バイトで髪色を注意された!戻さなければクビ?今すぐできる対処法を公開
すぐに染め直さないとダメ?クビになる?そんな不安があっても、時間がないし、お金もなくてすぐ対応できないことがありますよね。
バイトを辞めるか悩む前に、すぐできる髪色対策をご紹介します!
髪色を注意されやすいタイミングや、NG対応などもご紹介。こっそり髪色を隠す方法や、どの程度染め直すのかなど、実際に髪色を注意された人の経験談を交えながら解説します。
髪色で注意されるタイミングはいつ?

バイトをしている時に、髪色を注意されやすいタイミングはあるのでしょうか。
実を言うと、注意されやすいタイミングは…あります。
それは、大きく分けると4つのタイミングです。
【1】ヘアカラーの色落ちのタイミング
【2】働き始めのタイミング
【3】お客様からクレームが入った時
【4】何度も髪色を注意されている時
これらの場面では、特に髪色に気を付けておかないと、注意される可能性が高くなります。
飲食店のアルバイトでは、清潔感が大切なので特に厳しくチェックされます。
では、どんなことに気を付ければいいのでしょうか。それぞれ詳しく見ていきましょう。
【1】ヘアカラーの色落ちのタイミング
実は、最も注意したいのがこの「ヘアカラーの色落ちのタイミング」です。
普段は目立たないように暗いトーンで髪を染めていても、染めてから日が経つと段々と明るさが目立ってきてしまいます。特にブリーチをした時には要注意。
特に飲食店などでは、キッチンではわからなくても、ホールの明るい照明の下に出た時に髪色が目立ってしまう、ということがあります。
また、普段自分では気付かなくても、場所が変わると目立つこともあるので気を付けましょう。バイト前に、自分でこまめに色落ちをチェックする習慣をつけるといいでしょう。
ヘアカラーをしてからそんなに日が経っていないのに色落ちが目立つ時は、「色落ちを加速されてしまう癖」をしていないか確認してみましょう。
紫外線を浴びすぎたり、シャンプーやコンディショナーで洗いすぎたりすると、色落ちを早めてしまいます。また、コテやヘアアイロンで過度に熱を加えている場合も、ダメージを与えて色落ちしやすくなるので注意しましょう。
ヘアカラーを長持ちさせるためのコツは、またこの後に詳しくご紹介しますね。
【2】働き始めのタイミング
バイトの面接時は何も言われなかったのに、お店で実際に働き始めてから怒られてしまった…ということがあります。
「一度はOKだと思ったのに…」と理不尽に感じるかもしれませんが、お店の事情がからんでいることがあります。
例えば、面接を担当していた店長はOKだったとしても、後日、本部のエリアマネージャーから注意された場合。この場合も、お店のルールですから対応しなければなりません。特にチェーンの飲食店などでは、こういったパターンもあります。また、同様に同僚や先輩スタッフから怒られる可能性もあります。
「店長がOKと言っているから大丈夫!」ではなく、お店の関係者全員にOKをもらわなければいけないという心づもりでいた方がよいでしょう。
【3】お客様からクレームが入った時
一番大事になりやすいのが、このパターン。
職場では問題なくても、お客様からクレームが入ってしまうと、お店全体の問題になってしまいます。クレーム対応もしなければならなくなり、問題も大きくなってしまいがちです。
お客様から直接クレームを言われることは少ないかもしれませんが、飲食店の本社や本部にクレームが入ることもあります。そうなると、お店全体のマニュアルやルールが見直されることになります。ヘアカラーを完全禁止にしたりと一層厳しい規定が設けられます。
すぐに髪色を戻すなどの対応が求められるでしょう。
【4】何度も髪色を注意されている時
髪色について何度も指摘されているにも関わらず、髪色を改善しなかった場合。これが積み重なっていくと、最初は優しかったとしても、店長も徐々に厳しい対応を取らざるを得なくなります。最後には「あと1週間以内に黒染めしないとクビにする」など厳しく迫られることがあります。
特に飲食店で働いている場合は、お客さんから髪色で店の清潔感を判断されてしまう場合もあるので、厳しい言葉で注意されることもあります。
できるだけこのような事態にならないように、事前に話し合いをしておくことが大切です。「〇日までに髪色を戻します」と報告する、もしくは肌のトラブルで髪色を戻せないなどのやむ負えない事情がある時は正直に伝えるのがいいでしょう。
このように、注意されやすいタイミングを自分であらかじめ知っておき、髪色に逐一注意しながら働くのもひとつ手です。
特に飲食店など見た目に神経質なバイトをしている人は普段から気にかけておきましょう。
注意される前にできる対処方法

