飲食バイトでウィッグはNG⁉クビになる前にやっておくべき対策を徹底解説
そう思っている人は注意!
実は、ウィッグは思った以上にバレやすいです。
バレると当然注意されるほか、場合によってはクビになることもあるんです。
今回は、バイト中にウィッグを考えている人に向けて、ウィッグがバレる・注意される前にできる対策や、どうしてもウィッグで働きたい時の対処法をご紹介します!
髪色を気にせずにバイトをしたい人は、こちらの記事もお役立てください。
◎目次
バイトでウィッグをしたらクビになる?
居酒屋やカフェなどの飲食店バイトで、ウィッグをして働いていた場合。
ウィッグがもしバレた時に、クビになる可能性はあるのでしょうか?
結論から言えば、クビになる場合と、クビにならない場合があります。
●クビになるのは、正当な理由がある時
●クビにならずに済むのは、不当な理由で解雇を言い渡された場合
それでは、この場合の「正当・不当」とはどうやって判断するのでしょうか?
実は、アルバイトの労働条件で、解雇に関するルールが定められています。
まずは、「会社のルールに労働者を解雇することができる場合を記載されている」ことが絶対条件です。
例えば、「金髪・茶髪を禁止にしていて、何度も忠告をしても髪色を戻さない場合は解雇する」など、お店があらかじめ定めているルールが必要なのです。
さらに「解雇するときには、少なくとも30日前に解雇の予告をしておく必要」があります。
ですので、「明日から来なくていいよ」など、急な解雇を言い渡すことはできません。
もしお店に「ヘアカラーは禁止」というルールがあるのに、あなたが守らない場合、解雇できる可能性があります。その予告が30日前にされていれば違法ではありません。
いきなり「ヘアカラーをしてきたからクビ」となることは一般的にないでしょう。
最初にお店からの注意があって、それでも言うことを聞かず、何回言っても髪色を直さない場合に「クビ」という可能性が出て来るものと思ってください。
では、この「ウィッグを注意されるタイミング」とはいつなのでしょうか?
実は、ウィッグには注意されやすいタイミングがあるんです。
次の章でご紹介しますね。
ウィッグを注意されやすいタイミングは?
実は、飲食店のバイトで、ウィッグがバレやすい・注意されやすいタイミングがあります。
それは主に3つ。
ウィッグを使用する際はしっかりと覚えておきましょう。
1.そもそもバレやすい
- 元も子もない意見かもしれませんが、ウィッグはもともとバレやすい
です。いつ何時でも、ウィッグがバレやすいことを、まずはご理解ください。特に専門家やプロに相談せず、自分で選ぶ場合はなおさらです。ウィッグは、特にサイズ感が難しいもの。安いものではそもそも毛の質感が合ってなかったり、つむじや前髪の生え際辺りがズレてしまったりと、自然にかぶるのは至難の業です。
自分では隠せているつもりでも、どうしても不自然に見えてしまいます。特に動くことが多い飲食店では、ふとしたタイミングでウィッグがズレてしまうことも。
ウィッグを付ける場合は、働いている間は常にしっかりとズレや不自然なところがないか注意しておきましょう。
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2.働き始めのタイミング
- 面接はクリアできても、働き始めてから注意されることがあります。これは、チェーン店・フランチャイズ店などでありがちなケース。例えば、面接を担当していた店長はOKだったとしても、後日、本部のエリアマネージャーがお店に来て、ウィッグに気づかれた場合などがあります。
また、担当者はOKでもバイト仲間や従業員が気付いて、問題になることもあります。
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3.お客様からクレームが入ったとき
- 中には、従業員には大丈夫でもお客様にウィッグがバレることもあります。しかしお客様から直接クレームを言われることはあまりありません。むしろ飲食店の本社や本部にクレームが入るケースの方が多いでしょう。
結果、会社全体のマニュアルやルールが見直されることになります。ウィッグや髪色、髪型に関するルールが厳しくなる可能性があるので、できれば避けたいところですね。
このように、ウィッグはそもそもバレやすいものです。中でもバレる可能性として一番高いのは、「ウィッグがとれてしまった」場合・・・。当然のことですが、不意にとれると焦りますよね。
そこで、とれないようにウィッグを強固につける方法をご紹介します!
ウィッグがとれない3つの方法
ウィッグがバレる可能性として一番高いのが、働いている最中にとれてしまうこと。
そこで、動きが多い飲食店のバイトでも安心!ウィッグがとれない3つの方法を伝授します。
1.ジャストサイズで着用すること
- ウィッグを使用する際に一番大切なポイント!特に頭のサイズを正しく測る必要があります。頭まわりの計るポイントは、額の生え際から両耳の上、ボンノクボ(首の後ろの中央のくぼんだ部分)を通るラインのこと。
だいたいのサイズ感ではダメなので、必ずしっかり計ってから、自分の頭に合うウィッグを購入しましょう。ジャストサイズのウィッグを使うことで、多少動いてもズレてくるのを防げますよ!
