飲食店がインスタグラムをやってないとヤバい理由とは?
最近若者の中で流行りのSNS、インスタグラムこと「インスタ」。
ネットが苦手!という飲食店のオーナーの中でも、インスタの必要性を感じている方も多いのではないでしょうか?
お店のSNSアカウントを作ろうか迷っているオーナーに向け、今回のコラムではインスタグラムのアカウントを先行して作成すべき理由とメリットをご紹介します。
目に見える美味しさを伝える、インスタグラム
SNSの質の向上、より多くの人に注目してもらうためには、文章ばかりに頼るだけでは不十分です。某グルメサイトでも料理写真のないページはとても寂しくて行ってみたいとは思わないですよね。
逆にインスタグラムは文章に頼らなくとも写真、動画、イラストといった視覚効果の高いメディアを活用して、よりストレートに感覚に訴える情報を提供することができるSNSなのです。
2010年に一般公開されたインスタグラムは2006年に一般公開されたFacebookやTwitterに比べSNSとしては若手の分類となります。しかし、誰でも楽しめる「写真」の投稿を武器にしたことでインスタグラムは短期間で世界中の人々へと広まり、2014年にはユーザー数が3億人を突破するという実績を残したのです。
さらに2018年には4億人、2016年には5億人へとユーザー数を伸ばしその勢いは今も衰えることを知りません。
飲食店のオーナーが、Twitterでもなく、Facebookでもなくこのインスタグラムを使うべき理由を今回はメリットとともにご紹介していきます。
使いやすさNo.1!誰でも始められる!
まず、1つ目のメリットは、誰でも簡単に投稿できる点です。
前文のインスタグラムの紹介でも触れた通り、インスタグラムは文章ではなく写真に着目した画像投稿ツールなのです。文章だけでは投稿することができませんが、画像だけで投稿をすることができる、これはTwitterやFacebookと比較した際に挙げられる最も大きな違いだと言えます。
「文章を考えるのが苦手。」
「字を打つのがめんどくさい。」
「SNSなんてしている時間がない。」
という飲食店オーナーも、スマートフォンさえ持って入れば、
考える時間がなくても簡単にお店の宣伝をすることができるのです。
筆者もインスタグラム、ツイッター、フェイスブックなど様々なSNSを使用していますが
実は、最も飲食店にとって容易に始めやすく効果的に使いやすいツールであると実感しているのがこのインスタグラムなのです。
利用者の多数が、飲食に興味のある人だった!
2つ目のメリットは、飲食に興味のある人へ向けてアピールができるということです。
womedia Labo*によるインスタグラムに関する調査によると
2015年に調査されたインスタグラム内のハッシュタグの活用方法として
1位:料理をする時にレシピ検索する
2位:食べたいメニューを探す
3位:外食の際のお店探しの参考にする
とトップ3が飲食に関する内容であることが明らかになりました。
特に「外食のお店探しの参考にする」という点に関しては、飲食店にとっても非常にメリットがあるといえます。
他県から大阪へ遊びに来た筆者の友人(20代/女性)も、実際にインスタグラムを使って
#心斎橋バル というタグでお店を検索しお店へ行ったのを筆者自身が目撃しました。
このように、実際の予約・来店へとつ周知・集客にも役立つことがわかります。
実際に若い女性の来店動機になっている!
3つ目のメリットは、若い女性客にフォーカスして情報が配信できるという点です。
「女性客の多いお店は繁盛する」といういわれから、近年では女性にターゲットを絞ったお店が増えてきました。そんな中インスタグラムのユーザーは若い女性である場合が多く、2016年時点で18〜34歳の女性ユーザーだけで409万人にも上っていることがわかっています。
これらの特徴から飲食店がインスタグラムを使うことで、無料で若年層の女性ユーザーをメインターゲットとしたマーケティングを効果的に行うことができるのです。
また『SNSマーケティングのやさしい教科書。』によると「食べ物/飲み物」を見て「食べたい/飲みたい」と思ったユーザーが79%に上っていることとも明らかになっており、インスタグラムは実際の集客にも効果を得やすいということがわかります。
出遅れないで!飲食店がインスタをすべき理由
次回はハウツー編。初めてインスタグラムを使うオーナーに向けてアカウントの作り方をご紹介します。
◆参考URL
・http://appllio.com/how-to-use-instagram
◆参考文献
・『SNSマーケティングのやさしい教科書。』