髪色で注意を受ける前に、できる対処法もあります。
中でも、今すぐにできるのが「ヘアカラーの色落ちを防ぐこと」。
うまくいけば、色落ちまでの期間を、1週間ほど引き延ばすことも可能なんです。
「髪を染めてバイトをしたい!」と考えている人は、ヘアカラーしてそのままではなく、しっかりとケアする意識を持って、バイト先に迷惑がかからないようにしたいですね。
それでは、ヘアカラーを長持ちさせる方法を7つに分けてご紹介します!
【1】入浴後は30分以内に髪を乾かす
一番簡単に色落ちを防ぐ方法がこれです。
なぜ髪を早めに乾かした方がいいかと言うと、濡れたままの髪はキューティクルが開いており、そこから染料が抜けてしまうから。ゴシゴシとタオルドライすることもなるべく避けましょう。
また、ドライヤーの熱を当てすぎても髪が痛んで退色が早まってしまうので、乾かしすぎ&同じ個所への熱の当てすぎにも注意です。
【2】縮毛矯正やパーマは避ける
当たり前ですが、縮毛矯正やパーマは髪にダメージを与えます。
また、縮毛矯正剤せいでカラーが思うように入らなかったり、入ったとしても落ちやすくなったりします。なぜ落ちやすいかと言うと、縮毛矯正時のアイロン熱処理によって、髪のキューティクルが剥がれてしまい、退色しやすい状態になってしまうのです。
髪へのダメージも考えて、できればカラーか縮毛矯正(もしくはパーマ)どちらかを選ぶようにしたいところですね。また、飲食店などではパーマ禁止のお店もあるので、事前に確認しておくのがおすすめです。
【3】髪を染めた当日はなるべく髪を洗わない
髪を染めた当日は、まだカラー剤が髪に浸透していない状態なので、できるだけ髪を洗うのはやめましょう。どうしても気になる場合は、水洗いにして、髪をゴシゴシ拭かないようにしてください。この対策だけで、後の色持ちが全然違ってきます。
ちなみに著者の友人の美容師は、「できれば次の日も髪は洗わないでほしい。そうすればもっと綺麗な色が維持できるよ」と話していました。
【4】色持ちがいいヘアカラーを選ぶ
元々の日本人の黒髪に合う色は、色持ちがいいと言われています。アッシュグレージュや、暗めブラウンなら色落ちが目立たず比較的長い間カラーを楽しむことができます。ブリーチなしの場合も、色落ちの過程で軽くなり過ぎるのを防ぐことができるのでおすすめすよ。
特にチェーンの飲食店のバイトでは、店によって可能な髪色が決められている場合があります。あらかじめ確認しておくのもいいでしょう。
【5】落ちても気にならないようなカラーにする
「色落ち」と言うと単に地毛の色に戻ることを考えがちですが、実は色が落ちる過程で見え方も様々に変化しています。これは、カラーの浸透具合や髪質、ダメージの具合にもよりますが、色落ちにしたがって明るくなってしまうこともあるのです。
すぐに染めなおせない場合、こういった色落ちは避けたいもの。カラーを入れる前に、美容師さんに「落ちても明るくならない、気にならないようなカラーリングでお願いできますか?」「飲食店で働いているので、清潔感のある髪色にしたいです」などと話してみるのもいいでしょう。
例えば今流行のアッシュグレーは、目立たずに髪を綺麗に見せることができますよ。飲食店で働いていても、アッシュなら大丈夫だと言う場合もあります。参考にしてみてはいかがでしょうか。
▼飲食店バイトもOK!アッシュカラーの参考はこちら
【6】アイロンやコテを使わない
おしゃれしたい女子にはなかなか厳しいかもしれませんが、できればアイロンやコテも頻繁に使わないようにしましょう。髪の毛は、そもそも熱に弱くダメージを受けやすいもの。アイロンの熱は髪にとってかなりのダメージになっているのです。
どうしてもアイロンを使ってしまった日には、洗い流さないトリートメントなどを使って髪のダメージをケアするようにしてくださいね。
【7】定期的にメンテナンスする気持ちを持つ
一番大切なのが、「髪のカラーリングはお金がかかる」という認識を持っておくことです。
髪を染めることだけにお金がかかるのではなく、その日からトリートメントなどを使って毎日ケアを怠らないようにしたり、退色してきたらすぐに染め直すためにはお金がかかります。そういった金銭面の計画性をもってヘアカラーを行いましょう。
特に飲食店などで髪型を注意されたら、できるだけ早く染め直すよう言われることがほとんど。なるべく早く対応できるように、お金には余裕を持っておきましょう。
いかがでしたか?
ヘアカラーは、入れた後のケアが一番重要です。すべて実践できれば、カラーが長持ちするだけでなく、うるうるサラサラの美髪を手に入れることもできますよ!ぜひ実践してみてくださいね。
「髪色が明るすぎる」と言われた時の対処方法

