「アメトーーク!」から学ぶ、人材によって売上を倍増させる方法③

「アメトーーク!」から学ぶ、人材によって売上を倍増させる方法③

人材の力で売上をアップさせる方法についてコラムを、シリーズ(全3回)でお届けしています。

最初のコラムでは、人材を活かす方法として「奈良の鹿」言葉を紹介しました。「あなた”なら”」任せられる」「君に”しか”出来ない」という言葉を使うことで、従業員が役割を果たせることを解説。

続いてのコラムでは、具体的な役割を考えるために人気番組「アメトーーク!」(http://www.tv-asahi.co.jp/ametalk/)を取り上げました。

「読書芸人」や「立ち食いそば芸人」といった「〇〇芸人」という、キャラを持つことが現代の芸人に求められていることを明かしました。

最後に示唆したのは、「〇〇芸人」こそ「奈良の鹿」として、つまり求められる人材として活躍出来ることです。

今回は、これを飲食店経営に置き換えて考えてみます。

「アメトーーク!」から学んだことを実践する方法

スタッフのやる気がなかったり、能力が発揮しきれていない場合、それぞれの果たすべき役割を見出せていないのではないでしょうか。

とは言え、芸人のように個性的な趣味や特技を持っているスタッフは、決して多くありません。また仕事に活かせる能力や知識、スキルかは個人差があります。

しかし「〇〇芸人」のように「〇〇スタッフ」として、または「くくり」で考えてみれば、それぞれのキャラがわかりやすくなります。また「奈良の鹿」を使いやすくなります。

キャラや「くくり」

例えば、以下のようなキャラや「くくり」が挙げられます。
・出身地
・役職
・キャリア・在職期間
・ルックス(男前や美人、笑顔の良さ、清潔感など)
・ファッション(お洒落、服好きなど)
・性格(几帳面や真面目、プラス思考、お喋り好き、聞き上手など)
・強み(記憶力の良さ・臨機応変能力・危機管理能力・提案力・コミュニケーション力など)
・料理スキル(下準備・味つけ・盛り付け・片付けなど)
・趣味(音楽、スポーツ、アニメ、車など)

など、本人が自負していることもあれば、周りから見てわかることもあります。圧倒的にわかりやすい役割であれば、問題ありません。

例えば、関東煮・たこ甘露煮で有名な「たこ梅」では、スタッフの名札・バッジ・自己紹介シートを作成しています。

【名札・バッジ】
【自己紹介シート】

趣味や好きなもの、モットー、出身地、家族構成といった「くくり」を、文字・イラストで表現。

「「魂」の箸さばき」や「趣味は「旅行・ドライブ」(ゴールド免許!大型免許!)」
というキーワードに、つい視線が引き寄せられます。

「〇〇スタッフ」というキャラを、わかりやすく確立させています。

このように「くくり」を見出すことが出来れば、各スタッフにしか出来ない仕事や接客を任せやすくなるでしょう。次に行うことは、「奈良の鹿」言葉の実践です。

例えば、「空いた皿をタイミングよく下げられるのは、君しかいない」「君なら、この難しい味つけを上手く出来るよ」といったことを、言えるようになります。

筆者の友人に、京都・祇園にある高級クラブで働く女性がいます。常勤スタッフではありませんが、ある有名企業の経営者が来店する際は、必ず彼女が呼ばれるそうです。

彼女しか接客が出来ない相手だということで、お店が出勤することを強く要請します。

どんな接客をしているか聞きましたが、決して物怖じしないことと、楽しく満面の笑みを大切にしていると語ってくれました。

現場を見ていないのでわかりませんが、ほかのスタッフにはない群を抜いたものを発揮しているのかもしれません。

最後に

「アメトーーク!」から学んだことを実践する方法

今回紹介したような役割は、誰でも必ず持っています。経営者の仕事はそれを見出して、役割を任せることです。

なぜなら初回のコラムでも述べたように、人材を活かしきることが、売上アップへの近道だからです。

また従業員の役割、または「くくり」を活かすことで、店舗の魅力も増していくことでしょう。

例えば大阪市住吉区にある「鹿児島酒場さぶろく」(https://www.eparkgourmet.com/detail/EG00542282)のスタッフは、すべて鹿児島県出身という「くくり」があります。

もちろん鹿児島グルメを出して、会話も鹿児島弁、店内も鹿児島一色です。訪れるお客様も多くが鹿児島県出身。

スタッフ・お店ともに役割や個性がはっきりとしており、「鹿児島酒場さぶろく」なら愉しめること、「鹿児島酒場さぶろく」でしか味わえない体験が明確です。

今回のコラムを参考にしながら、人材を活かした売上アップ術を実践してみてはいかがでしょうか。

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