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2.地毛をまとめておくこと
- 地毛が出てこないように、前髪・サイドの髪をピンなどでしっかり固定しましょう。上からヘアネットをかぶせて、ピンでさらに固定します。(この時、地毛が均等になるようにヘアネットの中に入れるのがポイント!偏りがあると、ウィッグのズレに繋がります)
- ピンは目立ちやすいというデメリットがあるので、ウィッグの内側で地毛と編み込むのもおすすめですよ。
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3.固定テープを使うこと
- ウィッグ専用の接着テープを使用します。地毛のない部分に専用テープを貼ってウィッグを固定しましょう。一般的なテープは地肌に負担をかけてしまうほか、あまりウィッグの固定には適していません。必ずウィッグ専用の接着テープを使うのがおすすめです。
自然に見せるために
「ウィッグを付ける」と言っても、ウィッグ以外にも色々な必須アイテムが必要ですよね。
ウィッグを自然に見せるには、こうした小物にお金をかけて、面倒くさがらずにすべての工程をしっかりと丁寧に行うのがコツです。
また、ウィッグは定期的にブラシをかけるなど、お手入れを欠かさないようにしてください。傷みが出ないように優しくブラッシングするのが大切です!
飲食店バイトなら特に清潔感は重要。汚れやホコリが付いていないか等、毎回必ずチェックしてくださいね。
指摘される前にできる対処法
ウィッグがバレてクビになるのを防ぐために、指摘される前に予めできることがあります。
お店と良好な関係を築きながら働くためにも、次のことをやっておくのもおすすめですよ。
1.お店に了承を得る
もっとも有効な方法です。
ウィッグをつけはじめるタイミングで、お店に事情を説明して、許可を得ることができれば問題ありません。
ここで大切なのは、しっかりと理由を伝えることです。自分勝手な都合を押し付けるのではなく、理解してもらえる内容を考えましょう。
「面接の予定が入る直前に、髪色を染めてしまいました。このお店が原則として黒髪なのは理解しています。しかしブリーチしたばかりで、その時に炎症を起こしてしまい、今すぐに戻すのが難しい状況です。炎症がおさまり次第、段階を追って戻していきます。どうしてもこちらのお店でアルバイトをしたいと思っています。時間をかけて、必ず黒髪にするので、しばらくはウィッグで働かせて頂けないでしょうか」
「夏休みでバイトが休みの間に、髪を染めてしまいました。すぐに戻そうと思っていたのですが、髪の傷みがひどく、美容院でしばらくはヘアカラーはやめておいた方がいいと言われました。少し落ち着いてから黒染めしようと思っているのですが、それまでウィッグで働かせてもらえないでしょうか。期間は大体1~2カ月程度だと言われています」
一方で、一番避けたいのは・・・
「どうせバレないだろう」という心持ちや態度でやり過ごすことです。
あくまで「申し訳ない」という姿勢で理由を誠心誠意伝えることを心掛けて下さい。
2.状態を戻してからバイトをする
金髪・茶髪に染めた場合は、黒髪や基準を守った髪色に戻してから、面接・バイトをするのも1つの方法
です。それが一番印象がいいでしょう。
応募したいバイトの締め切り日が近ければ、髪色を戻すスケジュールを確認して、お店に事情を説明して「ヘアカラーをした状態で面接を受けてもいいでしょうか」と相談してもいいかもしれません。
断られるかもしれませんが、場合によっては待ってくれることもあるでしょう。なるべく早くスケジュールを調整しましょう。
3.医療用ウィッグをつける
専門家に相談した上で、自分に合った医療用ウィッグをつけましょう。安価なウィッグもありますが、医療用には、自然な色、自然な毛量、自然な生え際の適正なウィッグがあります。自然な仕上がりを目指しましょう。
また、バレにくい医療用ウィッグであったとしても、事前にお店から許可を得ておくことをオススメします。
4.「髪型・髪色自由」のバイトを探す
髪のことで色々と悩むなら、最初から「髪型・髪色自由」のバイトを選んでしまうのも一つの手です。髪型・髪色についての規制がないので、ストレスなくバイトができますよ。
飲食店に特化した求人サイト『食ジョブ』でも、「髪型・髪色自由」のバイト求人を厳選して紹介しています。
飲食店のアルバイトで「髪色・髪型自由」の求人はなかなか数が少ないので、条件に合うものが見つかった場合は、早めに応募するのがおすすめですよ。
こまめに求人情報をチェックして、自分にあったバイトを見逃さないようにしてくださいね。
≫『髪型自由』のバイト求人情報
今回は、飲食バイトでウィッグはクビになるのかをテーマに、バレやすいタイミングや対策を紹介しました。
クビになるのを防ぐためにも、ウィッグでバイトをする場合は、事前にお店に知らせておくのがおすすめです。
ウィッグを使用する場合もズレないように工夫するなど、しっかりとマナーを守って着用したいですね。
お店との良好な関係を保ちつつ、自分らしく働けるお店が見つかるよう、応援しています!
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