定番料理なのに、なぜ人気?進化系!豚汁「ごちとん」の魅力
豚汁専門店「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」。東京で話題のお店ですが、2019年12月5日(木)には、大阪・梅田のホワイティうめだに初出店しました。オープン初日から行列ができる人気店となっています。
定番の和食である料理が、なぜ支持を集めているのでしょうか。進化系の豚汁「ごちとん」の魅力について紹介します。
■大阪に初進出した「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」とは
2019年12月5日(木)、ホワイティうめだ・泉の広場がリニューアルオープンしました。注目の飲食店が35店舗、集結。詳細は、以前コラムで紹介しました。こちらをご覧ください。
ニューフェイスとなるお店の1つが、「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」です。
「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」は、株式会社バックパッカーズ(東京都千代田区)が手がける和定食の新業態です。
同社は、野菜カレー専門店「野菜を食べるカレーcamp」(http://curry.camp/index.html)を、代々木や新橋など東京を拠点に大阪や静岡、福岡で展開している外食企業です。
「野菜を食べるカレーcamp」は、昔仲間とキャンプで作ったカレーがテーマ。「野菜っておいしい!カレーって楽しい!」という感動を届けるために、誕生しました。
厚生労働省が推奨する一日分の野菜摂取量350gが摂れるカレーが名物メニューです。
そんな健康を考え、食べることの楽しさを提案する企業によって「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」は創り出されました。
きっかけは「野菜を食べるカレーcamp」で女性から人気だった冬限定メニュー・豚汁カレーです。開業10周年を記念して、豚汁専門店を出店。
代々木本店を皮切りに、2019年10月15日(火)には、OOTEMORI店(東京都千代田区)がオープン。そして3号店として、ホワイティうめだへ大阪初進出することとなりました。
豚汁と言えば、一般的には細かく刻んだ野菜が入っていますが、「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」では、野菜もお肉も具材は大きめ。
人気NO1のメニューである「ごろごろ野菜のごちとん豚汁」は、まさにお店の特徴を表しているメニューです。栄養たっぷりで食べごたえもあります。豚汁のカロリーは、250kcalが一般的です。だいたいご飯1杯分くらいのカロリーですね。
大阪に出店した「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」が、どんなお店なのでしょうか。筆者の食レポとともに、顧客の心をつかむ魅力について紹介します。
■「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」の魅力とは
①メインとしての豚汁!
最大の魅力は、何と言っても豚汁をメインのおかずに昇華させたことです。
「ごろごろ野菜のごちとん豚汁」には九州麦味噌ベース、炙り豚しゃぶ、大根、ニンジン、玉ねぎ、白菜、糸こんにゃく、木綿豆腐、青ネギが入っており具だくさん。ランチや晩ご飯に十分なボリューム感があります。
深い甘みが口いっぱいに広がり、豚肉の旨みと重なって、胃を満たしてくれます。ごはん(小中大)、香の物が付いた豚汁定食セットとの注文がオススメです。お店が提案している3ステップの食べ方があります。
一.豚汁のたっぷりお肉を、ご飯にワンバンで味わう。
二.豚汁の細切り野菜と糸こんを、麺をすするように味わう。
三.豚汁の残ったスープにご飯と生卵を投入して、雑炊として味わう。
*生卵は豚汁をご注文のお客様におひとつサービス。
かつて「Soup Stock Tokyo」がスープをメイン料理にしたように、豚汁を主役にしただけではなく、3段階の楽しみ方ができるのです。
②進化系の豚汁が味わえる!
メニューは定番の豚汁だけではありません。「キーマカレー豚汁」「炙りスペアリブ豚汁」といったオリジナル豚汁もあります。
筆者自身、「炙りスペアリブ豚汁」を頂きましたが、豚汁に煮詰めたスペアリブという組み合わせに感動しました。柔らかくてホロホロのスペアリブによって、豚汁がさらに美味しく味わえます。
「キーマカレー豚汁」
「炙りスペアリブ豚汁」
さらには「西京味噌のごちそう豚汁」や、ホワイティうめだ店限定で「大阪ごちとん豚汁」といった関西ならではのメニューもあります。西京強味噌、炙りスペアリブ、玉ねぎ、白菜、糸こんにゃく、木綿豆腐、大根、人参、青ネギ、紅しょうがが入った贅沢な豚汁です。
「大阪ごちとん豚汁」
大阪以外では、「しょうが焼き豚汁」「江戸甘味噌のごちそう豚汁 」など、豚汁の進化系メニューが充実しています。
「しょうが焼き豚汁」
「江戸甘味噌のごちそう豚汁 」
③野外ロックフェスの屋台で食べるような楽しさ
お店の設計テーマは、野外ロックフェスの屋台。
壁面には、ロックアーティストのデザインが施されており、本当にロックフェスの屋台を彷彿させる店内。ホワイティうめだ店では、店頭にある厨房から炊き出しのような雰囲気が漂っています。
豚汁の何とも言えない良い香りに、通りを行く人たちは思わず足を止めています。以前、飲食店における香りの効果についてコラムで取り上げました。以下の記事をご覧ください。
さらには非日常体験へと誘いこむような飾り付けに照明で、訪れたお客さんの気持ちを高揚させてくれます。
■さいごに
ホワイティうめだに出店した「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」。豚汁をメインのおかずにしたお店の魅力について、紹介をしました。ぜひ「野菜を食べるごちそうとん汁 ごちとん」の進化系豚汁を味わってみてくださいね。
今後も「食ジョブコラム~食✕職~」では、街のグルメ事情を敏感に察知しながら、最新情報をお届けしていきます。専属ライターによるグルメ情報・レポートをお届けしていきますので、是非ご覧ください。
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