さがあります。
例えばキャリアのシフトやチェンジというワードでは、重い腰を上げないとできない、慎重な決断が迫られるといった印象を受けます。
しかし、その時の自分の感性や考え方に突き動かされて、自由自在にキャリアを変えていく感じが「#スイッチしよう」に込められているのではないでしょうか。
次回は、実際に飲食業界で「#スイッチしよう」を実現した人たちの事例を紹介していきます。
【参考文献・サイト】
(1)「#スイッチしよう」|サントリーホールディングス株式会社
https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/switchshiyou/