『メンバーズカードはいらない!リピーターを獲得するシンプルだけど意外な方法』(前編)【タイトル】

『メンバーズカードはいらない!リピーターを獲得するシンプルだけど意外な方法』(前編)

今回は、お店の強い味方である常連客を獲得する方法についてコラムをお届けます。

新規客を集客できても、2回目以降の来店につながらない・・・という飲食店店長・オーナー様
のお悩みを、筆者自身もよく耳にします。

一方で、根強いファンが多数ついている飲食店があることも事実です。

では一体何が違うのでしょうか。

仕事帰りに何度も通いたくなる店。つい寄り道をしてしまいたくなる店は、どんな工夫をしているのか実例をもとに考察をしてきます。

”すき焼き”を無料でサービス

『メンバーズカードはいらない!リピーターを獲得するシンプルだけど意外な方法』(前編)
大阪市大正区に「くろしを」という寿司酒場があります。

名物はマグロ料理。
「トロニギリ」(600円)や「トロカマ焼き」(700円)「中おちマグロ」(600円)が超のつくほどお手頃な価格で食べられます。

「くろしを」ではマグロ料理だけではなく無料のサービスをすることで、来店客の心をつかんでいます。

例えば、柿ピーやポテトチップスなどのスナック菓子、清涼飲料・缶ジュースが無料

なかでも驚かされるのは、”すき焼き”が鍋でふるまわれることです。
もちろん、こちらも無料

しかも”すき焼き”につく生卵の殻には、店主の似顔絵が描かれています。

また日によっては「ばかぐらいがちょうどいい」「今日のあなたは大吉」というメッセージ付き。

訪れた顧客は、どんな心理状態に陥るでしょうか。

「こんなにサービスをしてもらって満足」ではありません。

むしろ「これだけサービスをされたら気もそぞろになるから、また行かなければ面目が立たない」という心境に近いと言えるでしょう。
これを心理学では「返報性の原理」と呼びます。

Wikipedia上では、以下のように定義されています。

人は他人から何らかの施しを受けた場合に、お返しをしなければならないという感情を抱くが、こうした心理をいう。この「返報性の原理」を利用し、小さな貸しで大きな見返りを得る商業上の手法が広く利用されている。⁽¹⁾

さいごに

『メンバーズカードはいらない!リピーターを獲得するシンプルだけど意外な方法』(前編)
「返報性の原理」の効果は大いに期待できます。

しかしながら、お店にとっては先行投資になります。

また見返りは期待しすぎてはいけませんが、お客様がサービスに慣れてしまって損失が生じるケースもあるでしょう。

そこで次回はリスクをとらずに、リピート客を獲得する方法についても見ていきましょう。

【参考文献・リンク】
⁽¹⁾返報性の原理|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%94%E5%A0%B1%E6%80%A7%E3%81%AE%E5%8E%9F%E7%90%86

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