高校生のバイト面接って、制服or私服どちらが正解?落ちる服装はある?

高校生は、バイトの面接で制服・私服どちらを着ていくべきでしょうか。
答えから言えば、面接ではどちらの服装でもOKとされています。服装よりも大切なことがあります。
それは「好印象を与える」こと。

つまり「見た感じの印象がいい」「この人に働いて欲しい」とイメージを与えられる服装なら、制服・私服どちらでも構いません。

中にはやってはいけないNGな服装もあります。落ちる確率が上がってしまうような服装です。

今回は、制服・私服の着こなしポイントを紹介しながら、「面接にジーパンはOK?」「面接にはどんなカバンが最適?」「面接に落ちやすい服装はある?」など、高校生がバイト面接を受ける際に知っておきたい注意事項をまとめました。

これから飲食店バイトの面接を控えている人は必読です!私服のコーディネート例を、女子・男子別にまとめたので、参考にしてみてくださいね。

高校生がバイト面接に受かるコツをまとめています。あわせてご覧ください。

高校生向けの求人情報が満載!バイト情報はこちら▷飲食に強い求人サイト『食ジョブ』

●目次

バイト面接の服装|高校生は制服・私服どちらでもOK

バイト面接の服装でもっとも大切なこと

飲食店バイト面接の服装は、制服・私服どちらで行くべきでしょうか?
もっと言えば、どちらのほうが受かりやすいでしょうか?

結論から言うと、高校生がバイト面接を受ける時の服装は、制服・私服どちらでも構いません。とくに休日に面接がある場合は、私服で面接に臨む高校生も多くいます。

大切なのは「好印象かどうか」です。

この場合の好印象とは、

  • 「清潔感があり話しやすい雰囲気を感じさせるような印象」のこと
  • 面接官が、あなたに「ここで働いてほしい」と思ってあなたの働いている姿をイメージできるかどうかが大切です。

で、あれば制服のほうが有利?のように感じます。しかし、中には私服通学の高校に通っていて、制服がない人もいるでしょう。

そういう人は制服で面接に行けないですよね。でも安心してください。
結果を左右するのは、面接官へ与える印象です。

「制服を着ているからしっかりして見えるだろう」と思っても、着こなしが悪ければダメです。私服でも、だらしない格好なら採用されません。

制服・私服どちらの場合でも、面接対策ができている服装なら受かる確率が上がります。

では、面接に受かる服装とはどういった服装なのでしょうか?
制服・私服それぞれ詳しく解説します!

関連記事:バイト面接の服装|自由でも守るべきマナー(男女・夏冬・業種別)

高校生が制服でバイト面接を受ける際のポイント

制服で面接を受ける際のポイント

高校生がバイト面接を制服で受けた場合、どういったメリット・デメリットがあり、何を気をつけるべきなのかを解説します。

【制服のメリット】

  • 高校生のフォーマルな衣装と言えば制服。
    →スーツ以外でピシッとした印象を与えることができる。
  • どんな職場でも印象が良く、無難なラインをクリアできる。
    →飲食店でも、販売業でも、どんな現場にも着ていける。
  • 何を着て行こうかと考える手間が省かれる。
    →私服のコーディネートを考えるのは案外時間がかかるもの。制服は予め決まっているので時間を省略できます。
  • どこの高校に通っているのか、きちんと応募先に安心させることができる。
    →制服は、出身校の証明にもなります。学生証を見なくても、どこの高校の在学生かわかるので、面接官も安心できます。
  • 面接のためにわざわざ服を買わなくて済む。
    →制服なら出費を抑えられます。
  • 普段から着慣れているので、余計なストレスを感じずに面接に臨める。
    →面接のために買った私服は、慣れていなければ素材やサイズに違和感を覚えることも。

制服のデメリット

  • 選択肢が1つしかない。
    →制服は着方が決まっていてあまり工夫ができません。また、いつも着ている服なので気持ちが切り替わりにくいことも。
  • 通っている高校のイメージが印象を左右することもある。
    →面接官が通っている高校にいいイメージがなかった場合、印象が悪くなることもあります。

ここで、バイト面接で制服を着る時のポイントをご紹介します。せっかくの制服も、着方が悪いと台無しです。特に飲食店のバイトなどは、清潔感が大切。
きちんとすべて守って、受かる確率を上げましょう!

