コミュ障・人見知りで居酒屋のバイトは大丈夫なのか?(後編)

コミュ障・人見知りの人が居酒屋でバイトをするには、それなりのリスクを覚悟しなければなりません。「お金が必要だからどうしても居酒屋でバイトがしたい!」という人もいるでしょう。

今回は、コミュ障・人見知りで居酒屋バイトをしても大丈夫なのかについて、コミュ障でありながら居酒屋バイトをこなしてきた筆者が、独自の体験をもとにシリーズで徹底解説します。

前編では、コミュ障・人見知りの人が居酒屋でバイトをすることのリスク、さらにはコミュ障・人見知りになる原因について解説しました。まだご覧になっていない方は、こちらからご一読ください。

後編では、コミュ障・人見知りの人でも安心して働ける、上手な居酒屋の選び方についてご紹介します。

●コミュ障・人見知りでも働ける!居酒屋選びのポイント4選

【ポイント1:落ち着いた物静かな雰囲気の居酒屋を選ぶ】

コミュ障・人見知りで居酒屋のバイトは大丈夫なのか?(後編)

お店のムードは、スタッフの仕事に直結します。賑やかな居酒屋であれば、スタッフも明るく元気であることを求められます。

一方で、落ち着いた雰囲気の居酒屋だとお客さんの会話を邪魔せぬよう声を抑えるよう指示されることがあります。

居酒屋で働こうと思っているならば、その居酒屋の様子を一度のぞいてみましょう。お客さんとして来店するのも一つの手です。内の様子が落ち着いた物静かな雰囲気であれば、少なくとも大声や掛け声を強制されずに済むでしょう。

ここで重要なポイントは、自分がお店の雰囲気を居心地が良いと感じられるかどうかです。働くときもお店のスタッフ像を無理に演じる必要がなく、自然体のまま働くことができます。

お店に合わせて理想のスタッフ像を演じるというのは、案外疲れるものです。なるべくリラックスして働くためにも、事前にお店の様子を偵察しに行きましょう。

【ポイント2:個人で営業しているお店やこじんまりとしたお店を選ぶ】

コミュ障・人見知りで居酒屋のバイトは大丈夫なのか?(後編)

チェーン店のような居酒屋だと、本社からの指示で月に達成しなければならないノルマが決まっています。そのため、お店の人手が足らない状況でも、ノルマ達成のために無理にでも集客をしようとする傾向があります。店内はつねに込み合った状態で、心の余裕が生まれません。

個人営業であれば本社の指示はなく、規模が小さい分、スタッフ一人一人を気にかけてくれる居酒屋も多くあります。

こじんまりとしたお店であれば、混雑状況であっても、多くのお客様の相手をせずに済みます。お客さん一人に割ける時間も多くなるので、十分な接客をすることができますし、お客さんの満足度も上がるでしょう。

【ポイント3:働いているスタッフの仲が良い】

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どんな職場であっても、ギスギスした職場で働きたくはありませんよね。事前に居酒屋の様子を除いた際に、店内の雰囲気だけではなく、働くスタッフの様子も見ておきましょう。

お店の雰囲気が良くとも、指示を出す人がいないくてスタッフがあたふたしている、スタッフ同士の会話・協力している様子が見られない場合は要注意です。

人間関係が心配な方は、こちらの記事をお役立てください。

【ポイント4:自分がそのお店好きになれるかどうか】

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「好きな物こそ上手なれ」といいますが、やはり自分の気に入った職場であればちょっと嫌なことがあっても踏ん張りがききます。食べた料理がすごく美味しかった、スタッフの人がすごく親切だったといった感想でも構いません。何より「お客さんにも、自分のように喜んでもらいたい」と思える居酒屋であれば、働く際のモチベーションを高く保てます。

やる気があるのと無いのでは、仕事のやりがいも随分と差が出てきます。やりがいを感じられる職場はそう簡単に見つかるものではありませんので、そういったお店を見つけたら是非アルバイトに応募してみましょう。

【ポイント5:不自然に時給が高いお店は避ける】

コミュ障・人見知りで居酒屋のバイトは大丈夫なのか?(後編)

アルバイト情報サイトや雑誌を見れば、それぞれの地区における居酒屋の平均時給が、どれくらいかのかわかります。他の居酒屋よりも時給が高い居酒屋もあるでしょう。

しかし「時給が高い!ここにしよう!」と飛びついてはいけません。必ず詳細情報を念入りに確認しましょう。お店側(雇う側)からすると、人件費削減のためにも、時給を上げるというのはあまりとりたくない手段のはずです。

それでも時給を上げるというのは、今すぐ人手が欲しいという緊急を要する一時的な理由か、もしくは慢性的にスタッフが足りないという理由によるものです。

前者の理由であればまだ良いのですが、後者のように常に求人を募集している&時給が高いというお店はハードワークを強いられる可能性があります。

とくに求人内容があまり詳しくなく、「新人歓迎!」や「スタッフ同士の仲が良く、アットホームな雰囲気」と、大々的に打ち出している居酒屋は要注意です。新人を積極的に採用しているということは、スタッフの中に経験者が少ないということであり、接客で何か失敗をしてもフォローしてもらえない恐れがあります。

またスタッフ同士の仲が良いということは、すでにスタッフ内でグループが確立されているということです。転校生が転校先のクラスにすぐなじめないのと同じく、コミュ障・人見知りの人にとってよそのグループの輪に入っていくというのは、勇気がいるものです。しかしスタッフ同士でのコミュニケーションは、仕事をするためには避けられません。
コミュ障・人見知りの人は他の人より居酒屋で働くリスクが高い場合が多いので、居酒屋選びは慎重に慎重を重ねましょう。

●コミュ障・人見知りでも居酒屋バイトをするために

居酒屋のバイトは、通常の飲食店での接客に加えて、酔ったお客様の相手も務める必要があります。接客になれていないコミュ障・人見知りの人は避けた方が無難ではありますが、居酒屋で得た経験は社会に出た際に大いに役立つでしょう。

また良い職場に巡り合うことができれば、コミュ障・人見知りを克服するチャンスでもあります。お給料のため、また将来のためにも、上手に居酒屋を選んで楽しくバイト生活を満喫しましょう。

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