転職・就職で「やりたいこと」がわからない人のための仕事探し術
自己分析をしたり、今までの経歴・スキルを整理したりしても、仕事選びは難しいものです。とくに第二新卒や20~30代の方は、まだ社会人としての経験が浅いので、将来のことを考えても、ぼんやりとするかもしれません。
今回はキャリアをどのように形成してばいいか迷っている方に、
ヒントになる情報をお届けします。
次の職場は「もうちょっと楽に働ける仕事がいいなぁ」という方は、こちらの記事もお役立てください。
「やりたいことがない」を軸に自己分析をする方法
「将来どうなりたいのか」「何を目指しているのか」
といった問いを考えることが大切だと、一般的には言われています。
しかし考えれば考えるほど、一体自分はどうしたいのか、
わからなくなってしまいます。自信も失ってしまいそうになります。
そんな時にオススメなのが”やりたいこと”ではなく、
”やりたくないこと”をピックアップしてみることです。
給与や勤務地、勤務条件などで、これだけは避けたいという項目をあげていきます。
例えば、
■月収25万円以下
■地元以外での勤務
■電車通勤をしなければいけない
■キッチンとホール兼務する
■やりがいよりも効率を優先
だとします。
さらに良いのは、理由も考えます。
■月収25万円以下
→妻にも働いてもらう必要がある。家事に専念して欲しいから。
■地元以外での勤務
→親の面倒を見たいので、実家から遠くなるのは不可。
■電車通勤をしなければいけない
→疲れて帰るので、通勤・帰宅ラッシュがある電車は避けたい。
■キッチンとホール兼務する
→接客はできる限り控えたい。
■やりがいよりも効率を優先
→以前に効率重視のお店で働いて失敗したから。
ここから導き出せるのは、
■妻が家事に専念できる雇用条件が揃っていること
■親の面倒が見れる環境にいること
■通勤・帰宅に体力を使わないこと
■キッチン業務に専念したいこと
■やりがいのある仕事であること
といった希望です。
合わせて、以下の自己分析ノウハウもご活用ください。
▼自己分析を深掘りしていこう!
- 2つの質問でやりたい仕事が見つかる!自己分析法(前編)
- 2つの質問でやりたい仕事が見つかる!自己分析法(後編)
- 「やりたいことがわからない問題」を解決する方法(前編)
- 「やりたいことがわからない問題」を解決する方法(後編)
リストアップが出来れば、転職支援サービスを利用するのも効果的です。
完成したリストをもとに、転職専門の担当者による相談が出来ます。
とくに飲食業界に特化した転職支援サイトとして、
「食ジョブ転職支援サービス」(https://tenshoku.shokujob.com/)があります。
キャリアアップの相談や転職サポートといったサービスを受けられるので、
興味のある方は、ぜひご活用ください。
やりたくないことリストで、転職・就職活動を前進させよう
まずは最低限の条件をクリアしつつ、ストレスのかからない仕事を見つけていくことができます。
そこから、自分のペースで何をしたいのか探してもいいですし、
就職した先に本当に叶えたいことが見つかるかもしれません。
まずは一歩前へ踏み出してみること。行動することが重要です。
”やりたくないこと”リストを、これを機に一度考えてみてはいかがでしょうか。