【制服の着こなしポイント】

□校則通りに着る。

□制服にほこりや汚れがついていないかチェックする。

□靴やカバンにも汚れがないかチェックする。

□セーターやコートなど、制服以外のアイテムを着用する場合は、校則通りのものを選ぶ。

□シャツはアイロンをかけ、シワがなくピシッとしたものを着る。

□ミサンガや装飾品などのアクセサリーは着用しない。

面接前に一度すべてチェックしてから、挑むようにしましょう。ほかにも、「バイト面接の持ち物|必須&便利なグッズを公開(チェックリスト付き)」で準備しておきたいものをまとめていますので、ご確認ください。

高校生が私服でバイト面接を受ける際のポイント

私服で面接を受ける際のポイント

高校生のバイト面接を私服で受けた場合、どういったメリット・デメリットがあり、何を気をつけるべきなのかを解説します。

【私服のメリット】

  • 自由に好みの服を着こなすことができる。
    →自分のキャラ、人間性などを服装で表して、それを面接官に判断してもらうことができます。
  • 職場に合わせて印象を作れる。
    →居酒屋やバーの面接では大人っぽい服装にして、カフェでは爽やかな服装を選ぶなど、バイト先に寄せた服装ができます。
  • 私服できちんとマナーを守れるとアピールできる。
    →場所と雰囲気をわきまえた服装、対応ができることを面接官に示せます。
  • お店によっては個性をアピールできる。
    →居酒屋や個人でやっているお店など、働く上で個人のキャラクターを重視しているところもあります。賑やかなお店の接客業なら明るい服装を選ぶなど、個性を出すことで印象がアップする場合はGood。
  • 学校の名前を背負わなくていい。
    →制服だと、どうしても「その学校の印象を左右している」「その学校の一人として、面接で失敗できない」というプレッシャーを感じることもあります。その点私服は出身校がわからないので気負わずに済みますね。

【私服のデメリット】

  • 場合によっては新しい衣服を購入しなければならない。
    →お店の雰囲気に合う服を上下揃えて、靴まで買うことになれば、かなりの経済的な負担になってしまいます。
  • お金だけではなく、わざわざ買う手間がかかる。
    →新しく服を買う場合は、お金だけでなく服を選ぶ時間も、買いに行く時間もかかります。勉強や部活で大変な高校生には負担になりますよね。
  • 服選びが難しい。
    →キッチリ決めし過ぎてもダメだし、かといってカジュアル過ぎても失礼にあたるかも知れない…。バイト先の雰囲気に合った服を選ぶのはなかなか難しいものです。

もし、面接を受けるバイト先の私服の雰囲気がわからなかったら、事前にバイト先を覗きに行くのもおすすめです。

制服やお店の雰囲気から、どのような私服がふさわしいか考えてみましょう。

では、バイト面接で好印象を与える私服の着こなしポイントをご紹介します!

【私服の着こなしポイント】

◆全体
□サイズ感はジャストサイズで。ぴっちりし過ぎもダボっとし過ぎもNGです。
□シンプルなデザインを選ぶ。無地や、淡い色のものがおすすめ。

◆トップス
□襟付きシャツや、ポロシャツ、ブラウスを着る。ふわっとしたものは避ける。
□もし可能であればジャケットを羽織る。きちんと感が出ます。

◆ボトムス
□キレイ目な綿パンツ、スラックス、チノパンを履く。
□女子はひざ丈のスカートも可。ただし広がりすぎないものがおすすめ。

◆靴
□落ち着いた色の革靴、スニーカー、パンプスなどを履く。
□靴はスニーカーでもOK。ただし汚いor履きつぶしたものはやめましょう。

淡い色のシンプルな服装は、無印良品やユニクロ、GUなどプチプラの衣料品店でも購入することができます。無理なく好印象をゲットできる服を揃えたいですね。

高校生のバイト面接の服装Q&A

高校生のバイト面接の服装Q&A

ここで、バイト面接の服装に関してよく出る質問と、その答えをご紹介します。
バイト探しに迷っている高校生は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

①面接時に、ジーパンを履いていくのはダメですか?

お店によりますが、キレイめなジーパンなら可能なところもあります。ブラックジーンズに白シャツでまとめるなど、落ち着いたコーデを選びましょう。ダメージジーンズは絶対にNG。汚い印象&やんちゃなイメージを与えてしまいます。

②パーカーやセーター、スウェットで面接に行っても大丈夫ですか?

