バイト面接に落ちる理由|受からない人の特徴や不採用にならないための対策

「バイトの面接に落ちた。面接も履歴書も問題なかったのに、なぜ?」
「面接に何度受けても、採用されずに落ちる。自分はダメなの?」

バイトの面接に落ちると、なんだか自分を否定されたみたいで落ち込んでしまいますね。

飲食店の面接は、受かる確率は結構高め。なのに、不採用になった・・・。
面接は落ちたのに求人募集はまだしている。なんて、凹むことばかり。

でも、マイナスに考える前にちょっと待ってください。

バイトの面接に落ちる「本当の理由」をつきとめていますか?
すべて自分が悪いわけじゃありません。知らないうちにミスをおかしている可能性があります。

今回は、見落としがちなミスを網羅的にピックアップしてみました。

  • ①履歴書に問題がある(17項目)
  • ②身だしなみに問題がある(13項目)
  • ③言動に問題がある(20項目)

各項目で無意識やりがちな失敗&ミスを繰り返さない対策をまとめています。

これらを克服できれば、飲食店のバイト面接に受かる確率はアップします。

面接当日でも間に合う!絶対にバイトに受かりたい人向けの対策を、実際の面接官の声を交えつつご紹介します。

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●目次

バイトの面接に落ちる確率が高い人に共通する3つの特徴

バイトの面接に落ちる確率が高い人に共通する3つの特徴

「バイトの面接に何度も落ちてしまうけど、何が悪いかわからない」
「飲食店のバイトの面接に全然受からない。友人からありえないと言われた」
「バイトの面接に落ちまくる。もはや面接中から不合格フラグが出てる…」

こういう人は、面接の時に落ちる確率を上げるような言動を、無意識のうちにとっている可能性、大!
それは以下の3つです。

\自分に当てはまらないかチェックしてみましょう/

□履歴書に問題がある
□身だしなみに問題がある
□言動に問題がある

心当たりがあるでしょうか。
自覚はないけどもしかしたら…と気になった人もいるかもしれません。

当然のことすぎて、「問題ない」という人は要注意です。
できていると思っているポイントに落とし穴があります。

面接でミスをしていないか、3つのポイントを細かくチェックしていきましょう。

なお面接特有の緊張感を避けたい方は、こちらをお役に立てください。
➤バイト面接は「ゆるい雰囲気」が重要!面接苦手な筆者が受かった秘訣を公開

①履歴書に問題がある(17項目)

①履歴書に問題がある

飲食店バイトの面接、落ちる確率を上げているポイントのひとつに「履歴書」があります。

履歴書は、面接時に担当者に渡すいわば名刺代わりのものです。社会人としてのマナーや応募意欲が問われる重要な書類です。

「面接でしっかりと説明するから適当でいいや」と気を抜くのではなく、むしろ最初に最も力を入れて取り組むべきポイントなのです。

それぞれ、減点されるポイントを実際の体験談を交えてご紹介します。

【1】履歴書そのものに問題がある場合

提出した履歴書そのものに問題がある場合です。観た瞬間に相手に違和感を与えてしまうと、そこから挽回するのは大変です。きちんとチェックして臨みましょう。

□履歴書が汚れている
用意した履歴書が汚れていたり、破れていたりしませんか?

特に飲食店のバイトでは清潔感が重要視されるため、履歴書が汚いと「清潔感のない人なのかな?」というマイナスイメージを与えてしまいます。もし手元にある最後の1枚の履歴書だったとしても、破れや汚れがある場合は使わないようにしましょう。

お金が厳しい場合は、最近では街で無料で配布されている求人情報誌に履歴書が付いている場合があるので、そういった所から入手するのもおすすめです。

しかし、アルバイトの面接を受ける場合は、失敗した時用の予備も含めて何枚かセットになっている履歴書を購入するのが無難でしょう。

□履歴書が規定のサイズではない
履歴書は、一般的に市販のサイズB5(B4二つ折)を使用するものとされています。必ず規定のサイズのものに記入するようにしましょう。

面接官は、あなたの他にも何人も面接を担当する場合があります。大きすぎたり小さすぎたりする履歴書がある場合、管理するのが大変ですよね。そういった相手への思いやりを想像できる力も求められていると考えましょう。

