人気の酒が飲食店を回す!②ツウが頼むクラフトビール
クラフトビールって?
そもそもクラフトビールって何かご存知ですか?クラフトビールとは、小規模な醸造所でビールを造る「ビール職人が造る高品質なビール」のことで、その精巧さを「手工芸品」に例えて「クラフト」ビールと呼ばれています。実際は、その定義というものはとても曖昧なので、専門家いわく「造り手の感性や創造性が感じられるビール」と考えるのがわかりやすいそうです。
なぜ今クラフトビールなの?人気の理由
では今なぜクラフトビールなのか?キーワードは、①個性と②SNS映えです。
①個性
ずばり“個性”とは、一杯ごとに味わえる“個性豊かな味わい”を楽しめることです。昔から日本で言うビールとは、ピルスナーという種類の一択のみ。しかし、小規模な醸造所であれば、一種にとらわれることなく幅広い味わいを提供できるようになりました。そのため、ワインのようにその日の気分や自分の好みに合わせてビールを選べるようになりました。自分の個性を大事にする今のトレンドスタイルと、自分の好みでセレクトできるクラフトビールのニーズが一致して、今の人気につながっていると考えられます。
②SNS映え
レモンサワーに引き続き、クラフトビール人気を引っ張るのもSNS映えなのです。先ほども紹介したようにクラフトビールは種類も様々。そのため、缶のパッケージやビン型など見た目も様々。それが「珍しい」「お洒落」「可愛い」とSNSにアップする人が増えているそうなんです。試しにインスタグラムで「#クラフトビール」で調べてみると74万件!20代の若者をベースとして、SNS上でも人気の広がりをみせています。
人気店を探れ!関西おすすめのクラフトビール専門店
それでは実際にクラフトビールを取り扱って人気が出ているお店をいくつかご紹介します。
大阪・北浜駅にほど近いインダストリーな雰囲気がおしゃれなお店。国内の厳選クラフトビールが15種類ほど楽しめます。グラスの39がお洒落!
2.HOP STAND
神戸・三宮のクラフトビール×焼き鳥バル。神戸が誇る「六甲ビール」を多数ラインナップ。名物の1quartグラスがインパクト抜群です!
3.バンガロー
京都・四条烏丸のこれぞビアパブ。樽生のクラフトビールが約10種類常備されています。ブルーな外国を思わせる店内がビールグラスをより写真でひきたたせますね。
このようにSNS上での人気も留まるところを知らないクラフトビール。飲食店さんもあの手この手で、写真に映えて美味しいクラフトビールを提供しているんですね。
いかがでしたか?前回のレモンサワー、クラフトビールと今流行の波にのっているお酒をシリーズでご紹介しました。メディアで話題のお酒たちの人気の裏側には、時代にあったニーズが潜んでいたんですね。今後もそのトレンドがどのように変わっていくか個人的にもとても楽しみです。みなさんも自分の好みやその日の気分に合わせて、美味しく楽しく飲み会を楽しんでみてはいかがでしょうか。