カジュアルな飲食店であれば問題ありません。肌寒い日にはシャツの上にパーカーを羽織って、面接前には脱ぐようにしましょう。あまりにルーズなものや、着古したものはNGです。

③服装自由の場合は、なにを着ていくべきですか?

ファッションセンスが重視されるようなお店なら、個性がわかる服装にしてください。それ以外は、先述したポイントを意識してください。迷った場合は、「面接にどのような服装で行けばいいですか?」と予めお店に電話で確認してみましょう。それで評価が下がるようなことはありません。

➃どんなカバンが面接に適していますか?

シンプルなカバンが適しています。素材は皮かナイロンで無地のものがいいでしょう。缶バッジやキーホルダーがたくさん付いているようなものはやめましょう。バックパックやショルダーバッグなどは避けたほうが無難です。

⑤バイト面接でもスーツのほうが採用されやすいでしょうか?

スーツで面接にいく必要はありません。高校生にスーツはあまりなじみがないので、制服のほうがフォーマルです。きっちりした印象を与えたいなら、制服をきちんと着た状態で面接に臨みましょう。

⑥休日に制服を着ていくと引かれますか?

土日祝日に制服を着て面接に行っても問題ありません。夏休みや春休みなど長期の休み期間でもぢょうです。高校生にとって制服は正装です。休日に冠婚葬祭があれば制服を着るのと同じようにアルバイトの面接でも制服は通用します。ただし、わざわざ休日に服装を着るのが面倒で、着る気がしないのであれば私服で面接を受けましょう。あなたが気持ちよく受けられるほうを選択してください。

⑦アクセサリーなどは付けて行っても大丈夫ですか?

ミサンガやピアスなどは外して行きましょう。時計は、派手なものでなければ付けて行ってもOKです。また、髪飾りも派手なシュシュや大き目のピンなどは外しましょう。無地のヘアゴムやヘアピンを使うのがおすすめです。アクセサリーの中でも、特に飲食店ではピアスやイヤリングはNG。落ちる確率がかなり高くなります。

髪型・髪色・ピアスなど服装以外のマナー

以下の記事で、髪型や髪色、ピアス、ネイル、メイクの対策を紹介しています。面接・バイト前にご一読ください。

【髪型・髪色】

【ピアス・ネイル】

【メイク】

高校生はバイト面接で働く意欲を伝えることが重要

面接では働く気持ちを伝えることが重要

高校生がバイト面接に行く服装は制服・私服どちらでも問題ありません

迷うくらいだったら制服、印象作りをしたいなら私服を選びましょう。

服装を意識することは大切ですが、面接官は、必ずしも服装を見ていません。正確に言うと、服装で採用の合否を決めることはありません。

むしろ

  • 「面接という場でどんな服装を選ぶのか」
  • 「見た目にどれだけ気を使えるか」
  • 「どういう印象づくりをしようとしているか」

など、服装を通してアナタの人となりや働く意志を見ています。

飲食店の多くは即戦力を求めています。

なので面接では今までの経歴やスキルが重視されるのですが、高校生は別枠です。バイト経験や飲食店未経験であることが多いので、むしろこれからの活躍に期待されています。したがって印象の良さや、バイトへの意欲で判断されるのです。

中には「高校生OK」としていても、高校生の採用実績がなかったり、仕事を教える余裕がなかったりで採用されない場合もあります。その場合は、育成環境が整っていないだけなので、あなたは悪くありません。

経験がなく採用が難しい場合もある高校生ですが、めげずにじっくりとバイト探しをしましょう。

初めてのバイト探しで不安なら、「高校生OK」「高校生歓迎」のバイト求人を探すのがおすすめです。高校生が活躍している職場はどんなお店があるのか、リサーチしてみるのもいいですね。

飲食店の求人情報サイト「食ジョブ」なら、高校生でも応募できる求人がたくさんありますよ。一度確認してみましょう。

➽「高校生OK」のバイト求人を探す

バイト面接を控えている高校生はこちらのコラムもおすすめ!

▼居酒屋でバイトをする高校生のあるあるエピソードまとめ


▼楽な飲食店バイトを発表します!(高校生用もあり)

▼高校生の初バイトで居酒屋はきつい?ホントのとこ教えます

\飲食店の求人情報が満載/▷『食ジョブ』で求人を探す

飲食店の求人情報(正社員・アルバイト)が充実!

食ジョブ 注目の求人

PAGE TOP