□使いまわした形跡がある
日付の部分を修正していたり、店名を変えたりして、履歴書を使いまわす…。これは、一番してはいけないことです。

面接官から「この店じゃなくてもいいんだな」「新しく履歴書を書く時間も取りたくない程度の気持ちしかないんだな」と思われてしまうからです。これでは落ちるのも仕方ないですよね。

著者がバイトをしていた飲食店の店長は、「履歴書を使いまわしている人は必ず落とす」と言い切っていました。それほどのタブーだと自覚しましょう。

【2】履歴書の内容に問題がある場合

履歴書の内容に問題がある場合です。

できるだけ致命的な失敗をしないよう、履歴書を書いた後は最低でも3回は見直しましょう。

□誤字脱字がある
履歴書の誤字脱字は、見直しで防げる失敗です。つまり、誤字脱字があるということは、面接官に「見直しをしいない人なんだな」と見なされてしまうということ。

そういう人に仕事を任せるのは心配ですよね。きっちり仕事ができるというアピールをするためにも、できるだけ誤字脱字はなくしましょう。

□文字が汚い
履歴書はできるだけ丁寧に書きましょう。字が汚いと、面接官に「適当に仕事を進める人なのかな」という印象を与えてしまいます。

どうしても自分の字に自信がない場合は、一度下書きしてから書き始めるのもおすすめです。面倒くさがらずに、「落ちるよりはマシだ」と思って取り組みましょう。

□下書きのままの箇所・修正箇所がある
下書きのままの箇所が残っていると、「見直しをしない人」だと見なされてしまいます。下書きをした場合は、きっちりと綺麗に跡を消すようにしましょう。

また、厳しいようですが履歴書は基本的に「修正NG」です。不備を修正している→書き直す意欲がないと見なされ、落とされることも多くあります。本気で働きたいと思っているなら、間違えた時点で新しい履歴書に書き直すのが◎です。

□必須項目に記入がない
基本情報や志望理由、職歴や本院希望欄、趣味・特技など、履歴書に項目がある箇所は基本的にすべて埋めるようにしましょう。

何を書いていいのかわからない場合は、調べてきちんと記入しましょう。そのまま放置して空欄のまま提出するのはNGです。

□記入漏れがある・多い
記入漏れがある場合も、「見直しをきちんとできていない」と見なされ減点対象になります。当たり前ですが数が多い程印象も悪くなってしまいます。

面接時に気付いた場合は、すみやかに謝って答えるようにしましょう。素直に謝れば、それで落ちる確率は下がります。

□無職の期間が長い
無職の期間が長いと、「この期間は何をしていたんだろう」「遊んでいたのかな」「あまり働く気がない人なのかもしれない」と見なされがちです。

もし理由がある場合は、「勉強していました」「留学に行っていました」「家業を手伝っていました」など、前向きな理由を書き添えておくといいでしょう。

□職歴が多すぎる
職歴が多いと「飽きっぽい人なのかも」「すぐに辞めてしまうかもしれない」とマイナスに受け取られる可能性もあります。そういった場合は職歴をいくつかに絞って書きましょう。

例えば飲食店を志望する場合は、似たような業態の職歴や、長く働いたバイトの職歴を書くと落ちる確率が下がります。

□前職の勤務期間が短い、職場を転々としている
面接の際、面接官が知りたい内容のひとつに「なぜ前職を辞めたのか」という部分があります。職場とそりがあわず早く辞めてしまった場合も、仕方ない理由に変えて伝えましょう。

「家の用事で」などが望ましいです。職を転々としている場合も、できるだけいくつかに絞って書くのが望ましいです。

□明らかな誤情報(虚偽)の記載がある
はっきり言ってしまうと、嘘はバレます。職歴は、特に同じ業界にいる場合は少し経験を話せばそれが本当かどうかはわかってしまうもの。

また、学歴なども話しているうちに隠し通せなくなっていくものです。バイト先は学歴や職歴でその人を採用するわけではなく、一番大切なのは「人柄」。誠実にバイト先に向き合う姿勢が大切です。

□経歴や資格など、応募条件を満たしていない
年齢制限のある居酒屋などの飲食店アルバイトでは、そもそもの条件で採用できない場合があります。そういった時はきちんと履歴書を用意しても採用はできません。応募前にきちんと要項を確認しましょう。

【3】顔写真に問題がある場合

「面接で実際に会うし、顔写真は適当でいいでしょ」と考えている人、それは間違いです!

