お店の独自性はこうやって作る!エリアで唯一無二のお店づくり~食材編~

お店の独自性はこうやって作る!エリアで唯一無二のお店づくり~食材編~

今回のテーマは、どうすればお店の独自性を作ることができるのか。

飲食店経営において求められるのは、競合店にはないお店のウリ。
差別化ではなく、圧倒的に他店とは異なるポイントです。

料理やサービス、接客、イベント、空間など独自性をアピールできるポイントはいくつもあります。

この記事で検証したいのは食材です。

最近では、

・国産牛A5ランクのお肉
・朝締めの国産地鶏
・毎朝市場で仕入れる海鮮
・旬の無農薬野菜

といった食材を謳い文句に、集客のきっかけにする店舗が少なくありません。

もちろん、良質な食材を扱うことはお客様にとっても喜ばれることです。
しかしながら、インパクトに欠けることは否めません。

独自性があるかと言われれば、少し疑問です。
では、どのような食材がウリとなるのでしょうか。

ウチはここで独自性の構築に成功した!4つの実例

高坂鶏とアボカドポークと国産鹿肉と吉田本マグロ

以下では、4つの成功事例(2017年9月21日時点)を紹介します。

①「びすとろ炭火焼 一星」(北新地)

■使用食材(鶏肉):高坂鶏(http://takasakadori.jp/)
■特徴:名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩鶏といった地鶏がある中で、世界基準の味と安全性に特化したブランド鶏。
肉厚の鶏肉を炭火焼で旨みを引き出しています。コース料理で高坂鶏の串焼きを提供。
アラカルトでは食べれないため、特別感も演出しています。
北新地はじめ梅田エリアで高坂鶏を扱うのは、「びすとろ炭火焼 一星」(http://tdf.jp/restaurants/ichihoshi/)のみ。

②「Food & Drink 華」(難波)

■使用食材(豚肉):アボカドポーク(http://avocado-pork.com/)
■特徴:豚にも黒豚やあぐー豚、三元豚、茶美豚といったブランドがあります。
アボカドポークは、なんと「イベリコ豚を超えた!」と言われる千葉の銘柄豚肉。
名前の通りエサはアボカド。おかげでソテーをするだけで、この上ない豚肉の甘みが口に広がります。
沖縄出身のシェフが、関西の味にとらわれない調理法も特徴的です。
もちろん難波エリアでアボカドポークを扱うのは、こちら1店のみ。

③「バトックス」(千日前)

■使用食材(鹿肉):国産鹿肉
■特徴:ジビエ料理が注目される中、大阪で国産鹿肉を専門にした料理店(http://f-buttocks.com/)
鹿肉をメニューの一部として提供するお店はあるものの、こちらは鹿肉メニューのみ。
さらにフレンチや和食店で扱われる鹿肉を、中華料理やイタリアンなど様々な料理にアレンジ。
麻婆豆腐や鹿ライス、酢シカ(酢豚の鹿肉版)などヘルシーで赤身の旨みを味わえます。

④「晩酌食堂 Hanaco+」(福島)

■使用食材(海鮮):吉田本マグロ
■特徴:和歌山県串本市大島より吉田本まぐろを一匹まるごと仕入れています。
フレンチ出身の一流シェフがお店でさばいています。まぐろの身を余すところなく提供することができます。
とくに本マグロの盛り合わせはおススメ。赤身から希少部位まですべて味わえます。

さいごに

○○を食べられるのはこのお店だけと思ってもらえれば勝ち!

今回は、食材でいかに独自性を発揮できるのか、実例とともに紹介しました。
特定のブランドからレアな食材、そして独自の仕入れ方まで、ひと工夫することでお店のウリとなります。

成功事例から学んだことが1つあります。
ポイントは、「お店だけのオリジナリティ」を作ること。

競合店と差別化をするという意味ではありません。
マーケティング用語で、これをUSP(Unique Selling Proposition)と言います。
(今回はUSPに関する記事ではないので、また別の機会に詳しく紹介します。用語のみ紹介させていただきます。)

お客様が足を運びたくなる、お店だけの食材。
「〇〇を食べられるのは、この店しかない」と思ってもらえれば、他店と比較して迷われることもなくなります。

もし食材にこだわった店舗運営をされたい場合は、今回の記事を参考に独自性を構築してみてはいかがでしょうか。

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