「日本1のサーバー」を決めるS1サーバーグランプリから学ぶ!“また逢いたい店員さん”になる極意_サムネ

S1サーバーグランプリに学ぶ!また逢いたい店員になる極意

飲食店で接客を担当する「サーバー」の日本1を競う第14回S1サーバーグランプリ関西地区大会が、2019年1月30日に大阪市内で開催されました。飲食店のサービススタッフの地位向上とサービス技術そのもののレベルアップが目的とされているこの大会。筆者も今回その大会に潜入して、“また逢いたいサーバー”になる極意を探ってきました!

S1グランプリとは?

そもそもS1グランプリってみなさんご存知ですか?簡単に言うと、日本の飲食店のサーバーの中から「また逢いたいサーバー日本1」を決める大会。全国10地区から細かい審査項目をくぐりぬけたサーバーたちが競い合い、地区大会では更なる全国大会に進出するためのファイナリストを決定します。見ている側の勉強になるだけでなく、出場しているサーバー個人にとっても、大会を通じて他店のサーバーから良い刺激を受けたり、自身の接客を見直す良い機会となっています。

地区大会の審査内容は、①クイック審査、②規定審査、③スピーチ審査の3つ。審査の基準はとてもシンプル。良かった悪かったではなく「誰に最もまた逢いたいと思ったか」です。この3つの審査からわかった、“また逢いたいと思うサーバー”になる秘訣を具体的に説明します。

①クイック審査

スクリーンに出されたお題に対して、瞬時に考えて回答する問題形式です。この問題の審査で分かった「極意」は「瞬発力」。いきなり出される問題に対して、どれだけ素早く、そして的確に回答できるかが鍵となっています。実際の飲食店の現場でも同じことがいえます。お店のホールでは毎回何が起こるか分かりません。その場面に応じて、瞬時に「今自分が何をすべきか」を判断して行動できることが大切です。自分がお客さんとしてお店に行って素早く対応してくれるスタッフさんは、お客さんのことをよく見ているなと、見ていて気持ちがいいですよね。

②規定審査

「日本1のサーバー」を決めるS1サーバーグランプリから学ぶ!“また逢いたい店員さん”になる極意

与えられたシチュエーションに合わせて接客を行う形式。実際の審査では、サーバーそれぞれのキャラクターがイキイキとしていて、終始笑いの絶えない和やかな審査となりました。
この審査での主な「極意」となるポイントは、クイック審査に引き続き「瞬発力」と、「提案力・発想力」そして「感謝」です。この審査の最初のポイントは、いかに一時対応を素早くできるかどうかの瞬発力です。これが、忙しい繁盛店を円滑に回せる大きなカギになります。お客様は常に待っていてくれるわけではなく、スタッフを呼ぶ声は次から次に出てきます。一人のお客様の対応に素早く反応して対処することができれば、次のお客様を待たせることはなくなりますうよね。
では、困っているお客様に対してどう素早くアプローチすべきなのか?そこで重要なのが、柔軟な発想でお客様に対して提案ができる「提案力・発想力」です。様々な角度からお客様の状況にぴったり一致した解決策を提案できる、発想の幅広さが大事なのです。
そして最後に肝心なのは、お客様への「感謝」の気持ち。ご来店したお客様に対して常日頃から感謝の気持ちを忘れないのはもちろんのこと。お店に対して貢献してくださったお客様のご厚意に感謝するとともに、それを自分らしく表現することが大切です。

③スピーチ審査

テーマに沿って、事前に考えてきた内容でスピーチを行う形式。
「日本1のサーバー」を決めるS1サーバーグランプリから学ぶ!“また逢いたい店員さん”になる極意

この最後の審査におけるポイントは、「自身の振り返り」です。いつも自分が最高の接客でお客様を対応できるとは限りません。たまたま失敗をしたり、お客様のためを思ってしたことが裏目に出てしまうこともあるかもしれません。自分の接客をその都度振り返り、その長所・短所を見出すことができるサーバーは、次の接客にその学びを生かすことができます。

審査の中でも、出場者それぞれが、印象深いお客様とのコミュニケーションを通して多くのことを学んだという経験談を語っていました。一人ひとりのお客様との一期一会を大切にして、お客様にとって最高の一日になるようにおもてなししよう、という出場者の皆さんの心意気がとても印象的でした。

いかがでしたか?今回はS-1グランプリから学んだ“また逢いたい”と思えるサーバーになる秘訣について詳しくお伝えしました。ファイナリストとして選ばれるのはたった一人ですが、審査を見ていてサーバーの皆さんの個性が伝わってきて、個人的にそれぞれのお店で実際に接客されてみたいと思う方ばかりでした。飲食店で働く方は、ぜひそんな素敵なサーバーが集まるこのS1サーバーグランプリに、一度自身の接客を見直す機会として、実際に会場に足を運んでみて下さい!人とコミュニケーションをとる・おもてなしをするという点で、接客業にかかわるすべての人にとって有益な場だといえます。

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