実は顔写真は履歴書の中でも特に厳しくチェックされる部分なんです。

□顔写真が貼られていない
そもそも顔写真を貼っていない履歴書は絶対NGです。面接官が後から確認する際にも困ることになるので、必ず貼るようにしましょう。

また、のりが剥がれてしまった時のために、面接当日はのりを持っていくようにしましょう。顔写真の裏に名前を書いておくのも大切です。

□顔写真が規定のサイズではない
履歴書に貼る顔写真のサイズは、「タテ40mm×ヨコ30mm」が一般的だとされています。顔写真が大きすぎたり小さすぎる場合も、「きちんとサイズをチェックできていなかった」と見なされ、減点対象になります。

きちんとルールを守って仕事ができるというアピールをするためにも、面倒くさくてもサイズはきちんと確認しましょう。

□顔写真の表情が暗い
顔写真が暗い場合、「暗い人なのかな」という印象を与えてしまいます。特に飲食店などの接客業では、明るさと笑顔が大切。カフェや居酒屋などを受ける場合も、働いている姿が想像できるような明るい笑顔を心掛けましょう。

□顔写真が本人と確認しづらい
最近では、スマホで撮った写真を証明写真のように見せるアプリもありますが、これはオススメできません。

きちんと前を向き、飲食店などで重要視されるので清潔感のある服装で、適切な照明の下で撮った証明写真を必ず使用しましょう。

□服装に清潔感がない
服装は白シャツなど、表情が明るく見え、清潔感のあるものにしましょう。飲食店などは清潔感が求められます。写真からそういった姿を見せることで、バイトで働いている姿を想像できるようにしましょう。

大切なのは「「採用したら、うちの店で活躍してもらえるかも」というイメージを与えることです。

面接担当から見て、自分の店で働いている想像ができたなら、落ちる確率は低いです。そのため、履歴書から決して手を抜かずに力を入れることが大切です。

履歴書の準備に手間をかけたくないという人は、履歴書不要の求人に応募することをオススメします。面接までスムーズに進めますよ。
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②身だしなみに問題がある(13項目)

②身だしなみに問題がある

バイト面接時の身だしなみで落ちる可能性を挙げてしまうポイントをご紹介します。

面接の場にふさわしい服装をしていくのは、社会人としての最低限のマナーです。相手の面接官は普段のあなたでなく、面接時のあなたで採用か不採用かを判断します。

服装のルールが守られていない場合、普段からだらしない人と見なされてしまうのです。特に飲食店バイトの際は要注意。

特にこんな身だしなみはNG!落ちることのないよう、面接前に確認しましょう。

□だらしがない服装
袖がのびている、汚れているなどのだらしがない服装はやめましょう。食べ物を扱う飲食店では、清潔感は厳しくチェックされます。

特に忘れがちなのが靴。履きつぶしていたり、ぼろぼろになっている靴はやめましょう。も清潔感のあるものならスニーカーでもOKです。

□カジュアルすぎるファッション
可能であれば、襟付きのシャツを選ぶときちんと感を出すことができます。サイズの合った服で、できれば白シャツにベージュか黒のパンツが無難です。

飲食店などバイト先で実際に働いている店員さんの服装を見て、近い格好で面接に臨むのもいいでしょう。

□露出度の高いファッション
露出度が高い恰好では、飲食店などお店の雰囲気にあわないと判断され、落とされることがあります。半ズボンはNG。必ず長ズボンで面接に行きましょう。

襟付きシャツを着ていく場合でも、ボタンはしっかりと一番上まで止めるようにしてください。

□髪型に清潔感がない
服装と同じくらい気を付けたいのが髪型。寝ぐせのままは絶対にダメ!必ずブローして、ワックスで整えてから行きましょう。

特に飲食店では、前髪は目にかからないように、かかる場合はヘアピンで止めるかワックスで固めることをおすすめします。実際、バイトに入って働けるような髪型で行くのが正解です。

