若者の9割がやっている「インスタ検索」の仕組み

「インスタ検索」はGoogleでもYahooでもなく、
その名の通りInstagramを使ってお店を調べるというもの。
実際来店した客が各々投稿した写真を見て、
お洒落でインパクトのあるお店を探すのに便利な手段となっています。

以前に公開した食ジョブコラム~食✕職~でもご紹介した通り、近年10代~30代の若者を中心に
この「インスタ検索」を使ってお店探しをすることが非常に流行っています。

今回はその「インスタ検索」の仕組みと効果について詳しくご紹介していきたいと思います。

インスタで集客するには「ハッシュタグ」が重要!

本当に効果あるの?若者の9割がやっている「インスタ検索」の仕組みとは
インスタ検索とは、Instagramの検索枠に知りたい情報のキーワードを入力して調べる検索方法です。この時に重要になるのがハッシュタグの登録。

■ハッシュタグとは?

ハッシュタグとは、写真に文字情報を関連付ける機能のことです。
インスタグラムは主に画像を投稿するSNS。例えばステーキの写真を撮影した場合、そのまま投稿してしまうとただ一枚の写真でしかないですよね。

そこで、この画像に【#ステーキ】といった#から始まる言葉をプラスすると、画像に文字情報を追加することができ、この写真が「ステーキ」という文字で検索された際に結果としてヒットするのです。

実際にインスタグラムで「ステーキ」と打ち込むと#ステーキというハッシュタグがついた既存投稿の候補が1,289,256件もあるという事が分かりました。(2018年10月3日時点)

ステーキ屋を構える飲食店の場合、これに加えて

#心斎橋肉バル #心斎橋ステーキ #肉 #肉スタグラム
#ジューシー #肉汁 #肉テロ

など、上記のような「肉」や店舗の「エリア」と「業態」を組み合わせた言葉を入れておけば、まず間違いなく肉やステーキ、肉バルを求めている人に検索されやすくなるでしょう。

Instagramの更新は本当に集客に効果があるのか?

本当に効果あるの?若者の9割がやっている「インスタ検索」の仕組みとは
SNSが本当に集客や売り上げのアップにつながるのか
疑問に思っていらっしゃる方も多いかもしれませんが、その答えはずばりYESです。

とりわけ大阪の梅田や心斎橋、京都の河原町、
神戸三宮エリアのカフェ業態は特に効果があるといえます。

なぜなら、ハッシュタグ検索をかけたときに

・梅田カフェ:113,738件
・心斎橋カフェ:74,036件
・心斎橋ランチ:21,023件
・河原町カフェ:24,602件
・神戸カフェ:218,568件

と、20万~200万以上にも及ぶ最も多い検索ワードが
今挙げたエリアにあるカフェに関連したキーワードであるからです。(2018年10月3日時点)

また、以前の食ジョブコラム~食✕職~でもご紹介しましたが、飲食店がハッシュタグを付ける場合
#神戸バル #京都スイーツ #なんば居酒屋 といったように、
#エリア+業態 のタグをつけておくとお店探しをしている人々に見られやすくなり実際の来店につながる傾向にあります。
このことからも、カフェ業態に該当する飲食店はInstagramを運用する意義があるといえるでしょう。

こんな風に活用しよう!インスタ上手の飲食店をPICK UP

では実際にどのように投稿するのが効果的なのでしょうか。
実際にInstagramをよく活用している飲食店の投稿を例に見てみたいと思います。

■UMIYA cafe
1つめは、大阪のなんばにあるカフェ@umiyacafe_gw7sinのアカウントです。

こちらの店舗では、カラフルでSNS映えする写真を撮影し、店舗に関連するハッシュタグをびっしりとつけた上で投稿しています。

フォロワー数は3,743人、いいねの数は700~900超えするものも。
Instagramのハッシュタグは最大30個までつけることができるのですがつけられる分だけたくさんのタグをつけ、より多くの人へ存在を知ってもらうという工夫をされています。

■Without cafe
2つめは 神戸にあるカフェ @with_out_stand のアカウントです。
https://www.instagram.com/explore/tags/withoutstand/

一見シンプルなコーヒーショップですが

#WOstand 34,937件
#withoutstand 37,695件

上記の通り、店名に関するハッシュタグでの投稿が多数。店舗スタッフの投稿はもちろん、来店したお客様が店名をハッシュタグとして投稿している様子も多く見られます。

店名がここまで数多くのハッシュタグとされることは、店舗のブランド力を高めることにつながります。ユーザーが「なんだかオシャレな写真だ。どこのお店のだろう?」と写真を見たときに店名を知ってもらえれば、お店のことを認識してもらいやすくなり、来店へと繋げることができるのです。

そのために店舗が工夫されていることは、どの投稿にも
・店舗のトレードマークとなるロゴ入りカップドリンクの写真を投稿していること
・ハッシュタグに店名を必ず入れること

といった2点があげられます。

また、同店舗がタグに使用している英語表記の#coffee という単語は、検索結果97,206,166件と世界的に検索されているキーワードで、カフェ業態は見逃すことのできないハッシュタグであると言えます。(2018年10月3日現在)

若者の9割がやってるInstagramの「ハッシュタグ検索」を活用!

本当に効果あるの?若者の9割がやっている「インスタ検索」の仕組みとは
以上、Instagramのハッシュタグ検索の仕組みと効果についてご紹介しました。
もうSNSでの集客をスタートダッシュしている飲食店も多い中、後れをとらない様に対策しておくことが大切です。実際に20代女性の筆者の知人もInstagramのハッシュタグ検索&来店を経験したことのある人がほとんど。飲食店の経営者の方々はぜひ新しい集客方法としてこのインスタ術を取り入れてみてくださいね。

次回のSNSコラムでは、忙しい飲食店オーナー必見の耳より情報をご紹介。「インスタ大事なのは分かるが、そんな時間はない!」という方のためのInstagram総合支援システムについてご紹介いたします。SNSの労力を極限まで減らすことのできる最新AIサポートシステムです。お楽しみに!

▼インスタに関するおすすめ食ジョブコラム~食✕職~はこちら!

①【必見】飲食店がSNSするならインスタはやっておけ!!知らないとヤバい?飲食店がインスタグラムをしておくべき理由
https://colum.shokujob.com/wp/news/2018/06/3428/
②【超初心者向け】今さら聞けない!?飲食店必須のInstagram基本の操作①~アカウントの作り方~
https://colum.shokujob.com/wp/news/2018/08/3523/
③【超初心者向け】今さら聞けない!?飲食店必須のInstagram基本の操作②~最も多いQ&Aザックリ解説~
https://colum.shokujob.com/wp/news/2018/08/3526/
④【飲食業界人必見!】不人気の原因は#にあり?集客に最も効果的なインスタグラムのハッシュタグとは?
https://colum.shokujob.com/wp/news/2018/07/3511/

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