インバウンド対策!飲食店で使える接客英会話~実践編~
今回はいよいよ実践編。接客だけでなく、メニューや看板など様々なシチュエーションで使える英会話・英文をご紹介していきます。発音やスムーズさなどは、最初のうちは重要なことではありません。一番大事なことは「伝えようとする姿勢」です。一生懸命に話せば何事も伝わります。
1.ご来店から着席、最初のオーダーまで
・挨拶
「こんにちは!/こんばんは!」
☞はじめは挨拶が肝心!笑顔で気持ちの良い挨拶をしてお迎えしましょう。
・予約の有無
「ご予約はされていますか?」
☞YesかNoで答えられることが多いです。Yesの場合、“What’s your name?”とお名前を伺いましょう。
・人数の確認
「何名様ですか」
・満席 / 待ち時間
「現在満席の状態です。お時間20分ほどお待ちいただいております。」
☞“20 minutes”の部分にお待たせする時間を入れて対応するようにしましょう。
・席へのご案内
「こちらにどうぞ。」
・ご注文 / ドリンクのお伺い
「ご注文はお決まりですか?/お飲み物はいかがいたしますか?」
2.配膳からお会計まで
・配膳
「こちらが“料理名”です。」
・追加のオーダーを聞く
「ご注文の品はお揃いですか?/ 追加オーダーはございますか?」
・お会計を提示する
「こちらがお会計です。5,000円でございます。」
・お支払い方法1
「お会計はご一緒になさいますか、それとも別々にされますか?」
☞ちなみに傾向としては、お会計を分けられる場合が多いのが海外観光客の特徴です。
・お支払方法2
「申し訳ございませんが、お会計は現金しか取り扱っておりません。」
3.居酒屋さんあるある英語
日本の居酒屋独特の文化が「お通し」。この文化を海外観光客の方に理解してもらうためには、「注文に関わらず、全てのお客様にかかる席料がある事」を説明する必要があります。そのためには、お通しを提供する際に口頭で説明をしたり、メニューにあらかじめ記載しておくとやりとりもスムーズになります。
【メニューなどに記載する際】
We have a cover charge of 500 yen per person, which includes a small appetizer served with first drink.
「本店舗では、チャージ料金として1人500円分頂戴しており、最初のドリンクと一緒にお出しするお通しが含まれております。」
【口頭で説明する場合】
「こちらはお通しと呼ばれる前菜です。これは(自動的に)サービス料金に含まれております。」
☞文字に表す方が改まっており、言い回しとしては言いにくいため、口頭での説明とは分けて使うとわかりやすいでしょう。
さいごに
文章をすべて暗記できるのがベストですが、単語だけでも意味合いは伝わります。何度も読んで練習することで、体で覚え込ませるということも大事です。簡単な接客コミュニケーションができるようになったことをきっかけに、そこから改めて英語を勉強しはじめた、というお話もよく耳にします。実践を繰り返しながら、英語を使う事への抵抗をなくし、楽しさを見出すことが大切です。
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このように、数ある飲食店の中でも、海外観光客が多く集まるお店もあります。是非、英語を使いながら働き、外国語スキルを積極的に活用していきましょう!