□髪型が整っていない
「整った髪型」とは、表情がよく見える状態のことを言います。髪で顔を隠す、もしくは前髪が目にかかるのはよくないです。

きっちりと表情が見えるように髪型を整えましょう。顔がよく見えるようにすれば、顔色が明るくなり、印象もアップします。

□髪色が奇抜すぎる
実際に働けるような髪色で行くのが大切です。

奇抜な髪色だと、面接官に「お店の印象を落としてしまうんじゃないか」と不安を与えてしまい、落ちやすくなります。

清潔感が命の飲食店の場合は、特に意識して髪色を戻してから面接に臨みましょう。

□髪色が明るすぎる
髪色が奇抜な場合同様、いい印象は与えられません。落ちる確率を上げてしまいます。

どうしても面接日までに暗い色に髪を染められなかった場合は、「もうすぐ黒色にします」「〇日までには戻します」などと具体的に説明してください。しっかりと謝りつつ、あくまで一次的なものだという説明をするようにしましょう。

□派手で装飾感のあるネイル
ネイルも面接日までに落とすのがいいでしょう。

食品を扱うカフェや居酒屋などの飲食店では、特にネイルは雑菌の問題などから印象がよくありません。爪は短く切り揃え、清潔感を大切にしましょう。

□ピアス・イヤリングを付けている
ピアス、イヤリングは、異物混入などの観点から飲食店は特に注意しているポイント。落ちる確率が上がってしまうところです。

面接から付けてきている場合、危機管理がなっていないのかな?と思われてしまいます。ピアスもイヤリングも取った状態で面接に挑みましょう。服装・身だしなみだけではなく、面接を受ける態度も大切です。

□ノーメイク・すっぴん
メイクは、社会人としてのマナーです。

バイト中は、すっぴんでもOKな職場もありますが、面接時には必須。化粧をするのが面倒でも、面接では好印象を与えられるようなメイクをして臨みましょう。

□体臭や口臭、汗が気になる
社会人として最低限のマナーとして、ニオイにも気を付けるようにしましょう。

面接時間ギリギリになってしまい、走って汗だくでお店に行く…というのは汗や体臭の観点からも、時間管理の観点からも印象がよくありません。

また、できれば面接前には歯磨きをするようにしましょう。飲食店でも、その他の業種でも意識したいですね。

□無精ひげを生やしている
男子でオシャレでひげを生やしている人がいますが、綺麗に切り揃えられていない場合は不潔な印象を与えてしまいます。

また、ひげを生やしている人は、無意識に触ってしまうなど、あまり歓迎されない癖が出てしまうことも。できればひげは剃るか、短くきれいに切り揃えるようにしましょう。

□お店の雰囲気や働いているスタッフの感じと合わない
服装や雰囲気などは、募集内容だけではなかなかわからないもの。事前に働いているお店に行ってみて、スタッフやお店の雰囲気を確かめてから面接に臨むのがいいでしょう。

面接官に「なんだか雰囲気があわないかも」と思われると面接に受かるのは厳しくなります。

このように、飲食店のアルバイトは清潔感が重要。接客スタッフはお客様に好印象を与えること、調理スタッフは衛生面をきちんと守って勤務することが求められます。なので、面接時にそこを厳しく見られるのは仕方のないことです。逆に言えば、ここを克服できれば落ちる確率はぐっと下がるでしょう。

③言動に問題がある(20項目)

最後に、言動面でバイトの面接に落ちやすい人の特徴を上げます。
もしかしたら無意識に言ってしまっていることがあるかもしれません。自分の面接を振り返って落ちる原因を探ってみましょう。

□遅刻する(遅刻する場合、連絡がない)
初対面で遅刻は絶対にNG。できれば面接当日までに、お店までの道順と所要時間を確認しておきましょう。

また、電車の遅延などどうしようもない理由で遅れそうな時は、事前に電話でその旨を伝えてください。無断で遅刻してしまうのが一番だめです。

□敬語が使えない
飲食店の、特に接客では敬語が必要不可欠。面接で敬語を使えないと、接客でも使えないと見なされて落ちる確率がグンと上がります。敬語を使い慣れていない場合は、面接でよく聞かれる質問などをあらかじめチェックして練習しておきましょう。