バイトで働き始めた時や、髪色が落ちてしまって注意されてしまった時。
急なことでびっくりしてしまい、なかなか思うように返事ができないしれません。
では、この様な時にはどのような対応をするのがいいのでしょうか。
一番心掛けておきたいのは
・できるだけ早急に対応すること
・誠実な態度をとること
の二つです。
例えば、注意された後に「でも面接の時点では指摘されなかったから」「明るくなったとは思わなかった」などと言い訳するのは絶対にやめましょう。
まずは「すみません」と謝って、誠実な態度を取るのが望ましいです。
何らかの理由ですぐに対応できない時は、まず謝ってからその事情を説明しましょう。
「スケジュール的にすぐに美容院に行くのが難しい」
「頭皮の肌荒れの問題で、すぐに髪色を戻せない」
「金銭面で今すぐに黒染めができない」
など、具体的に説明してください。
その際には、「だから代わりにウィッグをします」「ヘアスプレーで対応します」などの代替案を一緒に伝えられるとよりいいです。
ただ、飲食店などでは衛生面からウィッグ禁止の所もあるので、あくまで「相談」という形で聞くのがいいでしょう。
▼ヘアスプレーやウィッグなど、髪色の応急処置方法を詳しく知りたい方はこちら
また、そのような方法も受け入れられない場合は、お店の許す範囲でシフトを減らすという手もあります。ですが、あくまでお店側と相談したうえで決めるようにしましょう。飲食店など特に髪色に厳しいバイトの場合は、事情を説明すればシフトを減らすことに納得を得られる場合もあります。
辞めるか迷った時の対処方法

髪色を指摘された後、話し合ってもうまく折り合いがつかなかったり、納得のいく対応にならなかったりする場合があります。
例えば、「次のシフトまでに必ず黒染めしてくるように」「ウィッグやヘアスプレーなどの対応は認められない」など、こちらの願望が聞き届けられないパターン。
こういった物言いがあると、それまで築き上げてきた上司や店長との信頼関係も揺らいでしまい、働くのが不安になりますよね。
そんな時は、お店で一番信頼できる上司や本部のスタッフに相談してみるのも手です。違う意見を聞いてみることで、辞めることを考える前に新しい対処法が見つかることがありますよ。
では、それでも折り合いが合わず、「髪色を戻さなければクビだ」と言われた場合は、どうなるのでしょうか。
一方的にお店からクビを言い渡された場合は、労働基準監督署に相談しましょう。
雇用主は不当な理由や会社の都合で、従業員を解雇することはできません。
髪色を染めなおす意思を伝えているにも関わらずクビを宣告するなど、理不尽な理由の場合は基本的にクビにはできないのです。
【参照:確かめようアルバイトの労働条件|厚生労働省HP
https://www.check-roudou.mhlw.go.jp/lp/arubaito/index.html】
ただし、例外もあります。
それは、例えばあなたの髪色にクレームを入れるお客さんがいて、そのことでお店の評判が落ちてしまい、業績が悪くなったなどの損失が現れている場合などです。飲食店などは特に衛生面が厳しいので、こういったケースがあります。
実害があって、それでもなお髪を染めなおさないとなると、クビを言い渡されて解雇される場合もあるんですね。
そうならないために、お店には就業規則や髪色の規定があります。厳しい飲食店などの場合は、髪色や髪型、パーマの有無まで細かく決まっていることもあります。きちんとその規則を確認して、お店と良好な関係を築きながら働けるようにしたいですね。
どうしても髪色を変えたくないなら、髪色自由のバイトを選ぶのもアリです。飲食店のバイトの中でも、カジュアルな居酒屋やバル、レストランでは、ホール・キッチンでは、髪色自由で働ける場合があります。
気になる方はぜひチェックして見てくださいね。
▼関西の飲食店に特化した求人サイト「食ジョブ」で検索が可能
https://shokujob.com/offer/list?job_form_id=2&station_pref1=&station_pref2=&station_pref3=&station_pref4=&station_pref5=&monthly_income=&hourly_wage=&freeword=%E9%AB%AA%E8%89%B2%E8%87%AA%E7%94%B1&condition_type=detail&detail_submit=true&lat=&lng=&sort_type=recommended
まとめ

いかがでしたか。
今回は、「バイトで髪色を注意されたらどうすべき?辞めるか迷った時の対処方法」をお伝えしました。
今回の内容をまとめておきますね。
・髪色には注意されやすいタイミングがある
【1】ヘアカラーの色落ちのタイミング
【2】働き始めのタイミング
【3】お客様からクレームが入った時
【4】何度も髪色を注意されている時
・一番簡単なのは、色落ちを防ぐケアをすること
・注意されたら、「できるだけ早急に対応すること」「誠実な態度をとること」が望ましい
言い訳をせず、いつまでにどういう対応ができるか話そう
・一方的にクビにされることはないが、何度も注意されても直さない場合や、お店に迷惑がかかっている場合は別。困った時は労働基準監督署に相談しよう
・飲食店のバイトは特に厳しい場合が多い。オシャレして働きたいなら、髪色自由のバイトを選ぶのもアリ
身だしなみやマナーを大切にしつつ、お店とも良好な関係を保ってきっちり働いていきたいですね。
自分らしく働けるよう、応援しています。
バイトの髪色に興味がある方は、こちらのコラムもおすすめ!
▼タイトル 飲食店バイトも可能!男女別のおすすめヘアアレンジはこちら
▼タイトル バイトの髪色、どこまでがセーフ?隠す方法もお教えします