【飲食店バイト】面接で聞かれる7大質問|平凡な回答から卒業する例文付き

飲食バイト】面接でよく聞かれる6つの質問内容とは(回答例つき)

飲食店バイトの面接で、よく聞かれる質問内容をまとめてみました。ほとんどの場合、質問は決まった内容です。準備さえして臨めば、受け答えで失敗する心配はありません。

しかし、「所詮はバイト」と気を抜いていれば、ゆるい飲食店バイトの面接でも落ちます。そこで今回は、よく聞かれる質問を、以下の7つにまとめてみました。

  1. 志望動機
  2. 自己PR
  3. 勤務可能な時間
  4. アルバイト経験
  5. 通勤手段
  6. 学業との両立
  7. 逆質問

初めてのバイト面接であれば、なにを聞かれるのか不安なものです。雰囲気に飲まれて、うまく話すことができないかもしれません。ですが、あらかじめ答えを用意しておけば安心できます。回答例を紹介するので、ご活用ください。もしもの時にそなえて、答えづらい質問についてもピックアップしています。

高校生・大学生のバイト面接をテーマにしていますが、主婦さんのパートや正社員の面接にも使えるノウハウも紹介しています。ぜひ面接当日までにご確認くださいね。

また面接の準備には、持ち物や身だしなみも大切です。履歴書不要でも用意しておきたい持ち物や、高校生は服装をどうすべきか、ピアスは外すべきかなどは、こちらで詳しく説明しています。

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●目次

●飲食店バイトの面接でよく聞かれる7大質問

飲食店バイトの面接でよく聞かれる質問とは

飲食店バイトの面接って、緊張しますよね・・・。

「どんな内容を聞かれるのだろう」
「難しい質問をされたら困るなぁ」

こういった不安は誰にでもあるものです。とくには初バイトで最初の面接はあるあるですね。
だからこそバイトの面接に受かるために、理解しておきたいことがあります。

それは面接は、
”応募者が、このお店で働のくに相応しい人物かどうか”
をチェックする場ということです。

言い換えれば、「質問はこのチェックをするための内容がメインになる」ということ。それ以外の内容を、ほとんど聞かれることはありません。

だからこそ面接担当者(多くの場合は店長)からの質問に対しては、はっきりと答えることが重要になってきます。マイナスの印象を与えるような回答は、絶対にNGです。とくに以下の2つは避けてください。

●あいまいな返答
●嘘の回答

どちらも落ちる可能性が高くなります。バイトの面接で落ちる原因は、これだけではありません。例えば、お店の入り方から注意がいります。どこから入るのか、わからずに焦る方は少なくありません。最低限のマナーはこちらです。

●5~10分前には、お店・面接場所に到着しておく。
●お店に入る前には上着を脱ぐ。身だしなみチェックする。
●入り口から入って、お客様が会計したり並んだりしている場合は待つ。(落ち着いてから声をかける)

これらできない人は、初めから良い印象を与えられません。ほかにもイメージを悪くする言動など、落ちる人の共通点をまとめたので、参考にしてください。

➽面接で落ちる人の共通点とは?(受かるコツも紹介)」

また髪型やピアス、メイク、ネイルなども面接の結果に影響します。清潔感を軸に、当日のスタイリングを選びましょう。面接対策ができるノウハウをまとめたので、気になる記事をチェックしてください。

飲食店のバイト面接でよく聞かれる7大質問は、以下の通りです。

  1. 志望動機
  2. 自己PR
  3. 勤務可能な時間
  4. アルバイト経験
  5. 通勤手段
  6. 学業との両立逆質問

面接の流れも、前後はありますが、この番号順におおよそ進んでいきます。それでは項目ごとに見て行きましょう。具体的な質問例と合わせて紹介します。

具体的な質問例

①志望動機

<質問内容>
・このお店を選んだ理由は何ですか?
・バイトをしようと思ったきっかけは何ですか?