□挨拶がない
挨拶は仕事の基本!一番大切な仕事だと考えているお店も多いです。

お店に入ったら「こんにちは!〇時から面接予定の〇〇です」と笑顔で挨拶しましょう。

始まる前には「今日はよろしくお願いします」、終了時には「ありがとうございました」と必ず伝えて下さい。飲食店などでは、一番最初にチェックされるポイントだと思ってください。

□笑顔がない
飲食店では、言葉遣いが大切ですが、笑顔の接客も求められます。笑顔でいれば、お客さんに「愛想がいいな」「気持ちい接客だな」と思ってもらえ、お店の評判も上がります。

面接官に「きちんと笑顔で働けます」という印象を持ってもらうためにも、笑顔は終始意識しましょう。

□目つきが悪い
もともと「目つきが悪い」と言われやすい人は、要注意。

落ちる原因になりかねません。緊張して人を睨んでいるように見えないよう、終始笑顔を心掛けましょう。

また、女子はアイラインを下向きに入れることで少しやわらかい雰囲気にすることができます。メイクにも気を配ってみて下さいね。

□度を超えた緊張をしている
緊張するのは仕方ないですが、あまりにもガチガチだと「ちゃんと働けるのかな?」とお店に不安を与えてしまいます。

あまり気負わず、緊張しやすい人はだめでもともとの精神で臨みましょう。深呼吸をしたり、肩を回すなど軽いストレッチをすると緊張が少しほぐれることがあります。ぜひ試してみて下さいね。

□声が小さい
飲食店などの接客業で「声が小さい」のは欠点と見なされてしまいます。面接時もはきはきと大きな声で話しましょう。最初に挨拶で大きな声を出してしまえば、後の面接も声が出しやすくなりますよ。

□挙動不審
そわそわしたり、キョロキョロしたりするのは落ち着きがないと判断されてマイナス要素になり、落ちる確率を上げてしまいます。

緊張していてもそわそわせず、しっかりと腰掛けることを意識しましょう。手は膝の上か、机の上に両手を重ねて置くと美しく見えます。

□目が合わない
面接の間は、面接官の目を見てしっかりと話すようにしましょう。誠実な印象を持ってもらえます。どうしても緊張してしまう場合は、相手の眉間あたりを見るようにするといいですよ。

□履歴書に記載された内容と発言の内容が一致しない
話していることと履歴書の内容が一致しない場合、違和感を持たれやすくなります。

そのため、面接の前には自分が何を書いたのか一度履歴書を読み返しましょう。もし間違えて書いていた場合は速やかに謝罪し、訂正するようにしましょう。

□否定的な発言やネガティブな質問が多い
「でも…」「自分なんか」「いや」など、自分や相手を否定するような言葉はできるだけ使わないようにしましょう。いい印象は持たれません。

マイナスの言葉がで出てしまった場合でも、「今はできませんが、近いうちにできるようになりたいと思っています」など、必ずプラスの言葉で終わらせるように心掛けましょう。

□やる気がない
そもそも、やる気がないのに無理に面接を受ける必要はありません。

面接官からしても時間の無駄になってしまうので、どうしてもやる気が出ない時は面接の予定をキャンセルさせてもらいましょう。

やる気がないように見えてしまって困っている場合は、笑顔や言動を振り返って、改めるようにしまよう。

□自信がない
最初から自信がある人はほぼいません。仕事に自信がなくても、やる気はあるという気持ちだけはきちんと面接官に伝えましょう。

落ちることはあまり気にせず、自分らしくいることを心掛けて下さい。背筋を伸ばすだけでも、印象が変わりますよ。

□姿勢が悪い(足を組むなど)
足を組んだり、貧乏ゆすりをするのは絶対にNG。無意識でやってしまうのが心配な人は、一度面接前に鏡などで自分の座り姿をチェックしてみましょう。意外なクセに気付きますよ。

□スマートフォンやタブレット端末を触っている
無断でスマートフォンやタブレット端末に触るのはやめましょう。面接中に通知が鳴らないよう、マナーモードか電源を切っておくのがおすすめです。

