食材にこだわるお店は知っておきたい!!兵庫県豊岡市の「コウノトリ育むお米」とは

食材にこだわるお店は知っておきたい!!兵庫県豊岡市の「コウノトリ育むお米」とは

近年、兵庫県豊岡市とJAたじまのブランド米「コウノトリ育むお米」に注目が集まっています。

イメージキャラクターに歌舞伎役者の片岡愛之助さんが起用されたり、海外でも販路が拡大(1)されたりと話題のお米です。

「コウノトリ育むお米」が注目される理由

知名度を上げるきったけは2003年頃、豊岡市で完全無農薬に成功させたことでした。

その名も「コウノトリ育む農法」。

この農法で作られた安全なお米は「コウノトリ育むお米」と呼ばれ、
豊岡市だけではなく全国的に生産ノウハウが実施されています。

脚光を浴びた理由は、リスクが高い農法を成功させたことです。

というのも農薬を使わずに稲作をすると、ほとんどの場合、
稲は病気や雑草、害虫の被害に合います。

しかし「コウノトリ育むお米」は、
ある工夫で最大のリスクを回避できるようになります。

ここがスゴイ!ミミズを育てる!?

ポイントは「ミミズを育てる」ことでした。
そのことで良質な土壌づくりに成功したのです。

この仕組みは至ってシンプル。

具体的には、

①ミミズが土の中で動いたり、フンをしたりする。
②雑草が生えにくく、稲作に最適なトロトロの土壌が完成する。

といったプロセスのみです。

ミミズが活動しやすいように、ちょっと変わった仕掛けをしています。
稲を刈り取った後の冬枯れ田に、大量の水を田圃に貯めたり、ミミズのエサとなる米ぬかを撒いたりしています。

ミミズが活動しやすいように

「コウノトリ育む農法」を実践している農地は、豊岡市で野生放鳥したコウノトリの餌場ともなっています。
生態系を崩さない、自然・環境にも優しい米づくりなのです。

農薬を使わないことのリスク

今回紹介した農法は、人にも地球にも安心・安全です。
一方で必ずしも害虫や病気の被害がないとは言い切れません。

農薬を使った方が、便利で確実です。コストや手間もかかりません。
しかし、このようなリスクを背負ってでも、安心で安全なものを届けたいという生産者の方々の想いが、
「コウノトリ育むお米」づくりの裏側にはあります。

この想いを、食材を選ぶ飲食店・食べる消費者がきちんと受け止めていくことが大切ではないでしょうか。
今回の記事を食材選びやメニュー開発の参考にしていただければ幸いです。
食材にこだわるお店は知っておきたい!!兵庫県豊岡市の「コウノトリ育むお米」とは

<参考文献・サイト一覧>

(1)コウノトリ米がNYデビュー 特別メニューで提供❘神戸新聞NEXT

PAGE TOP