<回答・解説>
面接で真っ先に聞かれることが多く、どのバイト先でも必ず聞かれる質問です。

「家が近かったから」や「何となく」といった返答では評価されませんし、働きたい動機して明確ではありません。

「こちらのレストランで母親の誕生日祝いをさせて頂きました。その時頂いた○○という料理がすごく美味しくて、家族の良い思い出になっています。そんなサービスを提供できるように自分もなりたいと想い、キッチンの求人に応募させて頂きました」というふうに、具体的な返答をするのがベストです。

行ったことがない飲食店はもちろん、人気のお店にどうすれば受かるのか、志望動機を考えるのは難しいですよね。こちらの記事を参考に作ってみてくださいね。

②自己PR

<質問内容>
・あなたの長所と短所を教えてください。
・自己紹介を1分程度でしてください。

<回答・解説>
あらかじめ自己分析をして、自分の長所・短所をよく考えておきましょう。短所であればそれの対策法を、長所であればそれをさらに活かす方法についてまで考えておけばこの質問への対策はばっちりです。

回答例を挙げておきます。「私の長所は、集中力があることです。しかし1つのことに専念すると、周りが見えにくくなることがあります。これが短所です。1つの作業をする時は、時間を設定しています。しかし、それ以外の時間は、ほかの対応もできるように工夫をしています。長所を活かしながらメリハリのある行動をしたいと考えています」。ここにエピソードを盛り込むとさらによいでしょう。

「陸上部に入っているのですが、毎朝自主練をしています。時間を忘れて、トレーニングで追い込んでしますので、60分までと決めています。集中しすぎる短所をカバーするために、いつも小さなメモ帳を持ち歩いています。メモをとることで、周りの状況や相手のことを落ち着いて考えられるようになります」といった具合に、自分のことをアピールしてみてください。

自分の長所・短所がわからない、アピールポイントがないという方はこちらの記事で自己分析をしてみましょう!

③勤務可能な時間

<質問内容>
・週にどのくらい働けますか?働くとしたら何曜日ですか?
・何時から何時まで働けますか?

<回答・解説>
これも確実に聞かれる質問です。お店側は人手が欲しいからこそバイトを募集しています。そのため、この質問に答えられない、もしくは曖昧な返答をする面接者は確実にマイナスイメージを持たれるので注意して下さい。

「土日を中心に、週3~4日、働くことができます。10時~14時を希望します。」と答えれば、これがたたき台になります。面接官から「じゃあ、祝日の都合はどうですか?」「ランチの片付けもあって、14時30分まではいて欲しいのですが、難しいですか?」という会話に展開します。

どうしてもシフト日に入れない日は、理由も合わせて伝えると丁寧です。「水曜日だけは出勤ができません。なぜかと言うと18時まで授業があり、その後すぐにサークル(クラブ)活動の予定があります。学業とバイトをうまく両立したいと考えているので、何卒よろしくお願いいたします」。

④アルバイト経験について

質問内容④アルバイト経験について

<質問内容>
・前のアルバイト先を辞めた理由は何ですか?
・今までに飲食店でのバイト経験はありますか?

<回答・解説>
過去に、他のアルバイト経験がある人であれば高確率で聞かれます。「きつかった」や「人間関係が上手くいかなかった」というネガティブな理由ではなく、スキルアップやこのお店でしか得られない経験がしたいといったポジティブな理由を答えるようにしましょう。

割烹料理のキッチン求人に応募したい場合、「以前は創作料理のお店でした。そちらで和食にとても興味を持ちました。基本的なことは身につけれましたが、和食について、より本格的に学べて、専念できるお店で働きたくて退職をしました」といった回答であれば、伝わるでしょう。

⑤通勤手段

<質問内容>
・このお店までの通勤手段は何ですか?
・家、学校からはどのくらいかかりますか?

<回答・解説>
これもほぼ確実に聞かれる質問です。通勤手段と合わせて、自分の家・学校(大学や高校)から、どのくらい時間がかかるかを具体的に返答しましょう。

現在大学生・高校生で、授業が終わってからバイトに通うのであれば「大学(もしくは高校)から40分ほどです。○○電鉄を利用していて、徒歩も入れた時間です」という回答をします。

⑥学業との両立

<質問内容>
・授業が延びてバイトに遅れるといったような事はありそうですか?
・夏休みや春休みは、通常よりもシフトに多くは入れますか?