質問に答える際にどうしても必要な場合は、面接官に一言断って端末に触るようにしましょう。

□応募条件に合わない働き方を希望する
お店は、人手が足りていない時間帯に人が欲しくて募集をかけています。

つまり、それ以外の時間帯は人手が足りているのです。募集以外の時間帯で応募することは、きちんと要項を見ていないとされ、落ちるのでやめましょう。

□会話が成立しにくい
質問には、必ず裏に意図があります。

例えば、「部活はどんなポジションをやっているの?」という質問は、リーダー気質なのか、メンバーをバックアップする存在なのかなど、あなたの立場を尋ねている場合が多いです。

質問されたらこの様な裏の意図をきちんと考えてから答えるようにしましょう。きちんと聞かれたことに素直に答えれば大丈夫です。

□「いつでもシフト入ります」「なんでもやります」などの曖昧な発言
やる気をアピールするのはいいことですが、答えが曖昧だと相手は判断しきれません。

「いつでもシフト入れますが、特に土日にたくさん働きたいです」「どんな仕事でもやりますが、特に飲食店ならではの接客を早く覚えたいです」など特に伝えたい内容も一緒に伝えましょう。

□前職を辞めた理由が、人間関係などのネガティブな理由
前職を辞めた理由がネガティブなものだったとしても、そのまま伝えないようにしましょう。

「この店でも人間関係で問題を起こすんじゃないか」と不安を与えてしまうのを防ぐためです。「家の理由で」「勉強が忙しくなって」など他の理由を答えましょう。

□「質問は?」に対して「ありません」という回答
「質問は何もない」と言うと、「この店にそんなに興味がないのかな?」と思われてしまいます。これでは落ちる確率を自分で上げているようなもの。

「どんな年代のお客様が多いですか?」「お店としてこれから強化したいと思っている部分はどこですか?」など、質問をあらかじめ考えて置き、お店に積極的に関わる意思を見せましょう。

初対面の相手と面接をするので、緊張するのは仕方ありません。

多少の失敗やミスは問題ないので、気にしないようにしましょう。

しかし、緊張が度を超えてしまうと評価はおのずと下がります。特にに書類審査で評価が高い場合は、そのギャップでさらに落ちやすくなってしまうもの。

面接で聞かれる内容はおおよそ決まっています。事前にしっかり予習することで、緊張を和らげることが可能ですよ。

バイト面接に落ちる意外な理由6選

履歴書・身だしなみ・言動どれも問題ないのに、落ちるのはなぜ?

履歴書・身だしなみ・言動どれも問題なかったのに落ちることはあるのでしょうか。
「とくに問題はなかったのに、バイトの面接に落ちるなんてありえない」と思うかもしれないですが、以下の場合は、不採用になることがあります。

バイト面接に落ちる人の意外な理由を6つ紹介します。

①すでに充足してしまった。たまたまタイミングが合わなかった。

タイミングの差で受からなかったパターンです。バイトの募集は毎日たくさん応募が来る場合もあるので、こういう時は落ちるのも仕方ないと思いましょう。

②ほかに面接をした人が、より応募条件に適した人だった

お店としては、よりシフトの融通がきいたり、経験が豊富な人を取るのは自然なこと。運がなかったと思って気にしないようにしましょう。

③採用実績がない

高校生OKと応募していても、採用実績がなく、育成環境がないために落ちる場合があります。忙しい飲食店などでは教育体制が整っていないこともあります。これはお店側の責任で、責めたくもなりますがぐっと我慢しましょう。

④今まで短期間で辞めたスタッフと、またまた似たタイプだった

前までいたスタッフと似たタイプで、「どうせ同じ理由で辞められるだろう」とお店側で勝手にダ判断されて落ちる場合があります。

例えば「土日はシフトに入れると言っていたが、大学の試験が近くなれば結局土日で組めなかった」など。悔しいですが、縁がなかったと思いましょう。

⑤同じようなタイプのスタッフがない

主婦層ばかりの飲食店で、大学生がいない場合などが当てはまります。お店になじめるかわからないなどの理由で一方的に不採用になる場合です。

これもこちらではどうにもできない理由なので、考え過ぎないことが大切です。

⑥コロナ禍、災害など緊急事態が発生して状況が変わったため

飲食店などのお店側も毎日大変な状況です。残念な気持ちになりますが、気にしないようにしましょう。

これらが原因で落ちるのは仕方がありません。あなたは何も悪くありません。不可抗力だと思って、くよくよせずに次の求人に応募しましょう。大丈夫、条件があえば必ず受かりますよ。

バイトの面接に落ちる確率が高い人から卒業するには?

バイトの面接に落ちる確率が高い人から卒業するには?

バイトの面接に受かる近道は、今回ご紹介した問題を1つずつ解決していくことです。
受からない人から卒業するためのポイントを簡潔に紹介します。

①履歴書に問題がある

よい履歴書とは、ずばり「面接官の立場になった時に読みやすい履歴書」のこと。
主に以下の3点が重要です。

  • どの項目で何を言いたいのかがスッキリと整理されて分かりやすい
  • 空欄が少なく自分の言葉で書いてあるもの
  • 「自分で考える力があり、仕事を任せられそう!」という好印象を焼き付けられるもの

より詳しく知りたい方は、こちらを参考にしてみて下さいね。

②身だしなみに問題がある

□飲食店では、身だしなみに気を使うことが重要。

□注意したいのが、髪型・髪色・ピアス・メイク・服装など。

□好印象が正解&マナー。清潔感がないものはNG。

③言動に問題がある

先にも述べた通り、アルバイトの面接はおおよそ聞かれることが決まっています。

主に、以下の6つに絞ることができます。

  1. 志望動機
  2. 自己PR
  3. 勤務可能な時間
  4. アルバイト経験について
  5. 通勤手段
  6. 学業との両立

それぞれの答え方を考えておき、正しい言動を心掛けましょう。

▼面接でよく聞かれる質問&答え方 詳しく知りたい方は、こちらのコラムを参考にしてみてくださいね。

まとめ

まとめ

いかがでしたか。
今回は、「バイトの面接に落ちる確率が高い人に共通する3つの特徴とは?」をお伝えしました。

3つの特徴とは、

・履歴書
・身だしなみ
・言動

でした。それぞれに気を付けるべき点を、チェックポイントにしてまとめておきますね。
面接前に一度すべて確認することをおすすめします!

【1】履歴書に問題がある場合

□履歴書が規定のサイズではない

□使いまわした形跡がある

□誤字脱字がある

□文字が汚い

□下書きのままの箇所・修正箇所がある

□必須項目に記入がない

□記入漏れがある・多い

□無職の期間が長い

□職歴が多すぎる

□前職の勤務期間が短い、職場を転々としている

□明らかな誤情報(虚偽)の記載がある

□経歴や資格など、応募条件を満たしていない

□顔写真が貼られていない

□顔写真が規定のサイズではない

□顔写真の表情が暗い

□顔写真が本人と確認しづらい

□服装に清潔感がない

【2】身だしなみに問題がある場合

□だらしがない服装

□カジュアルすぎるファッション

□露出度の高いファッション

□髪型に清潔感がない

□髪型が整っていない

□髪色が奇抜すぎる

□髪色が明るすぎる

□派手で装飾感のあるネイル

□ピアス・イアリングを付けている

□ノーメイク・すっぴん

□体臭や口臭、汗が気になる

□無精ひげを生やしている

□お店の雰囲気や働いているスタッフの感じと合わない

【3】言動に問題がある場合

□遅刻する(遅刻する場合、連絡がない)

□敬語が使えない

□挨拶がない

□笑顔がない

□目つきが悪い

□度を超えた緊張をしている

□声が小さい

□挙動不審

□目が合わない

□履歴書に記載された内容と発言の内容が一致しない

□否定的な発言やネガティブな質問が多い

□やる気がない

□自信がない

□姿勢が悪い(足を組むなど)

□スマートフォンやタブレット端末を触っている

□応募条件に合わない働き方を希望する(土日は入れる人を募集しているのに、土日は入れないど)

□会話が成立しにくい(質問の意図を読み取って、回答できない)

□「いつでもシフト入ります」「なんでもやります」とやる気はあるようだが、曖昧な発言

□前職を辞めた理由が、人間関係などのネガティブな理由

□「質問は?」に対して「ありません」という回答

バイトの面接はつい緊張してしまうもの。

「落ちるかも…」という不安を減らすためにも。事前準備を万全にして、なるべく心に余裕を持って面接に臨めるようにしたいですね。

自分らしく働ける職場に出会えるよう、そして面接に受かるように応援しています!

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