<回答・解説>
高校生・大学生に対しての質問です。学生である以上、学業を疎かにするわけにはいきませんから、ここは自分の学力と相談して正直に答えましょう。バイトを優先させて赤点をとった、単位を落としたということになれば、後々一番困るのは自分ですからね。

わかっている範囲で具体的に答えます。「普段の授業ではありません。しかし木曜日はゼミがあり、発表会の前には遅れる可能性があります。毎年、10月~12月くらいにあります。また夏休み期間は、ゼミがないので、木曜日もシフトに入ることが可能です」。

⑦逆質問

<質問内容>
・これで面接は終わりですが、逆に質問しておきたいことはありますか?
・お店や仕事のことで、なにか不明点や気になることはありますか?

<回答・解説>
そもそも逆質問はした方がいいのでしょうか。それとも、しなくても問題ないのでしょうか。答えは、バイトへの積極性をアピールできる質問ならすべきです。一方で、ネガティブな印象を与える質問は、不採用につながるので控えましょう。

良い質問は、バイトをする前提でその飲食店に関する内容を聞きます。

「事前に学んでおいた方がいいことはありますか?ホールでのバイトをするのが初めてなのですが、できるだけ早く仕事を覚えたいと考えています」など。

一方で、給与やシフトのことだけを聞いたり、自信のないことばかりを聞いたりするのはオススメしません。「時給○○○円アップするのは、どんな条件が必要ですか?実際に、アップした人はいますか?」や、「こちらのお仕事は忙しいと聞きましたが、バイトが初めてで出来るか不安です。仕事は簡単ですか?」「接客が得意ではありません。お客様から怒られることはないですか?」など。

皆さんなら、こういった質問はされないと思いますが、マイナス評価を受けるだけなので注意しておきたいですね。また質問がないなら、しなくても構いません。ただし、「大丈夫です」という答え方ではなく、質問がないことを通して、自分の意見をしっかりと伝えましょう。

「質問はありません。ご説明がわかりやすく、丁寧に教えていただけたので、十分に理解できました。本日はありがとうございました」と、お礼をすると印象が良くなります。

逆質問の攻略法を、より具体的にまとめているので、チェックしてみてください!

➽バイト面接でズレた「逆質問」はしないで!面接官の心をつかむ回答ワザ

●答えづらい質問&回答集

答えづらい質問内容と回答例

バイト面接の中には「え、こんなことも聞くかれるの?」「正直に答えると落とされるかもしれない…」といった、ちょっと厄介な質問もあります。

そんな質問に右往左往しないためにも、ここでは答えづらい質問の内容と回答例についてご紹介します。

①Q:バイトをするにあたって、このお店でなければならないという理由はありますか?
A:以前こちらのお店に来店した際、店員さんの接客が大変丁寧で感動しました。自分も同じような接客ができるようになりたいと思ったので、志望させて頂きしました。

②Q:週に〇日の勤務を希望していますが、もっと多く働くことはできますか?
A:希望した通り、週に〇日でお願いします。ですが、土曜日の午後は空いていることが多いので、人手が足らない場合は入ります。

③Q:テスト期間中でも働けますか?
A:テスト1週間前は休みを頂きたいです。ただし、自分の代わりに入れそうな人がいないか他のスタッフと相談しておきます。

④Q:自分のどんなところが、ここのバイトで活かせそうですか?
A:自分の長所は気配りができる点です。なので、困っているお客さんや仕事を手伝って欲しそうなスタッフがいれば、すぐに気付いて行動できます。

⑤Q:希望と違う業務・職種でもこなせますか?(キッチン希望だがホールでも働けるか、といった質問)
A:できます。ですが、いずれは希望した業務の方に携わりたいと考えています。

●バイト面接で、自分をしっかりアピールするために

飲食店のバイト面接で、よく聞かれる質問内容を紹介しました。バイト面接を予定している人は、どの質問がきても答えられるよう、自分なりの答えを用意しておきましょう。こういった段取りで、結果が変わるので、何度も目を通してみてくださいね。

また困った質問をされた時は、
”正直に”かつ”前向きな”返答
を心がけてください。

落とされまいと無理な返答をしてしまうと、後から自分の首を絞める事態に陥ってしまいます。

できないことはできないと、あらかじめはっきりさせておきましょう。また、ただ断るのではなく「これはできませんが、これはできます」という代替案を出すと好印象を与えられます。ピンチをチャンスに変え、上手にバイトデビューを果たしましょう。

また初めてのバイトで、人気飲食店に応募をしても受からないことがあります。それでも気にする必要はありません。なぜなら、「即戦力」「経験者」を求めているケースが多いからです。

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